ホワイト企業あるある10選。僕が入社して驚いたことまとめ

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ホワイト企業あるある10選。僕が入社して驚いたことまとめ

どうも、たくろーです。

今回は「ホワイト企業に入社して驚いたこと」というテーマで、ホワイト企業あるあるをお話していきます。

僕がブラックなアパレル企業からホワイトなITベンチャー企業へ転職して、だいたい2年ほどが経ちました。今はメディア事業部で編集長の仕事をしています。

この2年で大きく環境が変わり、なんとなくホワイト企業に体が慣れて腑抜けてきたような気がしたので、ここで一旦「ブラック企業のヤバさ&ホワイト企業のありがたみ」を思い出そうと思っての企画です。

次の会社を探している方は、宜しければ参考にして下さい。すべて実話です。

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目次

\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

ホワイト企業とは

ホワイト企業とは

ホワイト企業とは、待遇が良くて、従業員満足度が高い企業のことを指します。

日本には大きく分けて2種類のホワイト企業があると思っていまして、それが下記の通りです。

  • 大企業のホワイト企業
  • 中小ベンチャーのホワイト企業

「大企業」のホワイト企業の特徴

大企業のホワイト企業は、ある程度情報が出回っています。例えば「Google社」とかはものすごい待遇ですよね。食堂では食べ放題。いろいろある設備も使い放題で、息抜きにみんなでゲームやってたってOK。

ただ入社難易度も高くて、求められる成果も高い特徴があります。

特に中途で入ろうと思えばかなりの能力が必要なので、僕のような凡人にとってはなかなか縁のない企業ですね。

「中小ベンチャー」のホワイト企業の特徴

そこで注目すべきが「中小ベンチャーのホワイト企業」で、僕が働いているのもこちらです。

「何か一発当てた事業があってキャッシュフローが潤沢にあるものの、まだ成長しきってないし他に事業展開しようとしてる」みたいな会社ですね。

こちらはなかなか情報が出回ってこないのですが、もし見つけられれば最高。成長株だからチャレンジもできますし、今っぽい考え方の会社が多い傾向にあります。

しかもある程度門戸も広く開いていますので、さほど実績がなくても入社しやすいのです。

今回のお話は全て「とある中小ベンチャーのホワイト企業」の実話ですので、そういった視点で参考にしてみていただければと思います。

ホワイト企業あるある10選。入社して驚いたことまとめ

ホワイト企業あるある10選。入社して驚いたことまとめ

さっそくですが、ホワイト企業あるあるをご紹介していきます。

これはあくまで僕がブラック企業からホワイト企業へ仕事を変えて感じたことで、全部のホワイト企業に当てはまるわけではないかもしれません。

ただ「こんな会社が存在して驚いた」ということで、僕の実体験ファーストでお伝えしていきます。

1. 勤務時間がやたらと短い(実働7時間)

僕が入社したホワイト企業は、10:00-18:00(内1時間休憩)の7時間勤務です。み、短い。

休憩も時間内ならいつ取ってもよくて、かなりフリーなスタイルです。

イオンにあるアパレルショップで販売員をしていた頃なんて、12時間くらい店にいるのが当たり前だったのに、もはや別次元です。同じ日本でこんなに労働格差があっていいのか。

今のホワイト企業には5月頃に入社したのですが、明るいうちに帰れることに感動して、帰り道にちょっと涙が滲んできました。

2. 休みがわけわからないほど多い(年間休日130日)

このホワイト企業、休みの日数もガバガバです。求人要項には年間休日120日って書いてあったのに、なぜか130日くらいあります。

僕が前にいたブラック企業は「4週7休」と書いてあるにも関わらず31日月でも7日の休みしかなかったのに、逆です。逆に騙されました。

ゴールデンウィークも盆も正月も、何故か普通の祝日より微妙に長く休めるカレンダーになっていて、本当にこれで良いのかちょっと心配です。

最初は「実はそんなこと言いながらみんな休日出勤しているのでは?」と疑いましたが、みんな本当に休んでいます。

3. 有給が取りやすい(カレンダーに入力するだけ)

