【ライトルーム入門】写真を海外風のかっこいい色合いに現像する方法。

写真を「海外スナップフォト風」に仕上げたいとき、ありますよね。

とくにオールドレンズで撮った写真などは、クールにレタッチしたい気分になります。(個人的にはフィルム風のレタッチと呼んでいます。)

今回はそんなフィルム風にレタッチする方法を解説していきます。今回の一番のポイントは「明暗別色補正」です。

明暗別色補正を使いこなすと、こなれた色気のある雰囲気の写真に仕上げる事ができます。

上記ツイートの写真も、この記事でご紹介しているレタッチで仕上げています。それでは、早速レタッチの方法をご紹介していきたいと思います。

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もっとルミナー4の機能を知りたい方は、以下の記事もチェックしてみて下さい。

目次

海外風のかっこいい色合いの写真の作例

今回の補正の作例です。普通に撮った状態が左。今回のレタッチ方法を使うと右のような雰囲気になります。

札幌の風景を普通に撮影したものなのですが、ちょっと映画みたいですよね。簡単ですので是非試してみて下さい。

Lightroomで海外風のかっこいい色合いに現像する方法

では説明に入ります。例では上のただの道の写真を使いますが、作例にあった他の写真もほぼ同じ修正で仕上げています。あまり綿密にしなくても同じように仕上がりますので、上下させる数値はあくまで参考程度で、お好みで調整してください。

今回調整する手順は

  1. 「コントラスト」と「かすみの除去」で引き締める
  2. トーンカーブをとりあえず触っておく
  3. 明暗別色補正で大胆に補正
  4. HSL/カラーで個別に彩度を調整
  5. 色温度を調整して色を整える
  6. 明瞭度で仕上げる

これだけです。周辺減光を残す為に、あえてプロファイル補正はしません。今回の作例は、NikonD750+Ai NIKKOR 50mm F/1.4Sの組み合わせで撮影した写真です。

1.「コントラスト」と「かすみの除去」で引き締める

まずはコントラストとかすみの除去を少しあげて、画像の印象を引き締めます。ぼんやりしていたのを引き締める事で、海外のフィルム映画っぽさを出しましょう。

  • コントラストを上げると「明るいところはより明るく、暗いところはより暗く」なります。
  • かすみの除去を上げると「色や質感がよりくっきり出る」ようになります。

2.トーンカーブを少し触っておく

とりあえずトーンカーブを少し触っておきます。正直別に触らなくても良いのですが…この微調整があると少し色気が出るような気がしています。明るい部分を少し暗く、暗い部分を少し明るくしておきます。

ここはお好みで。

3.明暗別色補正で大胆に補正

ここが今回のキモです。明暗別色補正を調整して、写真の雰囲気をがらっと変えます。明暗別色補正の「シャドウ」の部分を上記の写真にように調整すると、「写真の暗い部分が青っぽくなる」という効果が出ます。

  • 狙った明るさの部分にだけ色を付ける
  • これによりトーンが落ち着く

ファッションを思い浮かべて頂くとわかりやすいのですが、色が少ないほどクールに、多いほどカジュアルになります。全身真っ黒のコーデと、カラフルなコーデなら雰囲気が全然違いますよね。

今回は暗い部分を青っぽくすることによって、画面全体のトーンを青っぽく統一する事が狙いです。これがこの写真のキーカラーになります。

4.HSL/カラーで個別に彩度を調整

「HSL/カラー」の部分で、個別に彩度を触ります。ここで、青と赤をグっと上げます。こうすることでなんだか海外っぽくなります。(小並感)

5.色温度を調整して色を整える

ここで色温度を調整します。左にいくと青く、右にいくと黄色っぽくなるのですが…今回は少し黄色に戻しました。

1~4の項目は好みの色合いを見つければそれをプリセット登録してしまっても良いと思うのですが、最終的に色温度によって調整が必要です。(撮影時のホワイトバランスや天候条件などによります)自分の好きな色になるところまでバーをぐぐっと動かして下さい。

はじめからホワイトバランスだけで仕上げるよりも、明暗別色補正+ホワイトバランスで調整したほうが、どうやら色に深みが出せます。

  • 明暗別色補正+ホワイトバランスでトーン調整すると色に深みが出る

6.明瞭度で仕上げる

最後に明瞭度を少し上げて仕上げます。明瞭度あげるとその名のとおりクッキリしますので、劇画っぽさが出ます。好みで調整します。

海外風のかっこいい色合いになりましたか?

今回の補正のポイントは明暗別色補正です。僕は青っぽい色が好みなので、青っぽい色をシャドウに乗せています。

緑が好きなら緑でいいですし、赤が好きなら赤でいいです。ポイントは、「ちょっと暗めに写真をとって、暗い部分に好きな色をのせて、キーカラーを作る」ことかなと思います。

全体的な色感を統一することで、海外のストリートフォトっぽさを出すコツとしておきます。赤なら赤でいいし、緑なら緑でいいわけです。というわけで、あなたも好きな色をキーカラーにして試してみて下さい。

ぜは、素敵なフォトライフを。

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この記事を書いた人

Nikon D750信者です。
北海道の風景が好きで移住してきました。主に旅先や日常、あとは神社の写真を撮っています。
道内のすべての神社をファインダーに納めるのが目標です。

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