どうも、たくろーです。
今回は全国の10代〜40代男女1,000名にアンケートを実施し、退職代行に対する世間のイメージを調査してみました。
2019年頃から利用者もサービス提供企業もグングンと増え、今や一般的になりつつある「退職代行」。果たして世間はどう評価しているのでしょうか?
全10項目への回答を、年代別、男女別のデータやコメントと合わせて掲載しています。
ぜひご参考下さい。
※当記事で公開しているデータは原則引用フリーです。出典を『北海道ログ』と明記して頂き、当記事へのリンク(https://tklandphoto.com/taishoku-image/)を貼ってご利用ください。
退職代行に関するアンケート調査の概要

今回『北海道ログ』では、全国の男女1,000人にアンケートを取り、退職代行サービスのイメージ調査を行いました。
調査期間:2021年5月20日〜2021年5月21日
調査対象:15歳〜49歳の男女1,000名(平均年齢 30.6歳)
対象内訳:10代200名/20代300名/30代300名/40代200名
調査地域:全国
利用した調査会社:クロスマーケティング社
実施した設問は以下の通りです。
YES/NO設問10問
- 退職代行を知っている
- 自分が使ったことがある
- 身近な人が使ったことがある
- 機会があれば使いたいと感じる
- 退職代行サービスに対して好感を感じる
- 退職代行を使うなんて「クズ」だと感じる
- 退職代行を使うのは「逃げ」だと感じる
- 退職代行を使うなんて「ありえない」と感じる
- 退職代行を使うなんて「卑怯」だと感じる
- 退職代行を使うのは「非常識」だと感じる
調査対象の男女比は、少し女性の方が多く「男性417名:女性583名」に対する調査となりました。
年代の内訳は「10代200名/20代300名/30代300名/40代200名」です。

回答いただいた方の居住地は東京が中心にはなりましたが、割と全国様々な地域からまんべんなく回答いただきました。

これらの調査結果をお伝えしていきます。
退職代行の世間の認知度は?

まず前半の設問では、退職代行の認知度やイメージについてお聞きしました。
この結果「意外とみんな知ってて、そんなに悪く思われてない」ことがわかりました。
- 退職代行を知っている 48%
- 退職代行を使ったことがある 2%
- 身近な人が退職代行を使ったことがある 4%
- 機会があれば退職代行を使ってみたい 21%
- 退職代行に好感を感じる 32%
あなたはこれらの数値を見て、どう感じますか?
「退職代行を知っている」48%

まず最初に、純粋な「認知度」を調査しました。ここでは全体の48%の人が「退職代行を知っている」と回答しています。
年代別の結果は以下の通り。
年代 | 知っている | 知らない |
15歳〜19歳 | 65名 | 135名 |
20歳〜29歳 | 156名 | 144名 |
30歳〜39歳 | 152名 | 148名 |
40歳〜49歳 | 106名 | 94名 |
やはり働いている世代の認知度は高く、まだ学生の多い10代からすると「よくわからない」という結果になっています。
ちなみに10代を除いた800名だけでカウントした場合「知っている」が51.5%になりました。
労働世代の半数以上の認知を獲得しています。
「退職代行を使ったことがある」2%

次に「使ったことがあるか?」という質問にYESと回答した方は、全体のわずか2%(1000人中20名)でした。
これを多いとみるか少ないと見るか……という話ですが、1000人中20名なら、つまり「50名規模の会社なら1人は使う」くらいの人数です。
個人的には「思ったより使ってるな」という印象でした。
ちなみに利用した方の内訳は、
使ったことがある人 | 男 | 女 |
10代 | 1名 | 2名 |
20代 | 7名 | 5名 |
30代 | 1名 | 1名 |
40代 | 2名 | 1名 |
このように、20代の利用者がもっとも多い結果となりました。
回答者自体は女性の方が多いことを考えると、どちらかといえば男性の方が使う率が高いと言えそうです。
利用者の体験談については、下記の記事にもまとめています。


「身近な人が退職代行を使ったことがある」4%

次に「身近な方が退職代行を使ったことがある」については4%。1,000名中43名がYESと回答しました。「会社の誰かが使った」とか「友人が使った」といった内容になります。
ちなみに僕自身、以前の会社人事として働いていた会社で「従業員が使って辞めた」ことがありますので、回答するならYESになります。
ここは確実に、これからまだまだ増えていくであろう数値ですね。

