【作例】TAMRON 70-300mmF/4-5.6レビュー。最強コスパの望遠レンズ

どうも、たくろーです。

今回は僕が4年ほど使い続けているコスパ最強の望遠レンズ「TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD」を作例とともにレビューします。

入門用にはもちろん、普段使いの望遠ズームとしても、一本持っていて損のないレンズです。

下記のツイートの写真は、すべてTAMRON 70-300mmで撮影しました。なかなか綺麗に撮れます。

https://twitter.com/tklandphoto/status/1387912756406276096

ちなみにTAMRONからは70-300mmのレンズが3つの品番「A005・A030・A047」で発売されていますので、それらの違いについても解説していきます。

目次

TAMRON 70-300mm F/4-5.6とは?

TAMRON 70-300mm F/4-5.6は、フルサイズ向けのコスパ最強の望遠ズームレンズです。

マイナーチェンジしながら、これまでに3品番発売されています。

スクロールできます
品番発売日重量手振れ補正瞳AF防滴・防汚マウント
A0052010年765g約3段(※)なしなしニコンF/キャノンEF/ソニーE
A0302017年765g4段なし防汚ニコンF/キャノンEF
A0472020年545gなしあり防滴ソニーE
(※ソニーマウントは手振れ補正なし)

A005とA030はほぼ同じと言って良くて、手振れ補正と防汚コートの有無のマイナーチェンジバージョンです。A047は似て非なるもので、SONYのミラーレス機専用で再設計されたレンズです。

僕はもっとも古い「A005」を使っていますが、手振れ補正も写りもお値段以上。めちゃくちゃピタッと止まりますし、意外と解像します。

今回はA005の作例や使い心地をもとに、TAMRON70-300mmの魅力をお伝えしていければと思います。

とにかくコスパの良さが異常なレンズ

望遠ズームとなるとウン十万円は当然で、特にメーカー純正で明るいレンズを探すと100万円を超えるレンズも普通にラインナップされています。

その中でTAMRON70-300mmシリーズはコスパが異常です。

例えばもっとも発売日の古いA005は、中古なら16,000円ほど。新品でも30,000円代で取引されています。

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マイナーチェンジ版のA030も、新品で40,000円ほど。

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ちなみに瞳AFのついたA047(SONY用)だと、50,000円代になります。

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このように、あり得ないほど安く手に入るのが魅力ですね。

TAMRON 70-300mm F/4-5.6を選ぶメリット

TAMRON 70-300mmは安いのが魅力ではありますが、安かろう悪かろうでは誰も使いません。

入門用としてはもちろん、そこそこ慣れてきてからも普段遣い用のレンズとしては多くのメリットのあるレンズです。

「本格的に野鳥を撮影したい」みたいな人以外には有用ですね。

そんなTAMRON 70-300mmのメリットを3つにまとめてご紹介します。

テレ端300mm望遠なのに軽くて、普段遣いに良い

フルサイズ用の300mmの望遠レンズにもなると、めちゃくちゃ重いんです。

例えばニコンの単焦点「F-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR」なら1460g。望遠ズームの「AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E」になると、2090gもの重量になります。(テレ端500mmなので、重くなって当然ではありますが)

その中でTAMRON 70-300mmは、わずか765g。

望遠ズームの中ではめちゃくちゃ軽いレンズです。普段の持ち歩きにも良い「使いやすさ」が、TAMRON70-300mmを選ぶ大きなメリットですね。

ピタッと止まる、三脚いらずの手振れ補正つき

TAMRON 70-300mmに搭載されている手振れ補正VC機構は、めちゃくちゃピタッと止まると評判です。

事実僕もそう感じますし、手持ちで月を撮れるレンズはなかなか他にありません。

TAMRON70-300mmの手持ちで撮影してトリミング

これも結局は「普段遣いに良い」という話になってきそうですが、気軽に持ち出して色々撮れるのがメリットですね。

そこそこ解像するので、小三元の標準ズームと併用して違和感ない

もちろんまったく同じレベルとは言えませんが、ニコンの小三元レンズと併用しても違和感を感じない程度には解像度の高いレンズです。

空高くの鯉のぼりを撮影

標準レンズでは物足りないときも、TAMRON70-300mmなら割となんでも撮れます。

散歩のときに持ち出すにも、旅行のときに持っていくにも、いつでも活躍できる一本ですね。

TAMRON 70-300mm F/4-5.6の作例

それでは、TAMRON70-300mm(A005)で撮影した作例を何枚かお見せします。

ここまでにすでに貼った写真もありますが、おさらいということでご覧下さい。

月の撮影

この写真はテレ端300mmの手持ちで撮影してめっちゃトリミングしました。多少解像の甘さはありますが、撮って楽しむ分には十分じゃないでしょうか。

ちなみにノートリミングの写真は、下記のツイートでも。

https://twitter.com/tklandphoto/status/1279014848710377473

桜の写真

桜もお上品な感じで写ります。

春の散歩に持っていくにも良いですね。

https://twitter.com/tklandphoto/status/1387912756406276096

めちゃくちゃ逆光の写真

上の写真は、画角内の左上あたりに太陽がある状態で撮影しました。フレアもゴーストも全く発生していないので、逆光耐性の高さが伺えます。

つまり適当にとっても失敗写真になりにくいということで、入門用にもピッタリですね。

エゾリスの写真

最後に北海道らしい1枚も。

警戒心が強くてなかなか近づけないエゾリスも、300mmあればここまで寄って撮れます。

本格的な撮影には力不足ですが「鳥や野生動物をちょっと撮ってみたい」くらいなら十分すぎる性能を発揮してくれるレンズですね。

TAMRON 70-300mm F/4-5.6は一本持ってて損のないレンズ

というわけで、TAMRON 70-300mm F/4-5.6はコスパ最強のレンズです。

フルサイズ機を購入したなら、最初の望遠ズームはTAMRONでほぼ決定で良いのではないでしょうか。

気軽に使える望遠ズーム、ぜひ一度手に取ってみて下さい。

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この記事を書いた人

Nikon D750信者です。
北海道の風景が好きで移住してきました。主に旅先や日常、あとは神社の写真を撮っています。
道内のすべての神社をファインダーに納めるのが目標です。

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