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どうも、たくろーです。
今回は「派遣でアパレルに入ったけど辞めたい」という状況の解決法について考えていきます。
僕は過去にアパレル業界で8年ほど働き、店長やエリアマネージャー、人事の仕事などをしていました。もちろん派遣スタッフの方ともよく接していましたし、人事部にいたときは全国の店舗に派遣スタッフを手配する仕事もしていた経験があります。
派遣だと、普通のアルバイトとか正社員で働くのとはちょっと違う部分があるので、慣れないうちはなかなか大変ですよね。
そこで今回は「アパレル派遣を辞めたい」と思ったときに実際どうすればいいのか、その考え方や解決方法について解説していきたいと思います。
アパレル派遣を辞めたいと思ったとき、考えるべきことは大きく4つあります。
それぞれ記事内で詳しく解説していきますが、まずは「結局この4つを考えればいいんだよ」という全体像を知っておいてください。
まずはアパレル派遣を辞めたい原因を「言語化」できるように考えましょう。
ここがはっきりしていなければ、それが改善できることなのかどうかすらわかりません。それがもし仕事選びで避けられることなら、次の仕事を探すときの判断基準にもなります。
辞める手続きをするときにも必ず聞かれますから、まずは辞めたい原因を箇条書きにするなどして考えてみて下さい。
次に、その「辞めたい原因」が改善できるものではないのか検討しましょう。とはいっても、自分の力でどうにかするというよりも「相談」するだけです。
派遣で働いている場合、主な相談先は「派遣会社の担当営業」ですね。
この人に相談することで改善されるかもしれませんし、いざ辞めた後も「その状況になりそうな仕事は避けて紹介してもらう」ということが可能になります。
なかなか辞めたい原因が改善できず、辞めたい気持ちが収まらない場合、次の仕事をどうするのか考えましょう。
アパレルの中にも色々なジャンルがありますし、働く施設でもまったく雰囲気が変わってきます。
例えば百貨店が嫌ならファッションビルやアウトレットモールにあるテナントの仕事を希望するなど、環境を変えればまだまだアパレルの仕事を楽しめるかもしれません。
あるいは全く別の仕事をしてもいいかもしれませんし、広い視野で検討していきましょう。
最終的に辞めることになった場合、ではいつ頃辞めたいのか考えましょう。
それが100%通るかどうかは状況にもよりますが、まずは自分なりに「この日までには辞めたい」といった基準を持っておくことが大切です。
それを元に派遣会社の担当営業と相談して、実際にいつ辞めるのか決定しましょう。
それではアパレル派遣を辞めたい原因を言語化するために、多くの場合に当てはまる原因を4つに分けて解説していきます。
まずは人間関係がうまくいかないのが、大きな原因になります。
これは大体下記の3つに分けられますので、どれが当てはまるのか考えてみてください。
当てはまるものを更に具体的に掘り下げて考えておくと、自分が何を嫌だと思っているのかよりはっきりするはずです。
それを言語化して、相談するときに伝えられるようにしておきましょう。
次に労働環境の問題です。例えば下記のような理由がありますね。
まだまだ色々とあると思いますが、とにかく「何が原因で辞めたいと思っているのか」と整理してみてください。このときのコツは、自分に嘘をつかないことです。
例えば「店が狭いとか文句言ったって仕方ないよな」と心に蓋をしたところで、事実としてそれが嫌なのであればいつまで経っても改善しませんので、そこは注意したいですね。
次に客層です。
これは出店場所や取り扱っている商品によって大きく変わってくるところですね。
ぶっちゃけどこも一長一短です。
ただ「こういうところが嫌だ」とはっきり言語化できてさえいれば、次の仕事を選ぶときに活かせるはずです。
また「仕事内容」においても、色々と合わないところがあるかと思います。
せっかくなら好きな仕事をしたほうが、自分にとってもお店にとっても良いはずです。
求めている仕事内容の店舗はきっとありますので、ここもはっきりさせて相談しましょう。
辞めたいと感じる原因をはっきりさせた後は、実際にどう解決していくか考えましょう。
解決できるか検討した上で、どうしようもなければ辞めれば良いのです。まずはチャレンジですね。
まずは派遣先のお店で、配置を変えてもらうのは手っ取り早い手段かもしれません。
例えば「接客がしたいと思っているけど、ストック作業が多い。これはどうにかならないのか」といったことですね。
お店側も「こんな役割の人が欲しい」というニーズで派遣会社に依頼していますので、場合によっては難しいこともありますが、相談してみる価値はあります。
そのお店の店長(指揮命令権を持つ人)が話しやすければ相談してみても良いのですが、基本的には派遣会社の担当営業を通すのがスジです。
営業から定期的にヒヤリングが来ると思いますので、そのタイミングででも相談してみてください。
派遣先で仕事内容を変えてもらうのが難しい場合や、そもそも人間関係が合わなかった場合などは、お店を変えるしかありません。
