層雲峡オートキャンプ場行ってきた。週末移住コテージのゆとり仕様がすごかったのでレビュー

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どうも、たくろーです。

今回は「層雲峡オートキャンプ場の週末移住コテージに行ってみた」ということで、夏場のキャンプ場の様子と周辺の観光スポットをレビューしていきます。

僕は外で焚き火をしたり、バーベキューをしたり、椅子を出してぼーっとしたりするのがキャンプの醍醐味だと思っています。

その反面、テントの硬い床で寝るとか、汚いトイレを使うとか、風呂がないとか、そういうのがちょっとキツいなーと思っている「ゆとりキャンパー」です。

たくろー
できればコテージに布団とか設置しておいてほしいし、トイレにはウォッシュレットが欲しい。なんならMacbook Airを広げてドヤ顔してブログ書いて過ごしたい。

そんなアホみたいなことを考えていたのですが、この層雲峡オートキャンプ場なら実現できました。

というわけで、この素晴らしいキャンプ場をレビューしていきます。

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目次

\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

層雲峡オートキャンプ場とは

層雲峡オートキャンプ場の場内の写真
夜のフリーサイトの様子

層雲峡オートキャンプ場とは、北海道のちょうど真ん中くらいにある「上川町」にあるキャンプ場。

以前は割とガチ勢向けの「昔ながらのキャンプ場」だったのですが、2019年頃からリニューアルが始まって「週末移住コテージ」などのゆとり仕様の施設が作られ、かなり良い感じのキャンプ場に変身したということで人気が出ています。

たくろー
サマーシーズンとウィンターシーズンに分かれて「ほぼ通年営業」しているので、憧れの冬キャンもできて、焚き火台があれば焚き火もOKです。

トイレやシャワーなども綺麗なものが用意された、今どきのキャンパーのツボを押さえたキャンプ場でした。

泊まれる施設はいろいろある

層雲峡オートキャンプ場には、通常のテントサイト以外にもいろいろな宿泊施設が用意されています。

フリーテントサイト|1泊1張500円
いくつかの場所に分かれて芝のサイトが用意されている。あくまで今回のケースでは、夏のシーズン真っ只中の連休でもちょっと空きがあった。
通年型コテージ|1棟1泊6,500円
ドラム缶を横に倒したような見た目のコテージ。大人2人+子供1人くらいが限界の、秘密基地感のある施設。みんな横にタープとかテントを設置して過ごす感じ。
週末移住コテージ|1泊7,500円
2段ベッドや冷蔵庫、Macbookを広げてドヤ顔できるテラススペースもあるコテージ。宿泊者専用のキッチンスペースまで用意されている。自分のスペースの前にタープくらいなら張れる。大人4人くらいまでなら泊まれる。

今回は「週末移住コテージ」に泊まってきましたので、そんな視点でのレビューになります。

層雲峡オートキャンプ場へのアクセス・基本情報

層雲峡オートキャンプ場へのアクセス・基本情報
出典:公式サイト
名称層雲峡オートキャンプ場
住所〒078-1711 北海道上川郡上川町清川
アクセス札幌より車で2〜3時間程度。上川層雲峡ICより車で約20分
営業シーズン通年営業。詳しくは公式サイトにてご確認下さい。
公式サイトhttps://activitykamikawa.jp/

