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この記事を読めば「仕事がつらい。辞めたい…」と思ったとき、ほんとうに辞めるべきか「合理的に」判断するコツがわかります。ポイントは「その環境で自分が成長できるか否か」。
仕事がつらいとき、ありますよね。
僕がマックスでつらかったのは、前職のアパレル業界の「エリアマネージャー」って職になりたての頃ですね……1か月くらい本当に毎日ストレスで吐きながら働いてました。(誇張なく毎日吐いてたけど、病院に行く休みすらなかった)
結果的に僕は辞めずにそのまま働いてたんですが、よく考えると割と冷静な判断したなと思ってるんですよ。
というわけで、今だからこそわかる「仕事がつらくて辞めたいときの、合理的な判断の仕方」ってテーマでお伝えします。
状況を整理して、その環境で成長できないなら辞めていいんじゃない?って話です。
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そもそもの前提の話として、仕事がつらいなら辞めてもいいと思うんです。
例えば新卒で大企業に入った人とかで「出世のレールを走るのが人生の目的だ!」みたいなケースなら血反吐をはきながら必死で頑張ればいいと思うんですが、そうでもないなら別に辞めて良いですよね。
というのも、なんとなく「3年は働かないと二度とまともな職につけない」とか「新卒ですぐ辞めたらレールから外れて詰む」みたいな空気が薄くなってきてるように思うんです。スキル重視になってるというか。
特にIT系の業種なら1年くらい本気で学習すればなんとでもやり直しがきくので、べつに今の仕事がつらいなら辞めてもいいと。
ただ僕が今になって思うのは「その仕事のつらさを乗り越えて、自分が成長できるか否か」を判断基準にしたほうが良いってことです。
冒頭にも書きましたが、以前アパレル業界でエリアマネージャーとして働いてたことがあります。
要するに複数のアパレル店舗の面倒を見る仕事ですね。売上管理も人のマネジメントも内外の調整も全部まるっとやる、もれなくブラックな仕事なんです。
しかも僕は知らない人と話すのも好きじゃないし、接客も嫌いだし、なんでこの仕事やってんだろう…って状況でした。
僕の場合はエリアマネージャーになった瞬間から1か月くらい、仕事に慣れなさすぎて誇張なく毎日吐きながら働いてたんです。夜中にトイレでなぜか涙があふれてきたときは「さすがに病院行こうかな」と思いましたが、まあ持ちこたえたと。
ただそのとき頑張って続けようと思ったのは「まだこの仕事で何も得てないじゃん」と思ったからなんですよね。
あくまで自分の実体験から言ってることですが、仕事がつらいことで「辞めるか否か」に悩んだときの判断基準としては、
自分がこの先がんばって働いたとして、その仕事で成長できる余地があるか?
ということを考えるのがベストですね。
僕の場合は「年下も年上も含めた大勢のマネジメント」というスキルを20代で学べる機会は他にあまりないかなと思ったので、最低でも仕事の全体像がわかってから転職しようと思って頑張りました。
なのでそのときは踏ん張って、そこから4年ほど経って「あ、そろそろこの仕事じゃ成長できないな」と思ったタイミングで辞めたんです。
具体的にはそのあと本部に異動して人事になって、なんとなく自分がこのまま歩いていったことをイメージしたら先が詰んでて「辞めどきだな」と思ったんです。
それでマネジメント経験とブログ運営経験をかけあわせて「軸ずらし」でweb業界に転職したような流れですね。
もしかすると「仕事がつらいのは当たり前だ」とか「3年は頑張らないと使い物にならないぞ」みたいな言葉を見たり、直接言われたりしたことがあるかもしれません。
でも今になって思えば、正直そんなこと割とどうでもいいんですよね。実際いまの仕事(メディア事業)でつらいと思ったことないんです。好きなことだし、成長できるのが楽しいし。
ただ僕の場合は、20代の頃は「仕事に対する謎のコンプレックス」があったんです。学生の頃から「まじで働きたくねえな…」と思いながら生きてきたので、まともに働き始めたのが25歳くらいということが影響していまして。
