退職は周りに言わない方が良い?会社が口止めする理由や同僚の気持ちを解説

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どうも、たくろーです。

「退職することは周りの同僚に伝えない方がいいのかな?」

「上司から退職することを口止めされたんだけど、なんで?周りに言ったらダメ?」

こんな疑問を持つあなたへ、前職では100人以上の退職に立ち会ってきた僕が「周りの同僚にむやみに退職を伝えるデメリットや、会社が口止めする理由」を解説しますね。

僕は以前アパレル業界でエリアマネージャーの仕事をしていたことがあって、退職に立ち会うのも、退職の影響をコントロールするのも日常茶飯事でした。

たくろー
誰かが退職するとなると、どうしても職場はザワザワしますからね。

結論としては、上司からの指示があるまでは周りに言わないのがベストです。その方が自分にとっても、会社にとっても良いと思いますよ。

会社が退職を口止めする理由や、実際に同僚に退職を伝えるときの上手なやり方まで解説していきますね。

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目次

\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

退職を周りに言わない方が良いのは何故?会社が口止めする理由とは

退職を周りに言わない方が良いのは「連鎖」を防ぐため

退職することを無闇に周りに言わない方が良いのは、あなたが辞めることによる「退職の連鎖」とか「同僚のモチベーション低下」を防ぐためですね。

というのも「実は退職するんです」とただ伝えるだけだと、同僚の間でいろんな憶測が飛び交うからです。

Aさん辞めるらしいよ。忙しくなりそうだから俺も辞めようかな……

と退職の連鎖を引きおこしたり、

Aさんが辞めた後の仕事誰がやるの?まじでめんどくさい……

と無駄にモチベーションを下げたりと、会社側から見て良いことないんですよね。

そこで、会社側からすると「退職することだけを伝えるのではなく、後任引き継ぎ体制も含めて社員に説明したい」と思うわけです。

会社が口止めする理由は上記の通りで、無駄なトラブルを起こしたくないんですよね。

あなたが辞めたあとの人員体制に責任を持つ必要はありませんが、その分かき乱すのも良くありません。

会社の指示にしたがって、適切な時期に同僚に伝えられると良いですね。

空気を読まず周りに伝えると「痛い人」になるかも

「退職することを無闇に周りに言ってしまう」ことのデメリットは、会社側だけでなくあなたにも及ぶ可能性があります。

というのも、わざわざ退職を伝えることで

こんなクソ忙しい時期に辞めやがって

とか、

こっちは頑張ってんのに、わざわざ言わずに勝手に辞めたら?

とか内心思われることも全然あります。

退職するのが寂しいのは意外と自分だけで、周りからするとどうでも良かったりしますので……平和に退職したいなら、あんまり言わない方が良いですね。

新天地に向かって、静かに退職しましょう。

【空気読もう】周りの同僚への退職の伝え方とスケジュール目安

【空気読もう】周りの同僚への退職の伝え方とスケジュール目安

退職を周りに伝えるのは、基本的には「上司の許可を得てから」にするのがベストです。

退職を伝えるのは「引き継ぎの一環」みたいなものですので、そのスケジュールは会社側に任せた方が良いですね。

実際に僕がマネジメントしていた頃は、大体「最終出勤日の1ヶ月前」には部署内に退職を伝えるようなスケジュールにしていました。

たくろー
僕(上司)から部署の全員に伝えることもありましたし、場合によっては本人から説明してもらうこともありましたが、とにかく「1ヶ月前」が目安ですね。

引き継ぎもそのくらいから始めますので、ちょうど良いタイミングというわけです。

周りに退職を伝えるときは、とにかくサッパリした理由が良い

周りに退職することを伝えるときは、とにかくサッパリと、前向きな理由を話すのが良いですね。

というのも、学生時代の「転校」とか「卒業」によるお別れとは違って、退職は100%自分の意思なわけです。

たくろー
つまり寂しいのは自分だけで、周りの人はいつもの日常が続いていくんですよね。

だから「こういう理由で辞めて、会社移ることにしたんだ。これからも頑張ろうね!」くらいの感じで、サッパリ別れるのがベストです。

あんまり湿っぽくすると「めんどくさ」って思われますので、挨拶はクールに終わらせるのが良いと思いますよ。

同僚に伝えるときに会社の悪口はNG。トラブルになる

で、実際に退職することを同僚に伝えるにしても「会社の悪口」は言わない方が良いですね。

確実にトラブルになりますよ。

あなたが退職することを決めた時点で「これまで軽口として同僚と言い合っていた会社へのグチ」とは、言葉の重みが変わってしまいます。

その同僚はあなたが辞めたあとも普通に働いていくわけですので「いや、そんな本気で言われても……」と、ドン引きされることがほとんどですね。

あるいは「だよね、私も辞めようかな」なんて同僚が連鎖して退職に向かってしまうと、あなたが完全にトラブルメーカーです。

退職前にそんなことになるのもバカらしいですし、静かに辞めていきましょう。

上司にスケジュールを確認するのはOK。期日をはっきりさせた方が良い

ちなみに「退職を周りに伝えるスケジュールがわからないまま、何となく日々が過ぎていく……」という状況も少なくありません。

そんなときは「同僚に挨拶したいんですが、いつ頃になれば退職することを伝えて良いですか?」と、普通に上司に確認しましょう。

これなら全く常識の範囲内ですし、上司からすると「勝手に伝えずに確認してくれて良かった」とむしろ安心してもらえます。

たくろー
「あ、変なトラブル起こすつもりはないんだな」ってわかりますし、上司からするとありがたい確認ですね。

どうしても自分の口から退職を伝えたい同僚がいるなら、まずは上司にスケジュールを確認してみると良いですね。

退職を周りに言うのは、上司に確認してからにしよう

退職することを同僚に伝えるときは、上司に確認を取った上でサッパリと話せると良いですね。

こんなこというとちょっと極端かもしれませんが、

「誰が辞めようが、自分の仕事に影響がなければどうでも良い」

と思っている人がほとんどです。

本質的に社会ってそんなもんですし、寂しいと思ってるのは自分だけだったりしますので、あんまり感傷的にならずにクールに辞めると良いですね。

というわけで、立つ鳥跡を濁さずでスマートに退職していきましょう。

ちなみに転職先が決まっていなくて退職日まで2週間以上あるなら、条件によっては失業保険とその他の社会保険給付金を合わせて20ヶ月以上お金を受け取れるかもしれません。

しばらくニートできますので、下記記事の「社会保険給付金サポート」のサービスもチェックしてみて下さいね。

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この記事を書いた人

関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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