転職するのが怖いのは当たり前。でもいま動けないと、10年後詰むよ

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どうも、たくろーです。

「転職しようかなと思うけど、いざ動くとなると怖いな……」

「自分の職歴で転職できるのかな?次の仕事が決まるのか不安だ」

今回はこんな悩みにお答えしますね。

僕はこれまでに、大きく数えると3回転職しています。一度目はフリーターからアパレル企業に転職した25歳。別のアパレル企業に転職した27歳。web業界に転職した35歳ですね。

どの転職活動も怖いといえば怖かったのですが……やっぱり一番不安が大きくて怖かったのは最初の2回ですね。反対にいえば、若いころに転職した経験があったからこそ35歳で別業種に転職したときにスムーズにいったとも思っています。

というわけで、今回は「どれだけ不安でも ” 今 ” 転職しないと次はもっと怖くなるよ」という話から、できるだけその怖さを解消する方法、そもそもの「転職」を成功させるコツまで解説していきますね。

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目次

\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

転職するのが怖いのは当たり前。みんなそうだよ

さて、転職するのは怖いに決まってます。当たり前ですよね。

上の画像は転職エージェントのdodaが2,000人に対して調査した際の「転職先で活躍できるか不安ですか?」という質問への回答結果。実に半数以上の人が「不安だ」と回答しています。

そりゃそうですよね。

だって知らないコミュニティに飛び込もうとしているわけだし、しかもそのコミュニティは外から見えにくいし。習い事みたいに「1ヵ月試してみて、いやなら辞めればいいか」なんてことも、さすがにやりにくいですしね。

たくろー
僕は仕事もそんな感じで気軽にできるようになった方がいいと思ってますし、将来的にそうなると感じていますが。

でも想像してみて下さい。

今はまだ「怖いなー」と思いながらも、一歩踏み出して頑張れるかもしれません。でも ” 今 ” 転職という経験をしないまま、40歳になったとき。あるいは50歳になったとき。

歳を取ってから会社がつぶれて、転職せざるを得なくなったら?

そのときに始めて転職活動をするとか……めちゃくちゃ怖くないですか?

初めての転職は怖いけど、でも今が一番リスクが少ない

初めての転職は怖いけど、でも今が一番リスクが少ない

若いころに転職しておいた方が、やり直しがきくという意味でも、新しいコミュニティに馴染みやすいという意味でも、とにかくリスクが少ないんですよね。

転職活動で自分のスキルを棚卸したり、業界を研究することが社会経験に繋がるので、プラスになる部分も沢山あります。

もちろん同じ会社で20年、30年、40年と定年まで働くのも一つの選択肢としてあるかもしれません。でも……40年後に今の会社が存在してるかどうかなんて本当にわからない時代ですよね。

中小企業庁の発表している「倒産の状況」の数値によると、毎年およそ8,000~の企業が倒産していることがわかります。自分の会社がいつそうなるかなんて本当にわかりません。

いざそうなったときに焦らないためにも「転職しようかな」と思ったときに一度動いておくのは良い選択肢です。

もちろん計画立てて進めて行く必要はありますが、ぜひ怖い気持ちを押し込めて転職に動いてみて下さい。

転職が怖いと思う理由をつぶそう。君はなにが怖い?

転職が怖いと思う理由をつぶそう。君はなにが怖い?

「転職が怖い」と思ってしまう理由を掘り下げると、およそ3つに分かれると思っています。つまりそれが解消できれば良いわけですね。

というわけで、転職活動をすすめる段階の「マインドセット」や「業界研究」を通して、なんとか怖さを解消していきましょう。

  • 転職活動が失敗するという不安
  • 面接が怖いという不安
  • 次の職場になじめるのか(人間関係が怖い)という不安

大きく3つですね。

転職活動に失敗するのが怖いなら、10年後を想像すればいい

転職活動に失敗するのが怖いなら、10年後を想像すればいい

これは前章の話からの続きですが、とにかく転職活動を始めるにはマインドセットが本当に大切です。「やっぱり今はいいか……」って、簡単に諦めて先延ばしにできてしまいますからね。