20代の頃は「早く同年代に追いつかないと」みたいなモチベーションもあったんですよね。そんなこともあって「僕は」毎日吐きながらでもブラック環境で頑張ったんですが、シチュエーションなんて人それぞれです。
辞めた方が自分のためになるなら、辞めても人生何とかなるでしょう。
ただひとつ「いっときの感情で決めたら後悔するかもしれない」とは思います。
あなたが今の仕事のことを考えたときに「自分が成長できないと思えば、辞めて次のステージを探した方が良い」というのが最高に合理的な考え方ですね。
というわけで、まずは問題の整理から始めましょう。
もしもあなたの「仕事がつらい」と思っている状況がこれからお伝えする2つのシチュエーションのどちらかだった場合、一度状況を整理してから考えた方がいいかもしれません。
僕の経験上、上記の2つは「どんな仕事をやってもついてくる問題」なので、今クリアしておいた方が良いと考えてます。その先で辞めて転職するかどうかは別として。
では、今の仕事の状況をイメージしながらご覧くださいね。
あなたが人間関係に悩んで、仕事がつらくて辞めたくなってる場合。
「その根本的な原因は、ほんとに人間関係?」
と整理する必要があります。
チェックリストを用意しました。下記の項目すべてにチェックがつけばOKですが、そうでなければ一度問題を切り分けた方が良いかもしれません。
仕事の人間関係はあくまで「役割分担」だとわかっている
競争しても意味がないとわかっている
深刻になっても意味がないとわかっている
関係ないことは気にしないようにしている
全てにYESがつけば、きっと問題の切り分けができています。冷静に判断したうえで「つらい、辞めたい」と考えているなら、その職場には合ってないのかもしれません。
ただ一つでもNOが付いた場合、いちど状況を整理して、仕事の仕方を見直してみることをおすすめします。
仕事に疲れるほどの人間関係は、仕事上必要じゃありません。
シンプルな解決法は「他人を気にしない」「あくまで自分の仕事をする」ということ。「良く分からない…」という方は、ぜひ下記の記事をご覧ください。もっと詳しく解決法をお伝えしています。
仕事が忙しすぎて、仕事が終わってからも休みの日でも「不安感」があってストレスな場合。
今思えば、僕が毎日吐きながら働いてた頃は「確認不足」な状況でした。
この場合は「わからないことを潰す」という作業に力をいれればだいたい解決します。またチェックリストを用意しましたのでご覧下さい。
仕事中、なにをすれば良いかわからない時間がある
いまの仕事の完成図が、明確ではない
よくわからないけれど、仕事の時間が足りない
明日の仕事が不安で帰っても胃が痛い
時間外でも仕事のメールをチェックしてしまう
仕事が終わってからも頭のなかは仕事でいっぱいだ
一つでも当てはまるなら「わからないことを確認」したうえで「仕事の段取り」を見なおせば解決できる問題です。
仕事のゴールを設定する→ゴールに向かうための業務を整理する→スケジュールを立てる→あとはスケジュール通りに進めるだけ
これだけで解決します。
「いやいやそんな、たくろーさん」と。
と思ったなら、むしろやってみて下さい。実は意外にもできてる人がいないのが「仕事の段取り設定」と「わからないことを無くす確認作業」ですね。
詳しくは下記の記事でも解説してますので、あわせてご覧下さい。
さて、今あなたがいる環境がここまでお伝えしてきた話と全然違っていれば、辞めたり転職したりすることを考えて良い段階かもしれません。
というわけで「この場合は辞めることを考えよう」というシチュエーションを整理しました。
上記のシチュエーションであれば、環境を変えることを考えてみて下さい。
パワハラやセクハラは意外と世の中に蔓延していまして。ぼくが以前に働いていたアパレル企業でも「気づかずにパワハラをしている」ような人が沢山いました。
そういう人って、おもしろいことに「パワハラで注意されても処罰されても、またわからずに繰り返す」という習性をもってます。感情の制御ができない、シンプルに頭が悪い人に多いんですよね。