僕がいる会社がホワイト企業たる所以に「有給の取りやすさ」というものもあります。

有給取りたい日程をGoogleカレンダーに入れて、チャットワークで「この日に有給取ります」と申請しておけばOK。実に手軽。

前にいたブラック企業は「有給申請書」という謎の書類に、事細かに有給を取る理由を書いて本社にFAX(笑)しないといけなかったのに、GoogleカレンダーとチャットワークでOKです。

ちなみに前にいたブラック企業では、店から本部に送られてきた申請書を見て経理担当が「パートが有給取るとか普通じゃねえぞ」と呟いてました。

お前が普通じゃねえよ。世紀末かよ。

4. 残業がない(終業時間の3分後には誰もいない)

ホワイト企業といえば、やはり「残業がない」というのも一つの指標ですよね。

その点僕がいる会社は、18:03にはほぼ誰もいません。18:00ちょうどに日報を「ターンッ!」とチャットワークで送って、なんか特別な用事がないとおかしいくらいのスピードで帰っていきます。

普段オフィスにいる責任者的な立場の人間が僕とあと二人ほどいるのですが、そんな上司たちの顔色を伺うとか一切ありません。(もちろんそれでいい)

取り残された僕ともう一人の編集長が鍵を閉めて帰ることが多いのですが、それでも18:07発の電車に乗れてしまいます。

5. 連絡は基本的にチャット(喋らなくていい)

ホワイト企業あるあるとして特筆すべきが「コミュニケーションコストの少なさ」です。

「飲みニケーション」や「喫煙室での立ち話」がないと上司と仲良くなれないような昭和の会社と違って、連絡はほぼチャットワークオンリー。

何か指示するにも全員が見える場所(もちろん社長も見てる)でテキストで残した方が良いので、基本的にはチャットで報連相します。

前にいたブラック企業だと「大事なことはメールじゃなくて電話とか面と向かって話さなきゃいけない」という感情ファーストな文化の会社だったので、雲泥の差です。

基本的にオフィスで喋らなくて良いので、喉が退化していってるような気がします。

6. 服装・イヤホン自由(ヘッドホンガンガンでOK)

これはホワイト企業あるあるというか、IT企業あるあるかもしれません。

うちの会社は基本的に口頭でのコミュニケーションが少ないので、イヤホン・ヘッドホンOKです。あとお客さんと会うような仕事でもないので、完全私服OK。

適当に音楽とかオーディオブックとかを流しながら働けるので、とても快適です。

夏はスポーツウェアで出勤してますし、冬も北海道なだけあって暖房ガンガンなので、室内ではTシャツで働いてます。(冬でもTシャツなのはマイノリティかもしれません)

意味のわからない規定とかがないので、効率重視なところが良いですね。

7. 無駄な企画書が不要(必要ならその場で決定)

これはホワイト企業あるあるなのか、うちの会社だけなのか微妙なところですが、企画書みたいなものが一切いらないのも特徴です。

何かやりたいことがあれば「◯◯のためにこんなことがやりたいんですけど」と社長にチャットワークで相談したら、それがメリットありそうなことなら瞬時にOKが出ます。

たくろー
ちなみに予算もその場で決まって「じゃあ◯十万円まででやって下さい」と指示されます。

これがめちゃくちゃ楽&スムーズなので、仕事をしててやりがいを感じます。

前のブラック企業では「事細かな要望書を作らないと議題にすらあげられない&どうせ通らない」というクソ環境だったので、これが本当に同じ日本の出来事なのかわからなくなってきます。

僕自身「仕事のやりがい(笑)とか意味わからん」と思っていたクチなので、まさか自分が「仕事にやりがいがある」とか言うことになると思いませんでした。

8. イベントゼロ(お土産すら不要な文化)

ホワイト企業あるあるということで、やはり「無駄なイベントが無い」のもポイントです。

うちの会社は忘年会すらなく、飲み会とか謎の休日イベントとかも、もちろん一切ありません。ランチミーティング代として一人当たり月に3,000円まで使って良いのですが、ぶっちゃけ面倒でそれすら使ってません。

