今日から使える7つの文章術。もっと売る、伝えるために必要なスキルとは?

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どうも、たくろーです。

僕は普段企業メディアで編集長として働きつつ、ブログやwebライター業でもパラレルワークをして暮らしています。

今回はそんな僕が仕事で使っている「文章術」を、少しご紹介させて下さい。

そもそも文章とは「伝える」ためではなく「読者に狙った行動を起こしてもらう」ために書くものだ、ということはご存知でしょうか?

たくろー
あくまで「読んで人にどうして欲しいのか?」という視点で書けると良いですね。

思い通りの文章が書ければ、その文章は相手の心を動かします。喜んでもらうことも、楽しんでもらうことも、何かの行動のきっかけにしてもらうことだってお手の物です。

ぜひ文章術をマスターして、もっと思い通りの文章を書けるようになりましょう。

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目次

\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

今日から使える7つの文章術

さっそくですが、僕が普段よく使う「文章術」を7つご紹介していきます。

書き方と具体例まで交えつつ解説しますので、ぜひ気になるテクニックを取り入れてみて下さいね。

1. PREP法│説得力を出す文章術

PREP法は、あらゆるシーンで使える「説得力」を出すための文章術です。

  • 結論(Point)
  • 理由(Reason)
  • 具体例(Example)
  • 結論(Point)

上記の順番で書くことで、自然と伝えたいことが整理されて、どんなテーマでもすんなり伝えられるんですよね。

例えば、

PREP法の具体例

  • 結論:プリンが好きだ
  • 理由:甘さも程よいし、カラメルもたまらないし、いつ食べても美味い
  • 具体例:昼下がりに紅茶と一緒に焼きプリンを食べるのも良いし、寝る前にこっそりプッチンプリンを食べるのも良い
  • 結論:つまりプリンは僕にとって最高の食べ物だ

こんな流れで伝えることで、とても説得力のある文章になります。(なってるかな?)

ビジネスでもブログでも手紙でも、ちょっとしたメモでも、なんでも使えるのがPREP法という文章術ですね。

下記の記事では、もっと具体例をたくさん用いながら解説しています。

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2. セールスライティング│読者が自然と行動したくなる文章術

セールスライティングは、読者に「行動してもらう」ための文章術です。そういった意味では、文章の本質のようなテクニックですね。

たくろー
「売るためのテクニック」だと思われがちですが、本質はそうじゃなくて、あくまで「行動喚起」です。

で、セールスライティングは「届ける相手」「伝える順番」で全てが決まります。

  1. What(それは読者にとって何?)
  2. Why(読者にとって、なぜそれが良い?)
  3. So what(読者は、どんな体験ができる?)
  4. How(読者はどうすれば上手にやれる?)
  5. Right now(読者が今すぐやる理由は?)

この順番で、あくまでその人への手紙のように書けばOKですね。

各段階を一文ずつで伝えるというよりも、文章の流れをこの順番にするというイメージです。

セールスライティングの具体例

  1. What:プリンは最高のコミュニケーションツールだ
  2. Why:アレルギーの人以外は、プリンを嫌いな人はほぼ存在しない
  3. So what:彼女と喧嘩したときも、二人でプリンを食べれば仲直りできる
  4. How:3個入りのプッチンプリンがコスパ良い。スーパーでもコンビニでも売ってる
  5. Right now:しかもあのコンビニなら、今週だけ30円オフ

こんな流れで伝えると「So what」が今の自分の状況と重なる人(彼女と喧嘩してる人)にとっては「なるほど!プリン欲しい!」ってなるんですよね。(なるかな?)

