どうも、たくろーです。
今回は「新卒でアパレルに入ったけど、もう辞めたい」という状況についてお話します。
僕は過去にアパレル業界で8年ほど働き、店長やエリアマネージャー、人事の仕事などをしていました。人事のときは新卒採用にも関わって、説明会とかにも顔を出していたので、なかなか馴染みのあるテーマですね。
今回は「新卒で入ったけどアパレルを辞めたい」と思ったときに実際どうすればいいのか、その考え方や解決方法について解説していきたいと思います。
アパレルを辞めたい新卒が考えるべき4つのこと

新卒で入社したアパレルの仕事を辞めたいと思ったとき、考えるべきことは大きく4つあります。
- 辞めたい原因は何か
- 辞めたい原因が改善する見込みや将来性はないのか
- 次の仕事はどうするのか
- いつ辞めるのか
それぞれ記事内で詳しく解説していきますが、まずは「結局この4つを考えればいいんだよ」という全体像を知っておいてください。
1. 辞めたい原因は何か
まずはアパレルを辞めたい原因を「言語化」できるように考えましょう。
ここがはっきりしていなければ、それが改善できることなのかどうかすらわかりません。それがもし仕事選びで避けられることなら、次の仕事を探すときの判断基準にもなります。
特に新卒なら、辞めるときにかなり引き止められることが予想されます。退職の申請をするときにも必ず聞かれますから、まずは辞めたい原因を箇条書きにするなどして考えてみて下さい。
2. 辞めたい原因が改善する見込みや将来性はないのか
次に、その「辞めたい原因」が改善できるものではないのか検討しましょう。
自分の気持ち一つで解決できることもあれば、よくよく調べて納得できること、あるいは店長や上司に相談すれば解決できることなど様々です。
特に新卒の場合は、今の状況だけを見るのではなく、将来的に改善されていく見込みなども考えて判断することをおすすめします。
3. 次の仕事はどうするのか
なかなか辞めたい原因が改善できず、辞めたい気持ちが収まらない場合、次の仕事をどうするのか考えましょう。
アパレルの中にも色々なジャンルがありますし、働く施設でもまったく雰囲気が変わってきます。第二新卒としてまったく別の仕事にチャレンジするのも良いかもしれません。
広い視野で検討していきましょう。
4. いつ辞めるのか
最終的に辞めることになった場合、いつ頃辞めたいのか考えましょう。
それが100%通るかどうかは状況にもよりますが、まずは自分なりに「この日までには辞めたい」といった基準を持っておくことが大切です。
それを店長や上司に伝えて相談して、最終的な退職日を決めて辞めることになります。
新卒がアパレルを辞めたくなる理由

ここでは、新卒がアパレルを辞めたくなる主な理由をご紹介していきます。
思った仕事内容と違った
やはり最も多いのが「こんな仕事だと思っていなかった」という理由です。
接客はもっと楽しいものだとイメージしていたとか、バイトと違って勤務時間が長くてしんどいとか、意外と書類仕事が多いとか、色々とありますね。
人事部と現場で意見が違うことも多く「聞いてた話と全然違う」みたいなことになってしまうのもあるあるです。
希望の部署に配属されなかった
希望の部署に配属されなかった場合も、辞めたくなるケースが多い状況です。
思ったブランドに配属されなかったくらいならまだしも、例えばパタンナーやデストリビューターなどを希望していたのに店頭スタッフに配属されてしまった……というケースだともう逃げ出したくなりますよね。
先輩や上司がクズばかりだった
アパレルあるあるに「先輩が思いのほかクズばかり」というところがあります。もしかすると、お客さんに変な人が多かったりする場合もあるかもしれません。
この場合も、もちろん辞めたくなりますよね。
個人的にも、接客業が長くなればなるほど性格は悪くなっていくと感じてますので、先輩に変な人が多いのも仕方ないのかもしれません。

冷静に考えたら給料が安すぎる
入社するときは「まあなんとかなるかな」と思っていても、実際に入って給与明細を見たときに「失敗した」と感じる人が多いのも、アパレルによくあることです。
特に新卒だとかなり給料が低くて、額面で20万円を切る場合も多々あります。
そこから社販で引かれて、学生バイトをしていた頃は引かれていなかった保険料がたくさん引かれて、手元に残るのが13万円ほど。そこから家賃を払って……となると大変です。

会社によっては後々改善されてくる可能性がありますが、この給料の低さも辞めたくなる理由です。
新卒がアパレルを辞めたい原因の解決方法

辞めたいと感じる原因をはっきりさせた後は、実際にどう解決していくか考えましょう。
解決できるか検討した上で、どうしようもなければ辞めれば良いのです。まずはチャレンジですね。
将来的に改善されないか考える
まずは今辞めたいと感じている原因が、将来的に改善されるものではないのか、冷静に考えてみましょう。
例えば給料の安さが原因の場合。会社によっては役職ごとにベースの給料が決まっていることも多いので「3年働いて店長になれば月給30万円になる」みたいなことがわかっているなら、頑張ってみてもいいのかもしれません。
今から仕事を変えたところで、いきなりガッツリ稼げる仕事に就くのは難しいですからね。
それが今の会社で働いていて改善されるものではなくのか、加えて改善されるまで我慢できるのか、冷静に考えてみましょう。
店長や先輩に率直に相談する
「このままじゃ改善されないな」と思ったなら、店長や先輩に相談しましょう。
あくまで相談ベースなら近しい先輩でもいいと思いますし、そこそこ踏み込んだ真面目な内容なら店長などの責任者に話すことをおすすめします。
相談して解決できそうなことは、例えば「仕事内容」ですね。「もっと接客したい」なのか「もっとこういう仕事を覚えたい」なのか、そんなことは相談すると解決できるかもしれません。
場合によっては「なぜその仕事を任せられているのか」という理由を聞けば納得できることもありますし、まずは相談してみるのも大切です。
店長でラチがあかなければエリアマネージャーに相談する
もし店長に相談して何も変わらなかったり、真面目に話を聞いてもらえなかったりするなら、もう一つ上の責任者であるエリアマネージャーやスーパーバイザーなどに相談しましょう。
「店長」って聞くと新卒スタッフからするとちょっと凄そうに見えますが、ある程度働いてれば割と誰でも任せられる役職ですので、残念ながらゴミのように仕事ができない人間も多いのです。
話が通じないなら、そのもう一つ上の上司に相談してみて下さい。
どうしても改善されないなら辞める
色々な人に相談したり、よくよく考えてみたりしても「これは改善されないな」と感じたなら、辞める準備を始めましょう。
辞めるまでには、その仕事の中で身につけられることをできるだけ学び、次の仕事をしっかり見据えて過ごすことをおすすめします。
行き当たりばったりで辞めるのではなく、あくまで「次」に見栄を向けて行動していきましょう。
アパレルを辞めた新卒が次の仕事を見つけるコツ

