仕事の人間関係に疲れた人が楽になる4つのコツ。その人間関係、必要ですか?

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仕事の人間関係に疲れた人が楽になる4つのコツ。その人間関係、必要ですか?

どうも。たくろーです。

「仕事の人間関係に疲れた…」「上司と話すのがストレス過ぎて辞めたい」「気にしない方がいいのはわかるけど、割り切って過ごせない…」

…仕事って大変ですよね。

僕は以前アパレル業界で店長・エリアマネージャー・人事と、本当にいろいろな人と関わる仕事をしていました。そのときの経験から「人間関係の割り切り方」はけっこうハイレベルに会得してます。

今回はそんな経験から「仕事上で必要な人間関係とは何か?」って話や「仕事の人間関係で疲れないためのコツ」について解説していこうかなと。そんな記事です。

この記事が役に立つ人

  • 仕事の人間関係に疲れた人
  • 職場にイヤな人がいる人
  • 人の行動が気になっちゃう人

辞めるにしても、自分にとって良い選択を。

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目次

\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

そもそも仕事には、疲れるほどの人間関係はいらない

そもそも仕事に疲れるほどの人間関係はいらない

そもそも、仕事に必要な人間関係ってなんでしょう?

「報連相する。連携を取る。引継ぎをする。時には注意をする。場合により意見を出し合う。」

と、あくまで業務上で必要な連絡さえ滞りなくできればOKですよね。

なのに疲れてしまう人が多いのは、一言でいえば「相手に興味持ちすぎ」なんです。あくまで自分の仕事を終わらせることに集中すればOK。

仕事に疲れるほどの人間関係は、仕事上必要じゃありません。

アパレル業界のエリアマネージャーっていう、狭い店の中の人間関係をなだめていくような仕事をしてた僕がいうんだから間違いない。

「ちゃんとコミュニケーションとらないと…」とか、心配する必要0です。

人間関係に疲れるケースは真面目な人に多い

やっぱり根が真面目な人ほど、仕事の人間関係に疲れます。

僕が過去にアパレル業界でエリアマネージャーとして働いていた頃、そんな人をそれはもう大勢見てきました。

たとえば周りのスタッフの行動がいちいち気になって、それがストレスになってしまう人。

「ルールを破っている人がいた。」「あの子は休憩時間が長い。」「あいつはトイレにいくふりして、こそこそタバコを吸いに行ってる。」

どうしても人の行動を見てしまって「自分は真面目に働いてるのに、なんだあいつ」と、何とかしたくなるんですね。根がマジメな人に多かったように思います。

でもこれは完全に「人間関係に疲れる行動」なのでNG。

仕事上の人間関係をうまくやる人ほど、わりと見て見ぬフリします。良いか悪いかはおいておいて、自分に直接被害がでない限りどうでもいいから知らんぷり。

これでいいんです。

「ゆるくうまく働く人」にも通じますね。

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他人に対しては、基本的に感情をオフにすればいいだけ

自分じゃない誰かが何してようが、その行動によって自分に被害が出るワケでなければ割とどうでもいいんです。さらに言えば、そういう人を嫌いになる必要も苦手になる必要もなくて「無感情」でよくないですか?

苦手意識をもったら自分がストレスに感じて損するだけなので、無感情でやり過ごしましょう。関わるときだけ適当にヘラヘラ笑ってれば大抵なんとかなりますので。

(人間関係をうまくやってるように見える人ほど「感情のスイッチ」のオンオフが上手くて、よく見たら目の奥が笑ってなかったりします。)

ちなみに現代のメジャーな心理学の一つである「アドラー心理学」の解説書として有名な書籍の『嫌われる勇気』の序盤に、こんな一説があります。

いま、あなたの目には世界が複雑怪奇な混沌として映っている。しかし、あなた自身が変われば、世界はシンプルな姿を取り戻します。問題は世界がどうであるかではなく、あなたがどうであるか、なのです。

『嫌われる勇気』岸見一郎/古賀史健著 ダイヤモンド社 (2013/12/12)

この一文がアドラー心理学の本質的な考え方なのですが、めちゃくちゃ簡単にいえば「周りのことを割とどうでもいいと思えれば、随分と人間関係が楽になるよ」って話です。

(簡単に言いすぎて怒られそう)

