消したデータを復活させたい!イーザスデータリカバリーを試してみた。

写真を撮っているあなたなら、「手が滑ってSDカードの写真を消しちゃった」とか、「まだ書き出ししてないのにRAWファイルを消しちゃった」そんな地獄のような出来事を経験した事があるのではないでしょうか。

…私は細心の注意を払っているので、まだありません。

まだ無いのですが、今回イーザスソフトウェア様から「EaseUS Data Recovery Wizard」というファイル復元にかなり定評のあるデータ復旧ソフトを提供頂きましたので、もしも消してしまったときの為に予習しておきたいと思います。

もちろん写真だけでなく、動画でもエクセルファイルでも、だいたいなんでも復活が可能との事。

正直ちょっと「うさんくさいなあ」とか思ってたのですが、結論、SDカードから消した画像ファイルが、前々回のデータまで復活しました。ナニコレ?

目次

ファイル復旧ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」

イーザスソフトウェア社が出している、データ復元ファイル復旧の為のソフトウェアです。上の画像の通り、様々なシチュエーションで消えたり消してしまったりしたファイルを復旧できます。

「使ってみませんか?」と言われたときも、正直「ほんとか?」と思いましたので、実際に試させて頂きました。「コレを言って欲しい」なんていう指定もありませんでしたので、好きなように書かせて頂きます。

社名:イーザスソフトウェア
ソフト名:EaseUS Data Recovery Wizard
用途:様々なデータ復旧
対応OS:Windows/MAC
価格:
free-無料
pro-8,900円~
tech-35,580円~
jp.easeus.com
EaseUS®製Windows用のデータ復旧ソフト - EaseUS Data Recovery Wizard Professional 【EaseUS(イーザス)公式サイト】最新のWindows 11にもご対応!いずれの誤操作または障害による失ったディスク上のデータを徹底的に検出、取り戻すデータ復旧ソリューショ...

OSはWindows/MAC両方に対応。今回はWindows版でお試ししてみます。

SDカードの写真データを復旧させてみる

当ブログは基本的に北海道やカメラのブログですので、今回は写真データ(RAWファイル)を間違えて消してしまったというシチュエーションを想定して復旧させてみたいと思います。けっこうマイナーな拡張子のファイルなので、これが復活できればだいたいなんでもいけるのでは?と思ったのも理由です。

まずは操作方法のご案内と、SDカードのデータを削除したケースでの復旧を試してみます。

イーザスデータリカバリーの使い心地

無料版でも2GBまでの復旧が可能ですので、まずはお試しが可能です。

良かったら一緒に使ってみて下さい。

さて、無料版をインストールして、ソフトが立ち上がるとこのような画面になります。

データ量見られるの、なぜか恥ずかしい。

健康診断の結果見られてるみたいな…それはどうでも良いです。

ちなみにローカルディスク(G)が今回本番で試すSDカードです。無料版の2GBでは復旧容量が足りませんので、まずは適当なフォルダの適当なファイルを消して使用方法の流れを見てみます。

イーザスデータリカバリーはとても簡単に使えた

さて、まずは適当なファイルを用意して消します。

画像ファイル2つと、空のテキスト2つ。
(ちなみにNEFはニコンD750で撮影した際のRAWファイルです。)

これを消します。

これブログだとほんとに消したのか証明できないから伝わりづらいな。と思いましたが気にせず進みます。ゴミ箱も空にしました。

ここからソフトを使います。

さきほどのフォルダを選択して復旧させてみます。

フォルダを選ぶと、スキャンが始まります。

大量にスキャンされたのですが、削除されたファイルのRECYCLE.BINを選ぶと、なにやら先ほど消したっぽいファイルが見えました。該当フォルダだけだと1分ほどでスキャン完了しましたが、どうやらついでにディスク全体をスキャンしてくれるようです。1.4TBほどデータの入ったディスクのスキャンで30分ほどのようです。本当に正しく復旧させたいときは待った方が良いようですが、テストなので一時停止して試します。

さきほど消したっぽいファイルを選んで、右下のリカバリーを押してみます。

ここで注意書きが出ます。(ちなみに私はこのあたりのタイミングでライセンス認証したのでオレンジの表記が消えています)

なるほど。元のドライブに復元するのは止めましょうという注意書きです。
適当に別フォルダを作って選んでみます。

これでOKを押すと確認メッセージが。

なるほど。別のフォルダではなく別のドライブを選ぶ必要があるというアラートでした。よく見たらそう書いてありましたね。フォルダ変えればよいとばかり…。
別のドライブにフォルダを作って試してみます。(「そのまま」を押すと戻れます。)

さて、別のドライブに作って「保存」を押すと…。

進んだ!

といったシンプルな操作でした。

  1. 消したファイルのあったフォルダをスキャンする
  2. 消したファイルっぽいものを選ぶ
  3. 保存フォルダを選ぶ
  4. ボタン押して復旧

これだけです。ちなみに、お試し容量を超えて復旧させようとすると、このようなライセンス認証ページが出てきます。

ですので、ここでストップするまではとりあえずお試しで使えます。

それでは実際のテストに進みます。

削除してしまったSDカードのデータを復旧させる

さて、この大量のNEFデータが入ったSDカードのデータ、全部消してから復旧させてみます。

スキャンにかかった時間は、約20GBで4分程度でした。PCスペックにもよると思いますが、フォトショップとライトルームを同時に立ち上げていてもまあ普通に動くかなくらいのスペックです。

スキャンが終わるとこのような画面。20GBほどしかなかったはずですが、53GBも読み込んでいます。すごい。

今回復旧させたいのは削除されたファイルです。選択して復旧してみます。

どうなることやら。ドキドキ。

そこそこ時間かかります。ここもPCスペックによると思いますが、今回は約18GBのファイルの復旧に5分ほどでした。

データはどうだ?

すごい、前の前のファイルまで全部復活した

先週撮影したファイルを全部消して、その上から今日撮影して、それを消したSDカードです。

2回の撮影分が復活しました。

全然ファイルが復活しなかったらこの記事はそっとお蔵入りするところでしたが、思ったよりも多くのファイルが復活しました

EaseUS Data Recovery Wizardで写真ファイルは復活した。

少なくとも私の環境では写真ファイルが思ったよりも復活しました。
どこまで関係するかわかりませんが、今回試した環境もご紹介しておきます。

OS:Windows10pro
CPU:Intel Core i7 4770 CPU@3.40GHz
RAM:8GB
復旧させたデータ:RAW
復旧させたデバイス:SDカード

使用したソフトは、イーザスソフトウェア社の「EaseUS Data Recovery Wizard」でした。

基本的にはPro版で全機能が使えて、Tech版だと更に商用利用が可能との事。普通に使うならProで十分だと思います。

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EaseUS®製Windows用のデータ復旧ソフト - EaseUS Data Recovery Wizard Professional 【EaseUS(イーザス)公式サイト】最新のWindows 11にもご対応!いずれの誤操作または障害による失ったディスク上のデータを徹底的に検出、取り戻すデータ復旧ソリューショ...
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この記事を書いた人

Nikon D750信者です。
北海道の風景が好きで移住してきました。主に旅先や日常、あとは神社の写真を撮っています。
道内のすべての神社をファインダーに納めるのが目標です。

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