だからセールスライティングにおいては「誰に届けるか」がとても大切です。

下記の記事では真面目な例で解説していますので、ぜひ身につけて下さいね。

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3. コピーライティング│商品と読者を結びつける文章術

コピーライティングとは「商品」と「読者」を結びつける文章術です。

(もう少し言えば、コピーとは「広告文」のことですね)

あたかも関係のない間柄の商品を、短い文章によって「あ、これって私にぴったりかも」と思ってもらうのが、コピーライティングの目的です。

例えば前項のセールスライティングの例では、

What:プリンは最高のコミュニケーションツールだ

こんな例を用いました。実はこれがコピーライティングなんですよね。

たくろー
「プリン」「彼女と喧嘩してる20代男子」「コミュニケーションツール」として結びつけようとしたのが、このコピーであり、前項の文章例です。

ちなみにコピーライティングで書く文章は「イメージコピー」「セールスコピー」に分かれますが、ここで解説したのは「イメージコピー」の方です。

「セールスコピー」との違いなどは話すと長くなりますので、もっと詳しく学習しておきたい場合は下記の記事もご覧くださいね。

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4. エモーショナルライティング│自分ごと化してもらう文章術

エモーショナルライティングとは「体験(ストーリー)をイメージさせ、読者の心を揺さぶる文章術」です。

「それが読者にとってどんな体験をもたらすのか?」という情報を伝えて、自分ごと化(共感、同情、応援)してもらうためのテクニックですね。

たくろー
先ほど説明した「セールスライティング」で言えば、So Whatの部分です。

So what:彼女と喧嘩したときも、二人でプリンを食べれば仲直りできる

こんな風に「それを使えば自分がどんな体験ができるのか?」というストーリーを想起させるような文章を盛り込むことで「自分ごと化」してもらうために使いましょう。

対義語として「ロジカルライティング」というものもありますが、下記の記事で詳しく解説していますので、合わせてチェックしてみて下さい。

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5. ストーリーテリング│共感を得るための文章術

ストーリーテリングは、主に「商品やサービス」を紹介するときに「共感」を得るための手法です。

(文章に限らずスピーチやプレゼンでも使われますが、今回は「文章術」としてご紹介しますね。)

理解してもらうためのは「ロジカル」に順序立てて書く方が良いのですが、共感してもらうためにはストーリーが必要だということです。

たくろー
そしてここで使うストーリーの基本は「日常→課題の発見→解決→教訓」ですね。

例として、僕の実体験を通して「転職」という商品をストーリー形式でおすすめしてみます。

ストーリーテリングの例

  • 日常:アパレル業界で消耗しつつ働いていた
  • 課題の発見:ふと、将来に不安を覚えた。10年後も同じように働けるのだろうか?
  • 解決:個人でも稼ぎやすいwebマーケティングのスキルを身につけて、転職を決めた
  • 教訓:夢中になれることなら、どれだけ働いても消耗しないとわかった。本質はそこにあるから、好きな仕事を探そう

「課題の発見」のパートは、誰もが感じるようなシチュエーションであるほど良いですね。

ストーリーテリングはこんな風に、読者に共感してもらいながら商品の成り立ちを伝えるような文章術です。

6. AIDCASの法則│「期待」から行動に導く文章術

AIDCASの法則│「期待」から行動に導く文章術

AIDCASの法則は、読者に期待を与えつつ行動に導く文章術です。

たくろー
商品のランディングページなどでよく使われますね。

下記の文章構成で書くので、その頭文字を取って「AIDCAS」と呼ばれてます。

  • Attention(注目)
  • Interest(関心)
  • Desire(欲求)
  • Conviction(確信)
  • Action(行動)
  • Satisfaction(満足)

一言で説明するのは難しいので例を挙げますが、みんなが知っているパーソナルジムである「RIZAPのランディングページもAIDCASの法則で書かれています。

以下のような流れですね。

[ptimeline marker=”icon” icon=”f1b0″] [ti label=”STEP1″ title=”Attention(注目)”]ライザップは在宅太りを2ヶ月でなかったことにできるサービスです![/ti] [ti label=”STEP2″ title=”Interest(関心)”]こんな悩みはありませんか?ほっといて大丈夫ですか?[/ti] [ti label=”STEP3″ title=”Desire(欲求)”]今こそチャンスです!あなたもライザップなら痩せられます![/ti] [ti label=”STEP4″ title=”Action(行動)”]なぜならこんなにコスパも良いし、あなたにぴったりだからです。返金保証もあるから損しません。さあ無料カウンセリングへ![/ti] [ti label=”STEP5″ title=”Satisfaction(満足)”](ここは入会後の体験)[/ti] [/ptimeline]