なので、パワハラ人間が上司として存在する会社なら辞めた方があなたのためです。これからもパワハラやセクハラをする人間と付き合い続けて行かなければなりませんので、そこにいても得する事が一切ありません。
とはいえ「今すぐは動けない」と思ってしまうかもしれませんが、それは精神が消耗してやる気が薄くなってる状況かもしれません。余計な状況や心配ごとを考えてしまっているだけで、突き詰めれば人はいつでも仕事を辞めれますし、いつでも転職できます。
なので、まずは転職エージェントに相談してみるところから始めるのも手です。
第三者に状況を話して「周りの冷静な意見」をもらうのは、行動力の沸くきっかけになるからですね。
もちろん友人や家族に話すのも良いのですが、気持ちは楽になっても具体的な解決にはならないので、きっとまた「仕事がつらい」という気持ちはぶり返します。
でも転職エージェントなら「転職先を探してくれる」という解決策をもってます。しかも無料。
まずは「転職のプロ」に相談してみるところから始めてみて下さい。
パワハラやセクハラに通じる部分もありますが、環境がブラックすぎるなら辞めたほうが良いと思ってます。
といっても僕はブラック環境で仕事を続けてしまったのですが……今考えれば、もっとまともな同業種に転職するという手もあったなと。
いわゆるブラック企業の目安ですが、またチェックリストです。下記をご覧ください。
公休が年間100日以下
残業代は出ないが皆黙って働いている
自主的に休日出勤する社員がいる(無給)
1日の勤務時間がナチュラルに長い
副業は禁止
もしあなたの会社が当てはまるなら、すぐ動くことをおすすめします。転職エージェントに相談するか、もう限界なのであれば「退職代行」も良いですね。
退職代行の中には「提携している転職エージェントを利用して転職すれば、お祝い金を貰える」といったサービスもでてきていますので、有給を全消化してる間に転職先を決めれば金銭的にもオトクです。
それも検討してみて下さい。退職代行の詳細については、ぜひ下記の記事をどうぞ。
ブラック企業の目安については下記の記事で詳しく解説しています。
あなたが今の仕事に対してまったくモチベーションを感じられなくて、他にやりたいことがある場合。
その「やりたいこと」に勝算があるなら、今すぐ動くべきだと思います。
ただ現実的に稼げる手立てができてないのに「勢いで辞める」みたいなことするのは合理的じゃないので、ある程度稼げるようになってから辞めた方がいいですね。
フリーランスとして独立しなきゃできないことなら、今の仕事と平行してやってみて、ある程度稼げるようになってから辞めるのが無難です。
ちなみに僕は前の仕事に見切りをつけたタイミングから「ブログ」を始めてwebマーケティングの実績を作り、転職先を決めてから辞めました。体験談は下記の記事もどうぞ。
「いや、今の仕事と平行してやるなんて忙しくてできない……」という人は、申し訳ないですが正直「甘え」だと思ってます。
実体験として、すくなくとも「1日8時間~12時間くらい働いてる中で、朝と夜に時間を確保してブログを書いてWEBマーケティングの勉強をする」みたいな生活は問題なくできてました。
逆に言えば、仕事が忙しいなかでも夢中でできちゃう事じゃないなら、下手に動かない方が良いかもしれません。
というわけで、本気でやりたくて勝算があることなら動きましょう。そうじゃないなら、自分がどうすれば幸せになれるのか改めて考えてみたほうが良いかもしれませんね。
「自分にあった仕事の見つけ方」というテーマは下記の記事でお話してますので、もしご興味あればぜひ。
というわけで「仕事がつらいし、辞めたい……」という場合は「いまの環境で仕事をつづけて、自分は成長できるのか?」と考えてみて下さい。
その仕事でまだ成長できる見込みがあるときや、その先の未来のルートが見える場合は、もう少し頑張ってみても良いかもしれません。
自分にとって幸せな選択をして、できるだけ良い仕事していきましょう。
では。