転職活動に失敗するのが怖い人は、10年後にはじめて転職活動を始める自分をイメージしてみて下さい。

もしかしたら、家族が増えているかもしれません。家のローンもあって、背負うものが大きくなっていることもあるでしょう。

そんなタイミングで始めて転職せざるをえなくなった状況をイメージしてみて下さい。

……だったら、まず転職して社会経験を積むなら今ですよね。

何度か転職を経験しておけば、新しいコミュニティに飛び込むのも平気になってきます。もちろん最初は緊張しますが、その緊張との付き合い方もわかってきますし、それが人間性の深みに関わってくるでしょう。

10年後安心して暮らせるように、いま転職しようと感じているなら動きましょう。

面接が怖いのは、仕事選びの段階で解消できる

面接が怖いのは、仕事選びの段階で解消できる

面接を受けること自体が怖い人や、上手く仕事が決まるかどうか不安な人は、まずは仕事選びの段階で「自分を研究」しましょう。

前提として、自分の好きな仕事を選ぶのが大切だと思ってます。じゃないと薄っぺらい志望動機しか作れないので、結局受からないし、働いても楽しくないし、あんまり転職する意味ないんですよね。

たくろー
ちなみに僕がアパレル業界で働いていた頃はよく面接官もしていましたが「あ、こいつ全然本心から喋ってないな」みたいなのって、おどろくほど透けて見えましたよ

でも、本心から喋れる志望動機があれば、面接なんて絶対に怖くなくなります。

面接を受けるのが怖い人って「上手く喋れるかな」とか「志望動機が暗記できてないかも」とか、根本的にズレた部分で不安に感じてるんですよね。

なので、まずは自分と業界を研究して「その仕事に自分が応募するだけの動機があるのか」「それは自分がやりたいことなのか」と考えましょう。

  • その仕事をする、自分にとってのメリットがわかる
  • 働くにはどんなスキルが必要なのかわかっていて、それが自分に備わっている
  • その仕事を通して、自分がなにを成していきたいのか明確だ

このあたりを満たすような仕事を探せると、面接なんて怖くなくなります。

ちなみに下記の記事では「自分にあった仕事の見つけ方」を解説していますので、全然やりたい仕事が思いつかない人は参考にしてみて下さい。

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人間関係の不安解消は、口コミのチェックがおすすめ

人間関係の不安解消は、口コミのチェックがおすすめ

「次の仕事で、人間関係うまくやれるかな……」なんて不安がある人は「その会社の口コミ」をチェックしておくとかなり安心できます。

人間関係なんて主観でしかないので、結局のところ出たとこ勝負にはなるのですが……でも実際に働いた人の口コミをチェックすることで気休めになります。転職先を探すときに「あまりにひどい口コミの会社は避ける」ような選び方をしておけば、心理的にかなり不安が減るでしょう。

例えば転職会議というサイトでは、様々な企業の口コミが掲載されています。自分も書けば39日間無料でぜんぶ読めますし、書くのがめんどくさければ980円払えば見れます。

基本的には、あなたと同じように転職するタイミングで今の会社の口コミを書く人がほとんど。なのでけっこう悪い口コミも多いんですが、その分リアルな声が見れて有益ですね。

その人にとってはマイナスポイントでも、自分にとっては全然問題ないことだってありますし、いろいろな意見が見れて勉強になります。

転職先でうまくやれるか「人間関係」が不安な人は、応募したい会社の口コミをチェックしてみて下さい。

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転職を成功させるためのマインドセット

転職を成功させるためのマインドセット

次に、根本的な「転職を成功させるためのマインドセット」をお伝えしていきます。

転職活動をただ闇雲にやっていると、どんどん転職するのが嫌になってくることもあるんですよ。

「全然良い仕事みつからない」とか「家族とか友達からいろんなこと言われて、何をどうすればいいかわからなくなった」とか……。

せっかく「今」転職しようと思っている気持ちを萎えさせるのはもったいないので、まずは転職活動を上手く進めていくための考え方を知っておいて下さい。

転職そのものを目的にすべきじゃない。君は何が達成したい?