アパレルを辞めようと決意したときに、ではどんな基準で次の仕事を選べば良いのでしょうか。
ここでは「新卒でアパレルに入って辞める人が、次の仕事を見つけるコツ」という観点で、3つの選択肢をご紹介します。
別のアパレル企業を検討する
まずは、別のアパレル企業が候補にあがります。
「働いてみたことで、かえってやりたいことがはっきりしたので、思い切って早いうちに転職しようと思った」という具合に志望動機も考えやすいですし、ある程度は経験も活かせます。
もし「こんなブランドの方がいい」とか「やっぱりこんな商品を取り扱ってみたい」といったはっきりした動機があるなら、ぜひ別のアパレル企業を検討してみましょう。
まったく別の仕事へ第二新卒でチャレンジする
アパレル自体に嫌気がさしてしまったなら、早いうちに別の仕事にチャレンジするのも手です。
新卒で入って数年以内、具体的には25歳くらいまでなら「第二新卒」として受け入れてくれる企業も多いので、さっさと辞めたほうが次にチャレンジしやすいメリットはありますね。
「接客業合わないな」と思ったなら、事務とかITとか、あるいはもっと別の客商売にチャレンジしてみるのは良い手段です。

一旦スクールなどに通って手に職をつける
あるいは何かやりたいことが見つかったなら、手に職をつけるために一旦スクールなどに通い直すのも良いかもしれません。
僕は30代も中盤になってからIT業界に転職しましたが、やりたいことがあるなら若い方が良いに決まってます。
新卒ならまだまだいくらでもチャレンジできますので、例えばプログラミングスクールとか、Webマーケティングスクールとか、就職まで面倒を見てくれるところに通ってみるのはおすすめですよ。
新卒がアパレルを辞める手順

色々と検討して「よし辞めよう」と決意したなら、以下の手順で退職手続きを進めましょう。
次の仕事を検討する
まずは次の仕事を検討します。
別の会社への転職を考えるなら、できれば在職中に転職活動をするのがベターです。次の仕事が決まったら、割と安心して辞められますからね。
もちろんスクールに通うなら辞めてからの方が良いかもしれませんし、辞めてから次の仕事を探しても良いのですが、辞める前に「次はどんな仕事をするのか」と目星くらいはつけておきましょう。
辞める時期を考える
次に辞める時期を考えます。
もし転職先を決めてきたなら、その会社への入社日に合わせた退職日を設定せねばいけません。
あるいは辞めてから転職活動やスクール通いを始めるにしても、いつくらいまでに辞めたいのか決めないことには話が進みません。
どちらにせよ、基本的には「1ヶ月前」には伝えるのが基本マナーですので、そのくらいの期間は見ておきましょう。

店長に退職を申請する
辞めたい時期を決めたら、店長に退職を申請しましょう。「話しやすい仲の良い先輩」などに言うのではなく、必ず明確な責任者に伝えて下さい。
退職したい理由を伝えたうえで「このくらいの時期に辞めたい」と相談して、退職時期を決めていきます。有給もありそうなら、消化して辞めたい旨も伝えましょう。

新卒ならそこまで引き継ぎする業務もないと思うので、すんなり聞いてもらえれば、割とスムーズに辞められるはずです。
めちゃくちゃ引き止められて面倒なことになるなら、下記の記事も参考にクリアしていきましょう。

退職日まで大人しく過ごして、次のステージへ
退職の段取りがまとまれば、あとは退職日まで大人しく過ごしましょう。
波風立てないように、例えば他にスタッフに「私辞めるんだ」なんて言い回らないようにすることをおすすめします。トラブルになることも多くて、会社からあまりよく思われません。

とにかく大人しく、さらっと辞めることをおすすめします。
話が進まないなら退職代行も
ただし会社によっては、あまりに人がいなくて「いやいやそんなこと言わずに働いてほしい」とゴネられる可能性もあります。
まあ、嫌ですよね。
そんなときは、退職のプロである「退職代行」に間に入ってもらうのも良い手段です。個人的に推しているのは、労働組合が運営するコスパの良いサービス「退職代行SARABA」がおすすめです。
下記の記事も参考に、退職代行の利用も検討してみて下さい。


まとめ
「新卒で入ったら、最低3年は我慢する」みたい言葉も流行りましたが、もはや過去の遺産になっています。
やりたいことがはっきりしているなら、いつチャレンジしたって良いと思います。
アパレルをやってみて嫌だったなら、じゃあ何なら頑張れそうか考えて、ぜひ自分にとって良い仕事を探していきましょう。
では、良い仕事探しを。

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