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どうも、たくろーです。
札幌に移住して3年ほどが経ちましたので、そろそろ北海道の方言にも慣れてきました。
今回は北海道と新潟で使われる方言である「なまら」の意味や用例、別表現などを解説していきます。
(※当記事には、北海道出身である私の妻の監修が入っています)
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「なまら」とは北海道全域と新潟で使われる方言で、日本語の文法で言えば「修飾語」として使われる言葉。元々は新潟が発祥の言葉で、新潟からの移住者の影響で北海道に伝来してきたと言われています。
「なまら」は「とても」「すごく」「非常に」といったニュアンスの意味を持っており、英語で言えば「very」あるいは「so」と訳されるような、強調表現として用いられるのが一般的です。
ちなみに「なまら」はあくまで若者言葉であり、大人から見ると「口が悪い」と思われることもあるような表現方法です。
大人になると日常シーンではあまり使わなくなるため、基本的には中高生などのちょっとイキりたい年頃の子が使う言葉だと捉えておいて下さい。
(※大人でも、仲の良い人同士でわざと使ったりはするかもしれません)
「なまら」は決して単体では使わず、必ず形容詞や形容動詞、あるいは動詞の前につけて「修飾語」としてのみ用いられます。
例えば「なまら!」とは言いません。以下例文になります。
「なまら」は、そのシチュエーションや地方によって少し違った言い方になることもあります。
なまらの別表現は以下の通りです。
「なまら」は元々新潟の海岸部で使われていた方言だと言われており、語源としては「生半可ではない」がなまった言葉だと言われています。
つまり「なまら美味い」は「生半可ではないほど美味しい」という意味になりますので、昔から意味は変わらず使われている言葉だと考えられます。
なまらは形容詞や形容動詞、動詞の前につけることで強調できる方言。ここではその例文をいくつかご紹介しておきます。
形容詞の前に「なまら(or なんま)」をつけることで、より形容表現を強調できます。
動詞の前に「なまら(or なんま)」をつけることで、よりその行動を強調できます。
もちろん方言ですので100%の正解はありませんが、現実的に「これはおかしい」と現地民から言われてしまいそうな「なまら」の使い方を解説しておきます。
「北海道弁+北海道弁」と重ねる使い方は、現地では基本的に用いられません。注意しましょう。
例えば僕は、とても寒いときに「なまらしばれる!」と言ったら、「いや、その使い方はしない」と注意されたことがあります。
この辺りは地方によっても使い方が違うかもしれませんので、郷に入っては郷に従う形で受け入れると良いでしょう。
「なまら」は単体で使われることはありません。
何か突発的に「感動」などを伝えたい時も、必ず後ろに形容詞か形容動詞を付け足して表現すると良いでしょう。
もし単体で使いたい場合は「わや」が似た表現になりますので、こちらを用いると良いでしょう。(例「わやだ!」「わや!」など)
「なまら」は、形容詞や形容動詞を強調するときに使われる方言です。
ちなみにどちらかというと「カジュアルな表現」になりますので、目上の方に使うのは避けておいた方が良いでしょう。
友人や家族など気の置けない間柄で、上手に使ってみてください。