層雲峡オートキャンプ場の週末移住コテージは、超ゆとり仕様だった

層雲峡オートキャンプ場の週末移住コテージの写真
ベッドも冷蔵庫もあるゆとり仕様

というわけで、層雲峡オートキャンプ場の「週末移住コテージ」に宿泊して感じたことをレビューしていきます。

あまりのゆとり仕様で非常に快適に過ごせました。

ここならキャンプ初心者でも、テントだとちょっと心配な子連れ家族でも、Macbookを広げてドヤりたいワーケーション目的の人でも安心です。

室内が非常に快適な仕様になっていた

層雲峡オートキャンプ場の週末移住コテージの写真

まず僕たちゆとりキャンパーは「体が痛くて寝れない」というところに苦痛を感じるものです。

その点週末移住コテージはキャンプ場では珍しく、ベッドにそこそこ立派なマットが敷かれているのが印象的でした。

しかもベッド脇には電源が用意されており、スマホを充電しつつUSB扇風機を回しながら寝ることも許されます。

ハンモックを設置する程度のスペースもあり、非常に快適な空間でした。

層雲峡オートキャンプ場の週末移住コテージの写真

「週末移住コテージ」という名の通り「週末だけ山の中のログハウスに住んでる」みたいな感覚で利用できる施設です。

週末移住コテージ利用者専用のキッチンがある

層雲峡オートキャンプ場の週末移住コテージ利用者専用キッチンの写真
なんでも揃ってるキッチン

「週末移住コテージ」に泊まっている人だけが使うことを許される専用キッチンが、かなりゆとり仕様でした。

まず業務用の冷蔵庫や電子レンジ、綺麗な流し台に調理器具が一通り揃っており「適当に共用で使ってくださいね」という感じで用意されています。

今回は晩御飯は外でBBQなどをしましたが、朝はここでパンを焼いたりスープを作ったりして済ませました。室内には全然虫もいなくて、なかなか快適です。

たくろー
キャンプに不慣れで忘れ物があっても大体カバーできるので最高ですね。

ただ「キッチンペーパー」とかの食器などを拭くものだけは全然なかったので、それは忘れないようにしておいて下さい。

ウォッシュレット付きトイレやシャワールーム、ドレッサーもある

最高に驚いたのは「ウォシュレット付きのトイレ」です。

層雲峡オートキャンプ場のウォッシュレット付きトイレの写真
男子トイレの様子

これは厳密に言えば週末移住コテージ宿泊者専用ではないようですが、他の宿泊サイトからはちょっと遠いので「ほぼ専用」みたいな感じで用意されていました。

たくろー
紙すら用意されていないようなキャンプ場も多い中、半端ないゆとり仕様です。

さらにはドレッサーやシャワー、洗濯機なども一通り完備されています。

層雲峡オートキャンプ場のドレッサーや洗濯機の写真
ハンドソープがあるのも最高にありがたい

これだけ用意されてれば、キャンプに不慣れな人でもだいぶ快適に過ごせます。

ゴミも全部捨てて帰れるのが、地味に良い

層雲峡オートキャンプ場のゴミ捨て場の写真

あと地味にありがたいのが「ゴミ捨て場」の存在です。

ゴミは持ち帰りのキャンプ場も多いのですが、ここは仕分けさえすれば「缶・ビン・ペットボトル・燃えるゴミ・燃えないゴミ」全部捨てて帰ってOKです。

特に生ゴミとか、夏場だと帰りの車の中で臭ってきたりしますので、このサービスは助かりますね。

層雲峡オートキャンプ場の注意点を、ゆとりキャンパー目線で解説

次に、今回利用した中で感じた「キャンプ初心者は、この辺気をつけておいたほうがいいよ」みたいなことを書いておきます。

そんなにヤバいことはないのですが、一応参考にしてみて下さい。

山の中なので、もちろん虫はめっちゃ多い

層雲峡オートキャンプ場は標高800mくらいの山の中にありますので、そこそこ虫は多いです。

キャンプ場なので当然なのですが、蜂とかアブとか羽アリとか蛾とかは結構多いので、いくら「ゆとり仕様」だったとしても「あくまでキャンプ場」だということは忘れないようにしておきましょう。

どうしても嫌なら、そもそも虫のいない「冬キャン」を狙うのも良いかもですね。

売店で食料はほぼ売ってないので、買い出しは注意

一応受付に売店があるのですが、食料はカップ麺がちょっと置いてあるくらいでした。

たくろー
たまにお菓子のおいてあるキャンプ場もあると思うのですが、そういうのはありません。

買い出しができる一番近いスポットは10分くらい車を走らせたところにあるコンビニです。スーパーは上川町の街中まで行かないとありませんし、めっちゃ小さいスーパーのみでした。

