退職理由は嘘で良い。スマートな嘘のつき方とテンプレな退職理由を解説

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どうも、たくろーです。

以前はアパレル業界でエリアマネージャーの仕事を、今はメディアの編集長の仕事をしていて、それなりのマネジメント歴があります。部下の「退職」の場面にも、多く立ち会ってきました。

今回はそんな経験から「円満かつスムーズに辞めたいなら、退職理由には嘘も交える必要があるよ」というテーマでお話します。

「給料低いから」とか「やる気がなくなってきたから」なんて本心をそのまま退職理由として話してしまうと、だいたい面倒なことになります。

スマートに嘘ついて辞めましょう。

たくろー
上司からするとぶっちゃけ「あ、嘘ついてるな」ってわかることも多いんですけど、その「大人な嘘」が必要な場面もあるということですね。

というわけで、退職理由で嘘をつく必要性やスマートな嘘のつき方、嘘だとバレにくいテンプレな退職理由まで解説していきます。

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\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

退職理由で嘘をつくことは、お互いのためになる

退職理由で嘘をつくことは、お互いのためになる

退職理由でスマートな嘘をつくのは、ある意味では処世術の一つです。

むしろ「嫌いな人がいるから」とか「働くモチベーションがなくなってきたから」なんて本心から退職理由を話してしまうと、場合により会社と揉めたり、あるいは過度な引き止めにあったりします。

そうなると面倒なだけですので、ある意味大人になって「必要な嘘」をつくのが、お互いのためになりますよ。

少なくともネガティブな理由で退職するなら嘘をつこう

もちろん全部が全部嘘をつく必要もありません。

嘘をつくべきは「ネガティブな理由」で退職するときです。(大体の人がそうだと思いますが……)

例えば、

  • 給料が低い
  • ノルマがキツい
  • 人間関係がつらい
  • やりたい仕事じゃない
  • 出世できなさそうで先がない
  • 出世したとしても先がない

こんな感じのネガティブな理由で退職するなら、嘘つきましょう。

仮に「給料が低いから辞める」とか「どうしても人間関係が嫌だ」なんてネガティブかつ本心から退職理由を話してしまうと、確実に面倒なことになります。

  • 「そんなことで辞めてたら今後どこでも通用しないぞ」という謎理論の説教が始まる
  • 「ではそれを解消するから」と、過度な引き止めが始める
  • なんとなく周りに伝わって退職日までの居心地がとても悪くなる

お互いにとって、全くメリットがありません。

退職理由にはスマートに嘘をつき、綺麗で誰も傷つかない理由を考えましょう。

スマートな「嘘の退職理由」を考えるコツ

スマートな「嘘の退職理由」を考えるコツ

それでは実際に嘘の退職理由を考えていきましょう。

一言でいえば「誰も嫌な気持ちにならない(傷つかない)退職理由」がベストです。

というわけで、スマートに辞められる「嘘の退職理由」を考えていきましょう。

ポジティブな退職理由にする

第一に、退職理由はポジティブな内容にしましょう。

退職理由に「ネガティブさ」が入ると、どうしても「会社側が直すべき改善点」を伝えることになります。

辞める会社にそんなこと教えてあげる必要ありませんし「それは改善するから、残ってくれない?」と引き止めに合う可能性が跳ね上がってしまいます。

なのでまずは、ポジティブな退職理由にすることを心がけましょう。

会社側にとってどうしようもない退職理由にする

次に「その会社にとってどうにもできない退職理由」であると、よりベターです。

例えば「結婚して引っ越す」という理由でも、全国企業なら「あ、そこ支店あるから異動しない?」みたいな引き止めが入ったりします。

あるいは「金銭面がネックで」という話なら「じゃあいくらあればいいんだ」みたいな展開になり、めんどくさい泥試合が始まることだってあります。

なので基本的には「その会社に部署のない仕事がやりたい」「しばらく働けない」といった、その会社が対応できない退職理由にしましょう。

嘘でも「本当は残りたい」という意向も交える

あとは、やはり残された方の心象も大切です。

「本当は残りたいけど、仕方なく辞める」という方向性の退職理由であれば、会社としても嫌な気はしません。

あるいはその上司に狙いを定めるのもアリです。

たくろー
例えば僕は、退職する部下から「この会社ではちょっとやりたいことできないけど、先輩が独立するなら付いていきたい」みたいなことを言われ、まんまと気持ち良くなったことがあります。

こんな感じで「会社を辞めたいわけじゃない」「本当は一緒に働きたい」みたいなことを嘘でも伝えると、割とスムーズに話が進みますよ。

嘘がバレにくい退職理由のテンプレ・具体例

嘘がバレにくい退職理由のテンプレ・具体例

それでは、具体的な「嘘の退職理由」をお伝えしていきます。自分の状況に合わせてアレンジして使ってみてください。

やりたい仕事にチャレンジしたい

「実はこんなことがやりたくて、どうしてもチャレンジしたいんです!!」という方向性の退職理由は、そこはかとなく前向きで、誰も嫌な気がしません。

しかしそれが今の会社に部署が存在するような仕事だと「じゃあ部署異動はどうだ?」となってしまいますので、今の会社ではできない仕事にしましょう。

とはいえ「いや、お前この仕事やりたいって言ってたやん」と思われると面倒ですので、これまでの言動とズレが出ないように、うまいことアレンジしてみて下さい。

親戚の会社を手伝うことになった

「親戚の会社で働くことになった」も鉄板の退職理由です。

僕がアパレル業界で働いていた頃にも部下からよく聞いた退職理由ですが、あんまり深い事情まで聞きにくいこともあって引き止めにくいんですよね。

とはいえあまりに嘘になりすぎると面倒ですので、実際に転職先が決まったときにスパイスとして付け足しましょう。

同棲することになり、家事に専念する

「結婚するから退職します」はめちゃくちゃ鉄板ですが、全く結婚する予定がないところで嘘をつくのは流石に厳しいかなと思います。

しかし「同棲」なら、そこまで大袈裟な話にならずに辞められます。

「同棲することになり、彼氏や向こうの親の意向で家事に専念することにした」みたいな話にすれば、引き止めにくいしスマートに辞められるでしょう。

その職場のオフィスがない場所に「引っ越すことになった」みたいな内容とコンボにするとより完璧ですので、上手にアレンジしてみて下さい。

退職理由は、結局ほぼ全員嘘をつく事になる

退職理由では、大なり小なり嘘をつくことになると思います。会社に100%満足してたら辞める必要ありませんからね。

正直に「あんたのパワハラが嫌だった」みたいなことを辞めるタイミングで伝えたところで何にもなりませんし、ただただ辞めるまで気まずくなるだけです。

ある意味「大人の対応」として嘘をつき、スマートに退職しましょう。

では、理想の退職を実現して下さい。

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関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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