こんな流れです。実際のページと見比べてみて下さい。

(※2021年4月時点のランディングページを元に解説してますので、ちょっと変わってたらすみません。)

このように見てもらえると、優秀なランディングページはAIDCASの法則で書かれたものが多いことに気づきます。

特に大手サービスのランディングページは「売れてる」ということに他なりませんので、最高のお手本になりますね。

ぜひ色々研究していただき、文章術の参考にしてみてください。

7. PASONAの法則│「不安・焦り」から行動に導く文章術

PASONAの法則は「今だけですよ?買わないと損ですよ?」と不安に感じさせたり焦らせたりして行動に結びつける文章術です。

たくろー
世の中の「セールスレター」とか「ダイレクトメール」と呼ばれるものは、だいたいPASONAの法則で書かれていますね。
  • Problem(問題)
  • Agitation(扇動)
  • Solution(解決策)
  • Narrow down(絞込)
  • Action(行動)

上記の順番で書くのですが、頭文字をとって「PASONA」の法則と呼ばれます。

例えば、下記のようなセールスレターが定番ですね。

[ptimeline marker=”icon” icon=”f1b0″] [ti label=”STEP1″ title=”Problem(問題)”]これは同じ大学で学び、親友として過ごした二人の話です。二人は聡明で、サークル活動も交友関係も積極的に取り組み、それぞれ有名な商社へ新卒で入社しました。
そんな二人が10年ぶりに同窓会で再開したとき、一人は引き続き商社で身を粉にして働き、課長職へとステップアップしていました。
しかしもう一人は自分で立ち上げた会社が軌道に乗り、さらに経済的な自由を手にしていたのです。
この二人の人生は、いったいなぜ違ってしまったのでしょうか?
[/ti] [ti label=”STEP2″ title=”Agitation(扇動)”]能力が大きく違った?いえ、違います。
社長になった彼は運が良かった?そうではありません。
仕事への情熱が違ったわけでも、元手となる資金が大きく違ったわけでもありません。
ただ、出会った「知識」が違ったのです。[/ti] [ti label=”STEP3″ title=”Solution(解決策)”]今回あなたにこの教材をご提案する理由は、ここにあります。あなたがただの会社員で終わらず、経営者として、あるいは経営者にとっての最高のアドバイザーとして成功を納めるための知識が、ここに詰まっています。[/ti] [ti label=”STEP4″ title=”Narrow down(絞込)”]しかし悪いニュースがあります!現在この教材に関する反響があまりに多く、私たちのサポートを行き届かせるためには発行部数を抑えなければならない事態に陥ってしまいました。[/ti] [ti label=”STEP5″ title=”Action(行動)”]だから今回のオファーは、あなたへの特別ご優待です。
先着5名様に限定させて頂いておりますので、今がチャンスです。
もしもあなたが将来ホノルルに別荘をもち、子供とのんびりと海を眺める夏休みを送れるような経済的自由を求めるなら、ぜひお申し込み下さい。[/ti] [/ptimeline]

こんな感じで「うわあ、今すぐ申し込まなきゃ!」みたいに焦らせて、申し込んでもらう文章術が「PASONAの法則」ですね。

文章術を身につけるには、ブログが一番

文章術をご紹介してきましたが、身につけるには実際に使うのが一番です。

そして実際に使う場は、ブログが一番です。

あなたの知識や経験を発信すれば、必ずそれに救われる人がいます。

救われる人がいるなら、それは必ず収益にも繋がり、あなたも経済的にハッピーになります。

ぜひブログを始めて、色々な文章を試し、自由自在に扱えるように練習していきましょう。

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この記事を書いた人

関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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