どうも、たくろーです。
今回は「退職するときに有給を捨てるのはどうなのか」という、多くの退職者が検討するテーマについてお話していきます。
もちろん有給は消化した方が、基本的にはお得感があります。ただし状況による部分もありますので、一概に「何がなんでも全部消化した方がいい!」とするのは少々暴論かもしれません。
今回はメリットとデメリットの両面から「有給を捨てる」という行為について考えていきます。
※「本当は有給を捨てたくない。でも交渉が面倒」なら、退職代行がおすすめです。その際は会社との交渉ができる「労働組合」を使えば、有給消化のサポートまでお願いできます。「退職代行SARABA」が個人的におすすめですので、有給を捨てたくない方はぜひ相談してみてください。

退職するときに有給を捨てるってどういうこと?

「退職するときに有給を捨てる」という行為は、残っている有給を消化せずに退職日を迎えることを指します。
例えば日給1万円で働いていたとして、10日間の有給が残っていたとすると、消化すれば働かずに10万円分の給料が振り込まれる計算になります。
その権利を破棄するのが「有給を捨てる」という行為なのです。
じゃあ全人類が有給をすべて消化して退職するのかというと、そうでもありません。そこには様々な事情があります。
退職するときに有給を捨てることになる理由

ではなぜ有給を捨てるなんてことが起こりうるのか、そのシチュエーションや理由についてまとめていきます。
転職先への入社日まで日がない
もっとも多い理由は、やはり転職先への入社日との折り合いがつかなかったケースです。
今が2月1日だったとして、では4月1日入社で調整がついたとしましょう。これから退職の手続きをして、なんだかんだ引き継ぎの期間などを調整すると、3月20日が最終出勤日になりましたと。そうすると4月まで11日しかありませんから、消化しきれない有給が出てくる可能性があります。
雇用保険などの手続き上、在籍する期間を被らせるのを嫌う会社は多く、また次の会社に変に思われたくもありませんから、消化しきれなかった有給は捨てることになります。
これがもっとも多い理由ですね。
会社側との話し合いが面倒になった
有給を消化して辞めたいと思っていても、退職の手続きがやけにこじれて、面倒になって消化せず辞めることになったケースも考えられます。この場合も、やはり有給を捨てることになりますね。
これはほぼ確実に会社側がブラックで「有給消化なんてさせないぞ」という悪意が見えるケースです。
特に気が弱い人などは、有給を消化したいと言い出せず、丸め込まれてそのまま退職になることも考えられます。
バックレた・飛んだ
バックれたり飛んだりして、そのまま退職扱いになることで、有給を捨てることになるケースも考えられます。
あまり推奨できるものではありませんが「もう本当に無理だ」と思って実家に脱出したケースなどですね。
この場合、電話口などで交渉すれば有給を消化して辞めることも不可能ではありませんが、一般的にはなかなか難しいかもしれません。多くの場合、有給は捨てることになるでしょう。
退職するときに有給を捨てるメリット

それでは、退職するときに有給を捨てたときの「メリット」について解説していきます。
スケジュールを考える必要がない
有給を捨てるメリットの一つは、退職日までの細かいスケジュールを考える必要がなくなることです。
例えばどうしても4月30日までに退職する必要があったとして、有給を20日消化するなら、最終出勤日を4月10日までに調整する必要があります。
では引き継ぎはどの程度の期間になりそうで、じゃあいつ退職を申し出ればいいのか……といった細かいことを考えなくて良くなるのは、有給を捨てる一つのメリットだと言えます。
会社と交渉する必要がない
退職するときに有給を紹介するには、会社側にその旨を伝えて申請する必要があります。
親切な会社なら「最後に有給消化するでしょ?」と提案してくれるかもしれませんが、そんな会社はレアケースです。さらにはブラックな会社だと「有給?何言ってんの?」的な圧を出してくることも考えられます。
「退職の手続きをするだけでもメンタル的にちょっと嫌なのに、そこに有給がどうとかいう話まで持ち出ししたら疲れてしまう……」と感じる人にとっては、捨てるメリットがあるかもしれません。
とにかくスピーディに会社と縁を切れる
有給を消化している間は、まだその会社に在籍していることになります。
(「最終出勤日」のあとに「有給消化期間」があって、有給消化期間の最終日が「退職日」になります)
例えば失業保険をとにかく早く受け取りたい場合、支給日は退職日からの計算になりますから、スピーディに退職日を迎えたいかもしれませんね。
なのでできるだけ早く契約を終了させたい理由がある場合や、もう本当に1分1秒でもその会社と関わりたくない方にとっては、有給を捨てるメリットがあると考えられます。
退職するときに有給を捨てるデメリット