僕自身、人間関係なんてビジネスライクでいいと思ってるタイプで、あんまり友達もいないんですが、アドラー心理学の考え方はしっくりきました。

人間関係に悩んでる人は、だいたい人のこと気にしすぎ。

仕事の人間関係に疲れるのは、シンプルに「気にしすぎ」

なぜ人間関係に疲れるのか?」という根本的なことを考えると、ぶっちゃけ「気にしすぎ」と「問題の切り分けができてなさすぎ」かなと思ってます。

「こいつ面倒くさいな…」とか「嫌いだな…」と瞬間的に思うことは誰にでもあると思いますが「気にしすぎ」ですね。

自分にとって考えるメリットのない他人の事で感情を揺らげてしまうのは、シンプルに自分の人生にとって損です。

人間関係というよりも、例えば「仕事のレベルが低すぎるからステップアップしたい」といった理由で転職するのは最高です。「自分がやりたい仕事じゃなかった」もアリですし「給料増やしたい」も良いと思います。

でも「上司と話しづらい」とか「部下と絡みづらい」みたいな理由で仕事を辞めるのはもったいない。次の職場も同じような環境だったら、延々と辞め続けなくてはなりません。

環境とか相手を変えるのって、自分で会社を作ったり採用権を握らない限りムリなので……つまり仕事の人間関係に疲れなくなるために取れる選択肢は3つです。

  1. 起業して好きな環境をつくる
  2. 出世して採用権を握る
  3. 自分が変わる

となると、自分が変わるのが手っ取り早いんですよね。

仕事の人間関係に疲れた人が楽になる4つのコツ

仕事の人間関係に疲れた人が楽になる4つのコツ

というわけで、仕事をしていくなかで人間関係に疲れないためのコツをお伝えしておきたいと思います。

ちょっと自己啓発チックになりますが、割と当たり前で見失いがちなこと。一言で表すと「割り切る」って話ですね。

僕がアパレル業界で長年店長やエリアマネージャー、人事の仕事をして身に着けた処世術をお伝えします。

  1. 仕事はあくまで役割分担と認識する
  2. 競争してもあんまり意味ないと知る
  3. 深刻になってもあんまり意味ない
  4. 関係ないことは気にしない

仕事はあくまで役割分担と認識する

仕事にはいろんな役職があります。上司や部下もいます。

その全ては、あくまで役割分担のためって考え方は馴染んでますか?

部下だからといって自分より下でも無いですし、上司だからといって自分より上でもありません。もちろん指揮命令の流れはありますが、あくまで役割分担と割り切るのが大切。

その人にはその人の仕事がありますし、自分には自分の仕事があります。上司がウザいとか部下がメンドクサイとか、ぶっちゃけどうでもいいですよね。そんなこと言ってないで仕事すればOK。

もし人間性の好き嫌いが仕事に関わってると感じるなら、掘り下げたらだいたい具体的な理由が出てきます。

例えば「上司が聞きづらい雰囲気を出してて、質問しにくいし仕事しづらい……」みたいなケースありますよね。実はその原因は人間関係じゃなくて「自分の自信の無さ」です。

自分の質問や発言が的を得ているのか不安だから「聞いて怒られないかな?」とか無駄なことを考えてしまって、勝手に聞きにくくなってるだけです。

解決方法は「その仕事を棚卸して、わかりやすくて的を得た質問を作ること」ですね。

相手のせいにせずに「自分が自信をつければ良いだけ」なんです。相手を変えるのは難しいので、自分が変わればOK。

自分もスキルアップするし一石二鳥です。

競争してもあんまり意味ないと知る

出世競争とか、仕事の速さとか、ぶっちゃけどうでも良い話です。

「蹴落としてまで出世したい!!」みたいな人も見てきましたが……そういう人ほど評価されません。無感情で自分の仕事に責任もってこなしてる人ほど、いつのまにか出世してますよね。

少なくとも「あいつはあんなに仕事できるのに」とか「全然仕事できない奴がいて」とか、仕事のスキルレベルが要因で相手を苦手になってしまうのはナンセンスです。それ本質的には「人間関係」と関係ありませんからね。

