余市の夫婦岩「えびす岩」と「大黒岩」の風景とアクセス。鳥居の由来とは?

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北海道・余市町の夫婦岩として有名な、「えびす岩」と「大黒岩」を撮影してきました。絶妙なバランスを保っているえびす岩も気になるし、大黒岩にある鳥居も非常に気になります。

この記事では夫婦岩に関するウンチク情報を、撮影した写真と共にご紹介。車とバスでのアクセス情報も掲載しています。

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\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

余市町の夫婦岩、「えびす岩」と「大黒岩」とは

余市町の夫婦岩、「えびす岩」と「大黒岩」とは

こちらの写真が夫婦岩。北海道・余市町のとある海岸から見られる珍光景。左側のいまにも倒れそうな岩が「えびす岩」、右側の鳥居が立っている岩が「大黒岩」です。

なんとなく七福神の「えびす様」「大黒様」が並んでいるように見えるということから名付けられ、二つセットで「夫婦岩」とも呼ばれるようになりました。

とくにえびす岩は「本当にいつ倒れるかわからない」ということで、もしかすると明日見れなくなっているかもしれない観光スポットでもあります。

二つの岩の岩質が、周囲の地形のものと違う不思議

ふたつの岩の岩質は、周辺の断崖に見られる白い流紋岩質の軽石凝灰岩に対し、黒く丸い安山岩からなる礫岩から成ります。
余市町公式サイトより引用

どういうことかと言うと、つまり「この二つの岩は、周りの崖と違う材質から出来ていて、なんだか不思議」という話です。

周りの断崖の岩質の「軽石凝灰岩(かるいしぎょうかいがん)」とは、マグマが急に冷えてできたガラス質の岩のこと。対して夫婦岩の岩質の「礫岩(れきがん)」とは、岩石が粘土や土によってくっつき、固まったもの。(参考:コトバンク

波で少しずつ削られてできたことに違いありませんが、周りの岩質と違うから不思議だ、というワケです。岩に神様の名前をつけたのもうなづけますね。

大黒岩の上になぜ鳥居があるのか、由来がはっきりしていない

余市町の大黒岩の上の鳥居の由来、出自は謎。

いろいろと調査してみましたが、大黒岩に鳥居が立っている理由や由来が記載してある文献や、知っている方は見つけられませんでした。過去に神社があり、波で削られて崩落してしまったのか?とも考えましたが、岩が削れるペースと日本の歴史を考えるとイマイチ合わないように思います。野ざらしで潮風にふかれてまだ朱色を保っていることから、そこまで古いものでもなさそう。いろいろと妄想できてロマンのある話ですね。

この鳥居がなぜここにあるのか。詳しい由来をご存じの方がいれば、ぜひTwitterのDMや当サイトの「問い合わせ」から教えて下さい。とても気になります。

えびす岩は、本当にいつ崩れるかわからない

えびす岩は、本当にいつ倒れるのかわからない

あきらかに不安定な形をしているえびす岩。いつ崩れるかわからない形の「奇石」として、岩マニアからも人気です。果たしていつ頃からこの形なのか、いつ崩れるのか。もしもまだ健在であれば、晩年また訪れたいと思える風景でした。

ちなみにここは、地元の方々の海水浴場になってる

ちなみにここは、地元の方々の海水浴場になってる

夫婦岩の風景から左の方を向くと、こんな光景です。夏になれば地元の方々はテントをたてて遊ぶような場所。時期や時間帯によっては、サーファーの方も沢山いるようです。

さすがは小樽の海ということで、水質もめちゃくちゃ綺麗。道路沿いから見ても魚影が見えるほどでした。晴れた夏の日のドライブの寄り道におすすめしたいスポットです。

余市町の夫婦岩、「えびす岩」と「大黒岩」へのアクセス

小樽駅構えから余市町の夫婦岩、「えびす岩」と「大黒岩」へのアクセスマップ

小樽駅からだと、車でスムーズに行けば30分くらいの距離です。しかし盆などは積丹方面の道がかなり混み合いますので、時間には余裕を持っておいた方が良いでしょう。

ちなみにえびす岩と大黒岩、かつては国道を車で走る際に横目に見られたようです。しかし今は新しい道やトンネルが通ったことで、あえて脇道の旧道に入らなければ見えないような場所に。そのおかげで、ゆっくりと観光できるようになっていますので、ぜひドライブルートに入れてみて下さい。

カーナビには出ないこともあるよう。Google Mapが便利

余市の夫婦岩までのアクセスルート

情報によると、カーナビでは表示されないこともあるようです。その場合はgoogle mapを使うとスムーズでしょう。「ワッカケトンネル」に入る手前の側道に入れば、そこが旧道。

駐車場もありますが、すぐに満杯になり、そのあたりの路肩に駐車している人も多いです。この先は行き止まりですので、短時間であれば特に問題ないでしょう。

ちなみに道を見逃してしまうと、Uターンポイントまでそれなりの距離があるのでお気を付け下さい。どうしてもカーナビに設定したい場合、すぐ近くにある「白石稲荷神社」なら出るかもしれません。こちらもご検討下さい。

バス停「白岩町」で降りても徒歩で行ける

余市の夫婦岩を見られる海岸は、バス停「白岩町」下車徒歩2,3分の場所にあります。余市駅前や小樽駅前より、積丹線で美国方面のものに乗ればOK。小樽駅前からなら1時間ほど。余市駅前から20分ほどです。しかし1時間に1本程しか走っていないので、時間配分にはご注意を。

余市町の夫婦岩、「えびす岩」と「大黒岩」は、鳥居が気になる観光スポット

余市町の夫婦岩、「えびす岩」と「大黒岩」は、鳥居が気になる観光スポット

この日は大黒岩にカモメが2羽とまっていて、なんだか不思議な光景でした。

余市町の観光スポット、夫婦岩。もちろん崩れそうな「えびす岩」も気になりますが、個人的には大黒岩にある鳥居がとても気になります。もしも詳しい方がいらっしゃれば、ぜひ情報をお寄せ下さい。

小樽方面からこのまま走っていけば積丹に行くルートですので、ぜひ夏のドライブで寄り道してみて下さい。

では、素敵な北海道ライフを。

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関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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