その場合も、やはり担当営業に原因をはっきりと伝えて、お店を変えたい旨を相談してみてください。
派遣法では、あくまで「派遣会社から1名派遣しますよ」という契約になっており、誰が派遣されるかは契約に縛られません。別の人がいればチェンジしてもらえる可能性は十分にありますので、嫌な職場で我慢して働くくらいなら、相談してみることをおすすめします。
仕事内容やお店の変更を打診しても「もうちょっと頑張ってみましょう」なんて適当にあしらわれる場合は、思い切って辞めてしまうのも手です。
ぶっちゃけ派遣会社なんていっぱいありますし、アパレル店舗も星の数ほどあります。
そこに固執する必要はありませんので、次の仕事を目指していくのはおすすめです。
「辞めよう」と考えたときや、あるいは「店を変えよう」と考えたときに、ではどんな基準で次の仕事を選べば良いのでしょうか。
ここでは「次の仕事の選び方」という観点で、5つの選択肢をご紹介します。
まずは「施設」ですね。それが百貨店なのか、イオンなのか、アウトレットなのかということです。
ちなみに「ゆるい雰囲気」が好きならアウトレットが良いでしょうし、ガツガツ接客したいなら百貨店が向いています。
働く施設によって随分と働き心地が変わりますので、合わなかったところは避けつつ、次の職場を選びましょう。
同じアパレルでも、取り扱う商品が変わると仕事内容も大きく変わります。
ハイブランドショップでもバッグがメインの店もあれば、ウェアがメインの店も、シューズがメインの店もあります。あるいは雑貨を取り扱っているアパレルショップもありますし、靴下屋さんだってありますよね。
それぞれ全く仕事内容が変わってきますので、違う商品にチャレンジしてみるのは経験にもなっておすすめです。
「店舗の大きさ」も、仕事内容に大きく関わってきます。
例えばユニクロの大型店と百貨店の催事売り場だと、働き方が全く違ってきます。もちろん求められるスキルも経験も変わりますし、そこで鍛えられるスキルも変わります。
大規模店舗がいいのか、小規模な店舗がいいのか、好みによってこの辺りも選ぶと良いですね。
そもそも別の接客にチャレンジしてみるのもアリです。
アパレルで働いていれば、例えば雑貨、飲食、保険サービスなど色々な店舗型の接客業に応用が効きますので、気になる仕事があれば紹介してもらうと良いですね。
派遣ならこういったジョブチェンジも割と簡単にできるので、思い切ってチャレンジしてみてください。
「そもそもやっぱり接客業が嫌だ」ということであれば、もう全く別の仕事を検討してみてください。
一般事務の仕事だったら、アパレルの仕事内で「帳簿」をつけたり「電話対応」をしたりした経験が意外と活きますし、愛想さえ良ければ受かることも多いのです。
無理だろうなと諦めず、何かやりたいことがあれば、ぜひ担当営業に相談するなり、普通に面接を受けるなりしてチャレンジしてみましょう。
色々と検討して「アパレル派遣を辞めよう」と決意したなら、以下の手順で退職手続きを進めましょう。
まずは次の仕事を検討します。
その派遣会社に別の仕事を紹介してもらうなら、このまま辞める段取りを進めていけばOKです。
ただ普通に面接を受けて正社員やパートなどの仕事を探そうと思っているなら、できれば辞める前に仕事を決めてしまった方が良いですね。
どちらか決めて、次の仕事を検討しておきましょう。
次の仕事を検討すれば、次に辞める時期を考えます。
もし転職先を決めてきたなら、その会社への入社日に合わせた退職日を設定せねばいけません。
どちらにせよ、基本的には「1ヶ月前」には伝えるのが基本マナーですので、そのくらいの期間は見ておきましょう。
辞めたい時期を決めたら、派遣会社の担当営業に相談します。
ここで万が一派遣先の店長とかに相談してしまうと、かなり面倒なことになりますので、必ず「派遣会社の担当営業」に伝えてください。
転職先が決まっているならその旨を伝えて、退職手続きを進めてもらいます。そうでなく別の仕事を紹介してもらいたいなら、その旨を伝えて相談しましょう。
担当営業との話し合いがまとまれば、後は会社同士に任せます。
辞める時期などは派遣会社から派遣先のお店に連絡が行くことになりますので、自分で伝える必要はありません。
後はお店を辞める日まで指示されたように働いて終了です。
ただし派遣会社によっては、あまりに人がいなくて「いやいやそんなこと言わずに契約終了までは働いてほしい」とゴネられる可能性もあります。
もちろんそれはそうなのですが、とはいえ嫌なものは嫌ですよね。
そんなときは、退職のプロである「退職代行」に間に入ってもらうのも良い手段です。個人的に推しているのは、労働組合が運営するコスパの良いサービス「退職代行SARABA」がおすすめです。
下記の記事も参考に、退職代行の利用も検討してみて下さい。
アパレル派遣を辞めたいと思ったら、なぜ辞めたいと感じている原因をはっきりさせましょう。
そうしないと次もまたよくわからず辞めたくなる可能性がありますので、効率が悪いんですよね。
辞める原因を明確にして、次はそこがクリアできる仕事をして、ぜひ自分に合った仕事を見つけていって下さい。