札幌から行くなら、旭川の街中で買い出しを済ませておくことをお勧めします。

場内が明るすぎて、あんまり星は見えない

ゆとり仕様であるがゆえに、場内にはライトが煌々と輝っていて「あんまり星が見えない」という弊害がありました。

たくろー
夜中に起きてトイレに行くのもライト要らずなので便利ではあったのですが、あんまり情緒は無いですね。

星景を眺めるという目的なら、別のキャンプ場の方が良いかもしれません。

週末移住コテージ関連外の施設は、まあまあ古い

テントサイトのエリアにあるトイレとか炊事場は、ごく一般的な「昔ながらのキャンプ場」のそれです。

あくまで「週末移住コテージ」に関連する施設がリニューアル時に綺麗に舗装されたのであって、今回行った段階では、その他のエリアは整備されていませんでした。

たくろー
施設内でめっちゃ整備進めてましたので、段々と舗装されるかもしれませんけどね

というわけで「キャンプ不慣れな人」とか「快適に過ごしたい人」は、あくまで「週末移住コテージ」に泊まることをおすすめします。

層雲峡オートキャンプ場の周辺観光スポット

層雲峡オートキャンプ場の周辺観光スポット

今回は層雲峡オートキャンプ場に2泊したのですが、引きこもってmacを広げてブログを書いていたわけではなく、周辺スポットをいろいろと観光してきました。

そこで最後に「今回見てきた、層雲峡周辺の観光スポット」をご紹介していきます。

キャンプ時の過ごし方を計画する参考にしてみてください。

層雲峡温泉|車で10分

まずは層雲峡温泉です。観光というか、リアルに風呂に入りにいきました。

写真の「黒岳の湯」が有名っぽかったので入りましたが、たぶん普通にイメージする「銭湯」よりも狭くてコンパクトな日帰り温泉でした。

たくろー
定山渓の温泉とかよりも昭和感強い感じですね。

温泉街自体は別に何かお土産屋さんがあるというわけでもなく、コンビニがあるくらいです。ちなみに景観に合わせてセコマとかセブンイレブンがモノトーンカラーになってました。

たぶん、元お土産屋さん

というわけで「風呂入るならここ」みたいな感じですね。

スポット名層雲峡温泉
大雪山バーデハウス層雲峡 黒岳の湯
住所〒078-1701 北海道上川郡上川町層雲峡
google map
公式サイトhttp://www.sounkyo.com/kurodakenoyu.html

層雲峡・黒岳ロープウェー|車で10分

層雲峡・黒岳ロープウェー|車で10分

層雲峡温泉街には黒岳に登るロープウェー乗り場があり、片道7分くらいの空の旅が楽しめます。

ロープウェーは往復2,400円で、ロープウェーから見える景色はなかなかの絶景でした。

ゼルダのブレスオブザワイルドみたいな景色

基本的には「登山」が目的の人も多いのですが、ロープウェー駅には簡単なレストランとお土産やさん、あとは展望台があります。

ちなみに展望台に登るルートは、外にくっついた非常階段みたいな場所を通らなければならず、高所恐怖症の僕は展望台に登るのを断念しました。

たくろー
下が見えるスカスカの階段が無理な人にはダメだと思いますので、高所恐怖症の人は覚悟しておいてください。

晴れた日は圧倒的な自然を感じられるスポットです。

スポット名大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ 層雲峡駅
住所〒078-1701 北海道上川郡上川町層雲峡
google map
公式サイトhttps://www.rinyu.co.jp/kurodake/