では退職するときに有給を捨てるデメリットはどのようなことでしょうか。
こちらもメリットと同様にまとめました。
金銭的に損する形になる
有給を消化しないデメリットは「金銭的」なものにつきます。
やはり有給を消化すれば、その分働かずに給料がもらえるようなものですから、場合により数十万円単位で損をすることになります。
そのお金が惜しいのであれば、やはり有給は消化した方が良いでしょう。
保険加入期間が短くなる
有給消化期間は会社に在籍している扱いになりますから、保険にも加入していることになります。
反対に有給を消化しなければ、その分保険加入期間も短くなりますから、辞めた後はしばらく働かないことが決まっている場合などは保険料の面で少しだけ損するかもしれません。
細かいことですが、少しでも長く保険に加入しておきたいときなどは、有給を消化しながら在籍期間を伸ばすのが有効になります。
会社の言いなりになった感がある
もし会社がブラックで「有給消化?何ってんの?」的な空気を出してきていた場合、それを飲んでしまうと「会社の言いなりになった」という精神的に負けた感を引きずる可能性があります。
その会社に恨みがあったり、ちょっとでも搾り取ってやろうという危害があるなら、やはり有給は消化しておくと良いでしょう。
そもそも有給を消化するのは、労働者の権利ですしね。
有給を消化して退職する流れ

ここでは実際に有給を消化して退職する際の流れを、ステップバイステップでまとめました。これから実際に退職しようと考えているなら、ぜひ参考にしておいてください。
1. 自分の中でスケジュールを決める
まずは自分の中で退職までのスケジュールを決めておくのが大切です。
- 退職日
- 消化したい有給日数
- 最終出勤日
- 引き継ぎ期間
- 退職を申請する日
この辺りを、退職日から逆算しながら大まかに決めておきましょう。
細かいところは会社との話し合いの中で変わってくるでしょうが、まずは自分の中である程度のスケジュール感を持っておかなければ、会社の言いなりになってしまうかもしれません。
少しでも退職日を伸ばそうと交渉してくる可能性を考えると、退職日の目安は少し余裕を持って設定しておくと良いでしょう。
2. 会社に退職と有給消化を申請、相談する
退職までのあらかた自分の中で整理したら、会社に退職を申請しましょう。その際に、はっきりと有給消化することを希望する旨を伝えておけばスムーズです。
なお退職をなかなか切り出せない方は、下記の記事も参考にしてください。

そこで申請をして、会社との話し合いの中で退職までのスケジュールを確定させていきます。
3. 引き継ぎなどの期間を経て最終出勤日を迎える
スケジュールが決まれば、あとは最終出勤日まで指示された通りに過ごします。
多くの場合は引き継ぎ業務を依頼されるので、指示された人に業務を引き継ぎます。消化試合みたいなものですので、粛々と言われたように過ごすと良いでしょう。
退職日まで気まずそう……と心配な方は、下記の記事で予習しておいてください。

4. 有給消化期間に入る
最終出勤日を迎えれば、あとは有給消化期間に入ります。
もう何をしようが自由ですが、一応会社には在籍している扱いになりますので、そこだけ注意(?)しておいてください。
5. 退職日を過ぎたら、速やかに保険証などを返却する
有給消化期間が終わり、退職日を過ぎたら、健康保険証を返却しましょう。
これを返さなければ会社側が雇用保険や健康保険に関する脱退手続きを進められませんので、忘れないようにしてください。
返却すれば、最終的に退職関係の書類が自宅に届いて退職完了になります。
「有給を捨てたくない。でも交渉が面倒」なら退職代行で
今回は有給を捨てるメリット・デメリットをご紹介してきました。
まとめると、以下の通りです。
捨てるメリット | 捨てるデメリット |
スケジュールを考える必要がない 会社と交渉する必要がない とにかくスピーディに会社と縁を切れる |
金銭的に損する形になる 保険加入期間が短くなる 会社の言いなりになった感がある |
退職のときに有給を消化する際には、一番ネックになるのが会社との話し合いですよね。結局そこが面倒なので、それさえなければ消化できる分は消化してしまいたいものです。
なので自分で交渉するのが難しい場合は、退職代行にお願いしましょう。面倒なことは丸投げしつつ有給消化の段取りまでお願いできるので、かなりおすすめです。
その際は、会社と代理交渉する法的権利のある「労働組合」か「弁護士」の退職代行を選ぶと良いのですが、中でもコスパや評判が良いのが「退職代行SARABA」です。

自分で有給消化の交渉をして辞めるのが面倒な方は、退職代行にお願いしてみてください。
では、良い退職を。

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