お土産を持ってくる文化も、退職者に何か渡すような文化も、バレンタインで義理チョコを配る文化も何もかもありません。

個人的には「そういうのマジでめんどくせえ」と思っていたので、かなりありがたい文化です。

9. 休日の連絡ゼロ(あってもスルー)

ホワイト企業か否かの判定基準では、やはり「休日の連絡」は気になりますよね。

この点も休みの日の連絡は一切ないというか、そもそも仕事用のチャットワークでしか連絡を取らないので、開かない限りは気づきません。

ちなみに僕も編集長という立場ですが、ぶっちゃけメンバーの電話番号すら知りません(必要ありませんからね)

前にいたブラック企業は休みだろうが夜中だろうが平気で電話がかかってきていましたし、「休みの日でも社用携帯を持ってなかったら怒られる」という典型的なアレでしたので、環境が変わりすぎて涙が出ました。

ちなみに社長はそこそこ不規則なムービングなので夜にチャットを送ってくることもありますが、次の出勤日の朝に返していますし、まあそれでOKという感じです。

10. オフィスが綺麗(500万円で改装してた)

いまどきのホワイト企業といえば、やはりオフィスの綺麗さも忘れてはなりません。

うちの会社もオフィスの入っているビルこそ古めですが、いわゆる「デザイナーズオフィス」です。デザインから依頼してオフィスを作ってますので、かなりおしゃれ。

あと最近は部署がちょっと増えたこともあり、オフィスの内装を変えることになったのですが「デザインと家具全部入れて大体500万円くらいでやってもらうよう発注した」と言ってました。そんなに広くないワンフロアのオフィスなんですけどね。

いわゆる「経費使いたいからオフィスでも改装するか」的な発想のセレブの遊びです。

ホワイト企業で働いて感じるデメリット

ホワイト企業で働いて感じるデメリット

ここまでは「ホワイト企業あるある」として、どちらかというとメリットの部分をお伝えしてきました。

ただ見方によっては「デメリット」な部分も存在します。それも包み隠さずお伝えしておかなければと思いましたので、ここでまとめておきます。

転職しにくくなる

実際にホワイト企業で働いてみて「これ以上の待遇の会社を見つけるとなると結構キツイ」と感じています。

もちろん「給料面」とか「フルリモートの可否」とか、一部の待遇を見たらもっと理想的な会社はあるかもしれません。

しかし総合的なパフォーマンスでは、今いるホワイト企業を超えられる会社ってなかなかないんじゃないかと思っています。

その点で「これはなかなか転職しにくくなったぞ」と感じており、ある意味ではデメリットです。

無能や構ってちゃんには不向き

ホワイト企業になるとコミュニケーションコストが少ない分「仕事ができなくても上司から気に入られたらなんとかなる文化」とか「めっちゃ飲みに連れていってもらえる文化」みたいなのがありません。

そういう環境が良いという人は、いわゆる「アットホーム」な会社を探した方が良いかもしれません。ある意味ではデメリットですね。

残業がないから稼ぎにくい

これは業種にもよるかもしれませんが、ホワイト企業は時間管理がしっかりしており、残業が少ないので稼ぎにくいというのはあります。

「勤務時間とか休みとかどうでもいいから、バリバリ残業して稼ぎたいぜ!」という方は、もっと他に選択肢があるかもしれませんね。

僕がいる会社は「一般的なホワイト企業像」とかなり近いなと思っていますが、その人にとって必要な環境は変わると思います。

一概に「ホワイト企業がいい!」と考えるよりも、自分が譲れない条件を満たしてくれる会社を選ぶのが良いかもしれません。

まとめ

ホワイト企業を探して入社するのは、結構大変だなと思います。

大企業は中途で入るには難しいですし、中小ベンチャーのホワイト企業は外からではわからないことがほとんどです。

まずは「ブラック企業ではない」というところで選別して、あとは面接官の雰囲気などから見極めるしかありません。

ガチャ要素もありますが、もしホワイト企業への転職を夢見ているなら、諦めずに探していって下さい。どうやら、理想郷は存在するみたいです。

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関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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