銀河の滝・流星の滝|車で12分

層雲峡の温泉街からほど近い場所に「流星の滝」「銀河の滝」という有名な双子の滝があります。

ちょっと小高いところから2つの滝を一緒に眺められるという「双瀑台」というスポットがあるのですが、今回は「熊がよく出る」ということで断念しました。

この「双瀑台入り口」から20分くらい歩くと、小高いところから二つの滝を同時に眺められると。

季節によっては気持ち良いと思いますので、ぜひ行ってみてください。

スポット名銀河の滝・流星の滝
住所〒078-1701 北海道上川郡上川町郡上川町層雲峡
google map
公式サイトhttps://www.hkd.mlit.go.jp/ky/kn/dou_kei/ud49g7000000t1jf.html

三国峠|車で40分

層雲峡オートキャンプ場から車で40分くらいのところに「三国峠」があります。

バイカーにとっては定番スポットのようで、バイクチームみたいな人たちがめっちゃ集まってました。

三国峠の様子
バイカーの集い

「三国峠カフェ」があり、ちょっとしたお土産を見たりコーヒーを飲んだりできます。

休憩がてら寄ると良いですね。

スポット名三国峠展望台
住所〒080-1401 北海道河東郡上士幌町三股
google map
公式サイトhttps://www.kamishihoro.jp/page/00000140

タウシュベツ展望台(糠平湖)|車で1時間

残念ながら、橋は見れませんでした

北海道に住んでいるなら一度は見てみたい(?)と言われるスポットである「タウシュベツ川橋梁」を眺められる展望台が、層雲峡から車で1時間くらいの場所にあります。

たくろー
ただこの糠平湖はダム湖になっていて、夏場は肝心の橋が水の中に沈んでいるので、もしも橋が目的なら見にいく時期に注意です。

ちなみに道路脇に簡易な駐車場があって、ここに車を停めて5分くらい歩けば、遠くから湖を眺められる場所に行けます。

糠平湖(タウシュベツ川橋梁)の駐車場

せっかくなので眺めておきましょう。

スポット名タウシュベツ展望台
住所〒080-1403 北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
google map
公式サイトhttps://www.kamishihoro.jp/place/00000068

然別湖(しかりべつこ)|車で2時間

然別湖(しかりべつこ)|車で2時間

層雲峡から帯広の方へ2時間ほど車を走らせると、然別湖につきます。

ここはカヌーをする人に人気なスポットですね。「日本一標高が高いところにあるカルデラ湖」という肩書きがあるようです。

たくろー
ただ残念ながら結構寂れているので、夏場に観光だけでいくならガッカリスポット感がありました。本領発揮するのはワカサギ釣りとかができる冬なのですが、冬は山道が通行止めになるので、どっちにせよ層雲峡方面からは行けません。

ちなみに層雲峡から然別湖に続く道がめちゃくちゃ悪くて、途中ガードレールがなくて「これちょっとミスったら湖に車落ちるやん」みたいな道を通るので、あんまり大きい車でいくのはやめといた方がいいかもです。

ただ然別湖のネイチャーセンターの2階にあるレストランがなかなか良くて、スキレットで出てくる焼きカレーとかピザが絶品でした。

焼きカレー1,100円
じゃがいもピザ500円

おしゃれな雰囲気でベーグルがウリのお店です。然別湖では、このレストランだけ頑張ってました。

ただ道が悪いのもあり、あんまり層雲峡方面からは行かないエリアなのかもしれません。帯広方面から来てるっぽい人ばかりでした。

スポット名然別湖
住所〒081-0344 北海道河東郡鹿追町北瓜幕 然別湖畔
google map
公式サイトhttps://nature-center.jp/

層雲峡オートキャンプ場は、結構おすすめ

というわけで、層雲峡オートキャンプ場は「ゆとりキャンパー」にも「ワーケーションしたい人」にも、とにかく快適にキャンプを楽しんでみたいという人にとっておすすめのキャンプ場です。

特に今回とまった「週末移住コテージ」は、個人的にはかなりアリでした。個人的に一番のお気に入りは「定山渓自然の村」ですが、コテージの環境はここよりよかったですね。

北海道でキャンプを考えてるなら、ぜひ検討してみてください。

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