上司の言うことがコロコロ変わる理由と対処法

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どうも、たくろーです。

言うことがコロコロ変わる上司、いますよね。昨日と指示が180度変わったり、要求することがコロコロ変わったり、振り回される方からすればなかなか困りものです。

しかし「コロコロ変わる」の中身によっては、むしろ上司のほうが有能の可能性もあります。むしろ自分がなんとかしなきゃならないシーンだった可能性もあります。

反射的に「この上司クソやな」と判断してしまわず、いったん状況を整理して、自分が働きやすい状況を作っていきましょう。

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\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

上司の言うことがコロコロ変わる理由

言うことがコロコロ変わる理由は、状況やその上司の能力などによって様々なパターンに分かれます。

ここでは、上司の言うことが変わる代表的な理由をまとめました。

ただただ気分で喋っている(無能度:50%)

そのときの気分で言うことがコロコロ変わる上司は、部下からすると溜まったもんじゃありません。

昨日は「赤で」と指示を受けていたのが、今日は「やっぱり青で」になると、働きにくい要因になります。「言った・言わない」でトラブルになりやすいタイプで、なかなか信用しにくいタイプですね。

ただこれについては、野生的な直感・経験則で判断しており、その変更が意外と的を射ている場合もあります。有能なのか無能なのか、結果を見てみないと判断しづらいため、よくよく見極めるようにしましょう。

良かれと思って先に伝えたことが裏目に出る(無能度:30%)

上司側が「これは先に伝えておいた方がいいな」と思って指示しておいたところ、後になって変更がかかる、といったケースがあります。

これが頻出するなら意味がわかりませんが、なんでもかんでも「今すぐこれやって!今日中ね!」と指示してくるよりは、情報を小出しにしてくれておいた方が働きやすい場合もあります。

結局これで業務が圧迫されるなら上司が無能なだけですが、部下側が受け取り方を変えることで、上手くいくこともある状況です。

イエスマンで自分の意思がない(無能度:100%)

気分で意見を変える上司よりも厄介なのが、自分の意思がないタイプです。

上司のそのまた上司の言うことをすべて聞くことで、部下に「それでいいよ」と伝えていたものを「やっぱりダメって言われたから変えてもらっていい?」と変更してくるタイプ。もっとも無能です。

もちろん組織で働く以上、ときにはそういったことも起こり得ます。しかし毎回毎回上司がそのまた上司にお伺いを立てて指示が変わってしまう働き方は、もっともフラストレーションが貯まる環境ですね。

快適に働くには、上司の仕事を部下の立場からコントロールする必要すらあるかもしれません。

分析・状況判断が早い(無能度:10%)

言うことはコロコロ変わるものの、指示内容が的を射ていると感じるならば、状況ごとにより良い選択肢を提示してくれているだけの可能性があります。

その場合は「意見がコロコロ変わる」と感じている部下の方が無能な場合も考えられますが、とはいえなかなか判断が難しいところです。

上司の指示に従って結果的に上手くいくことが多いならば、自分がきちんと判断できていないだけの可能性を考えてみてください。

そういう職種・業種である(無能度:0%)

そもそもクライアントワークが多い場合は、状況が毎日コロコロ変わって当然なこともあります。その場合は上司がどうと言うよりも、職種や業種の話です。それが嫌なら転職するしかないのかもしれません。

まわりの人が「これが当然」という顔で働いているなら、その業界はそういうもんだと思って働くしかなさそうです。

とくに下流の仕事を受け持っていて上流工程の言うことを聞くしかない企業や、常に顧客対応が求められるような仕事だと「そういうもの」であることがほとんどです。

言うことがコロコロ変わる上司への対処法

ではコロコロ変わる上司とうまく働いていくためにどうすれば良いのか、その対処法についてまとめました。

大事なことはテキストでやり取りする

「言った言わない」が頻出するならば、コアな部分はテキストでやり取りすることを癖づけると良いかもしれません。

とはいえ正直に「言った言わないがあると嫌なので」なんて言ったら上司もいい気がしませんから「指示を受けた内容が間違っていないか確認してもらう」というていで、チャットツールやメールを活用すると良いかも知れません。

怪しいなと思ったら一旦ステイしておく

頻繁に言うことが変わる上司と付き合っていくと「これはいつものパターンで後から変わるかも知れない」みたいなことがわかってきます。

納期がまだ先で、ちょっと変更がかかるか怪しいなと思う仕事は、あえて手をつけずにステイしておくような戦略も大切かもしれません。

結果的に仕事がうまくいけばそれでいいわけですから、上司がすべて正しいと信じすぎず、部下側でもリスクマネジメントをしておきましょう。

仕事にバッファを持たせておく

できた仕事をすぐに投げ返さず、あえて少し自分の仕事に余裕を持たせておくと、ふいに指示に変更が入ったときも対応しやすくなります。

自分の有能さを見せつけるには、すぐさま仕事を終わらせることが有効な手段ではあります。しかし現実的な処世術として「あえて少しホールドしておく」といった戦略が必要になることも。

上司がどんなふうであれ、うまいこと立ち回れるような仕事の回し方を覚えていくと良いでしょう。

言うことがコロコロ変わる上司は部下がコントロールすべき

色々とお伝えしてきましたが「あの上司、言うことコロコロ変わるんだよなあ」と感じるならば、有能とか無能とかは関係なく腹が立っている状況だとは思います。

上司側の行動を変えるのは難しいものですから、腹が立たないように働くには、自分たち部下側が仕事をコントロールしていくしかありません。状況が頻繁に変わる仕事もうまいこと捌けるようになれば、それは素晴らしいことです。

最終的に「イヤなら辞める」でいいと思いますが、まずは仕事のやり方を工夫してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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