転職そのものを目的にすべきじゃない。君は何が達成したい?

転職活動を始めるときは「転職する目的」を明確に決めましょう。

というのも「転職する」という行為自体が目的になってしまうのが一番マズいからです。その考えで転職活動をすると、一番暗黒面に陥りやすいんですよね……。

例えば「収入を上げたい」「好きな仕事がしたい」「もっと休日の多い会社で楽しく働きたい」と思って転職活動を始めたとします。

でも「ぜんぜん良い仕事が見つからない」なんて状況になったときには、その目的が見えなくなってくることが多くて……

全然決まらないし、もうこの会社でいいから応募するか……
もうめんどくさいから転職できればどこでもいいや

みたいな思考になってくるんですが、ほぼ確実に失敗するパターンですね。

転職する目的は「とにかく転職すること」じゃなくて「自分の望む働き方を実現すること」です。それを心に刻んで、ぜったいにそれがブレないように転職活動を進めましょう。

なので目的が達成できない会社には応募しない方が良いですし、場合によっては「もっとスキルを付けてからじゃないとダメだ」と判断して、転職活動を中断する勇気も必要かもしれませんね。

第三者の意見はほどほどに。あくまで自分で決めよう

第三者の意見はほどほどに。あくまで自分で決めよう

友人や家族に「転職しようと思ってるんだ」なんて相談すると、過度に心配されたり、人によって違った意見を言われたりして、一体何が正しいのかわからなくなってきます。

ぶっちゃもう良い大人なんですから、転職するかどうかなんて自分で決めた方が良いと思うんですよね。

僕も最低限のことは奥さんに相談しましたが、最終的には自分で決めました。誰のせいでもない「自分の責任」で転職活動を進めるからこそ、本気で転職活動に向き合えるんです。

誰かに言われたことを真に受けて動いても、そこに迷いがあったり心が入って無ければ良い結果にはなりませんからね……。

なので、誰かに相談するのも良いですが、基本的には自分で決めて下さい。

あと、相談するならプロですね。家族とか友人はどこまでいっても素人ですので、転職エージェントなどのプロに現実的な話題で相談した方が有益ですよ。

できれば転職活動は今の仕事と平行して始めよう

できれば転職活動は今の仕事と平行して始めよう

最後に、基本中の基本ではありますが、転職活動は働きながら行うのがベストな選択だとお伝えしておきます。

もちろんスッパリと辞めてから転職活動をするのも悪くありません。でもそうなると、なかなか仕事が決まらなかったときに「もうここでいいかな……」とやっぱり妥協しちゃうんですよね。

そうなると本末転倒で、もしかすると前の会社より給料が下がったり、環境が悪くなったりすることだってあるかもしれません。

やはり仕事があるからこそ、余裕をもって転職先を探せます。先方の会社に足元を見られることもありませんし、基本的には在職中に転職活動を始めることをおすすめします。

ぶっちゃけ「転職活動するために、とりあえず会社辞めました!」って人、計画性なさすぎてちょっと雇うの怖いですしね……。

転職が怖くても、今、動こう

転職が怖いのは当たり前です。でも今動けば、ぜったいに将来その経験は役に立ちます。

例えば僕みたいにブログに書いたりも出来ますし、誰か人に聞かれたときに実体験からアドバイスもできますしね。

ブラックですぐに辞めることになった……なんてことがあっても、大抵の場合は1年後には笑い話になってます。

そんな感じで、まだやり直しのきく今のうちにぜひ経験してみて下さい。

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この記事を書いた人

関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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