基本的には、自分の仕事を正しくこなせていれば競争なんて無意味です。

深刻になってもあんまり意味ないと知る

仕事に対して深刻になりすぎないことも大切です。

「人生はいつもシンプルであり、深刻になるようなものではない。それぞれの刹那を真剣に生きていれば、深刻になる必要などない。」

『嫌われる勇気』岸見一郎/古賀史健著 ダイヤモンド社 (2013/12/12)

まさにこれだなと思ったのですが、人間関係に悩む人は「仕事=人生」みたいになって無駄に深刻になっているように感じます。

仕事なんてゲームみたいなものですので、本気でやったほうが楽しいとは思いますが深刻になるべきじゃありません

「仕事を上手くやる」が目的ではないはずで「お金を稼ぐ」とか「スキルアップする」「人生を豊かにする」のが目的ですよね。

その手段として、自分がなにを重視してどんな仕事を選ぶかって話です。深刻になるもんじゃありません。

仕事に関係ないことは気にしない

例えば自分の部下の仕事が滞っているなら、業務を円滑に回すために仕事を教える必要があります。

でも、仕事に関係ないことはどうでもいいですよね。

その部下の人となりとか、生活とか、持ち物とか、その他もろもろ。どうでもいいことまで仕事に結びつけて考えて、勝手に嫌いになって「人間関係が…」みたいになってる人もいます。

問題を切り分けた方がいいですね。仕事は仕事。性格は性格。仕事に必要なのは、あくまで仕事の遂行能力です。

どうでもいいことは、無感情でスルーしましょう。

人間関係に疲れたのが原因で仕事を辞める注意点

人間関係に疲れたのが原因で仕事を辞める注意点

ぶっちゃけ仕事なんていくらでもあるので、何が理由で辞めようが良いとは思うのですが…。

「人間関係」が理由で仕事を辞める人は、いつかまた同じように辞めると思います。

さきほど『嫌われる勇気』の話を出したついでにアドラー心理学の考え方を借りると、「”辞める”という目的が先にあって、人間関係の悪さを理由にしているだけ」だからですね。

これが本質だなと思っていて、僕は人が仕事を辞めるときは「人間関係」の影に隠れた理由があるはずだと思っています。

辞めるときは、人間関係の陰に隠れた真の理由を考えよう

過去の仕事上、退職相談にもたくさん乗ってきましたが、話を深掘りして行けば大抵は他の根本的な理由がでてきます。

仕事のレベル、仕事の進めづらさ、純粋な仕事内容、労働時間、給料、通いにくさ……などなど。

これらの本質的な理由を「人間関係」というフタで覆ってしまう人が多かったんです。

でも自分が「本当に辞めたいと思った理由」を具体的にしてから次の仕事を探さないと、多分また失敗します。

というのも、「人間関係」なんて仕事を探すときに自分では選べないからですね。仕事内容、通勤時間、給料、そんなことは選べますが、人間関係だけは選べません。

なので、人間関係を辞める理由にするのは人生にとって無駄なんですね。どうせなら次に生かせるように分析したほうが建設的かなと思います。

いまの仕事の人間関係に疲れたから辞めよう…ってときは一旦ストップです。本質的になにがダメなのか考えつつ、一度まわりの人たちに対して無感情になってみて下さい。

仕事の人間関係に疲れた人は、一旦無感情になろう

「人間関係」の言葉で蓋をしてしまうと、とたんに自分一人ではどうにもできなくなります。そんなどうにもできないことを深刻に考えたら、自分が損するだけですよね。

人間関係で辞める前に一旦「この会社、もうどうでもいいわ」と俯瞰でみてみると、意外とスッキリしてパフォーマンスが上がったり、根本的な原因が見えて解決することもあるかもしれません。

根本的には、自分が変わるのが一番手っ取り早い手段ですね。

ちなみに文中で引用した『嫌われる勇気』ですが、今を生きる現代人のバイブル的な存在の本です。

「原因とか人からの評価とかまじでどうでもいいから、前をむいて深刻にならずに生きろよ。あと承認欲求もくだらないから、考え方変えたほうがいいぞ。」

みたいな考え方のお話。どうしても人間関係に悩んでしまうなら、よかったら読んでみて下さい。

ちなみに、筋トレもけっこうおすすめです。

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この記事を書いた人

関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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