「機会があれば退職代行を使ってみたい」21%

退職代行を使ってみたいと答えた方は、全体の21%(1,000名中213名)にものぼりました。
「退職」はなかなか繊細なことですので、「言い出しにくい」とか「気まずい」なんて感情が生まれやすいシーンです。「金を払ってでも避けたい」と考える人が多いことがわかりました。
ちなみにYESと答えた213名の内訳は、
機会があれば使いたい人 | 男 | 女 |
10代 | 11名 | 35名 |
20代 | 25名 | 48名 |
30代 | 23名 | 34名 |
40代 | 27名 | 10名 |
この結果からに「退職代行を使いたいと思っている40代男性がとても多い」ことがわかりました。
他の世代では女性が主にYESと答えていたにもかかわらず、40代男性がよほど疲れているようです。
「辞めれるもんなら辞めたいよ」という、悲しい声が聞こえてきそうな結果となりました。

「退職代行に対して好感を感じる」32%

次に聞いたのが、退職代行に対する好感度です。32%(324名)の人が「好感がある」と回答しました。
要するに世間の全体感としては「使いたいほどではないけど、悪いものではないと思っている人が意外と多い」というイメージです。
内訳は、この通りです
退職代行に好感がある人 | 男 | 女 |
10代 | 20名 | 54名 |
20代 | 40名 | 74名 |
30代 | 37名 | 49名 |
40代 | 36名 | 14名 |
この数値を見るに「やはり年齢が高い人ほど、退職代行に対して好感を抱いていない」ということがわかりました。
イメージ通りですね。
ちなみに当然ではありますが、最初の設問で「退職代行を知らない」と答えた人の方が拒否感を強く感じているようです。
- 「知らない」と答えた523名のうち、好感を感じるのはわずか101名
- 「知っている」と答えた477名のうち、好感を感じるのは224名
という結果でした。
つまり退職代行サービスについて理解するほど「悪くない」と感じる人が多いということです。
退職代行の利用者に対する世間のイメージ調査結果

次に、もう少し細かいイメージについて聞きました。
退職代行を利用することに対して、果たしてどう思うか?という設問です。
- 退職代行を使うなんてクズだ 6%
- 退職代行は逃げだ 11%
- 退職代行なんてありえない 9%
- 退職代行は卑怯だ 7%
- 退職代行は非常識だ 11%
この結果から「退職代行はまあまあ非常識ではあるものの、別に卑怯とかクズだとか言われるほどではない」という世間のイメージがわかります。
そもそもほんの数%の人しかネガティブに捉えていないので、さほど悪くないことがわかりました。
「退職代行を使うなんてクズだと感じる」 6%

「退職代行を使うなんてクズだ」と感じる人は、1000人中わずか63名に留まりました。属性分布は以下の通りです。
退職代行はクズだと感じる人 | 男 | 女 |
10代 | 3名 | 4名 |
20代 | 7名 | 7名 |
30代 | 3名 | 19名 |
40代 | 8名 | 12名 |
ここでは「30代の女の人、めっちゃ厳しいやん」という結果になりました。
ちなみにクズだと感じた人からはコメントを頂きましたので、代表的なものをいくつかご紹介します。
- 他人が口を挟むのはおかしい
- 次の会社でもまた退職癖がつきそう
- 無責任だと感じる
このような意見がほとんでで、中でも多かったのは「なんで自分で言えない(言わない)んだろう」というニュアンスの意見でした。
あなたはどう感じますか?
この「退職代行はクズだ」という意見については、下記の記事で自分なりに考察しています。

「退職代行を使うのは逃げだと感じる」 11%

次に「退職代行を使うのは逃げだと感じる」という設問には、1000人中112名の方がYESと回答しています。
内訳は、下記の通りです。
退職代行は逃げだと感じる人 | 男 | 女 |
10代 | 8名 | 7名 |
20代 | 11名 | 22名 |
30代 | 4名 | 30名 |
40代 | 14名 | 16名 |
ここでもやっぱり「20代と30代の女の人めっちゃ厳しいやん」という結果です。
逃げだと感じる理由としては、以下のようなコメントを頂きました。
- 誠実さがない
- 大人ならしっかり自分で言うべき
- 自分でケジメをつけるべき
全体的に、30代や40代は「ケジメ」「誠実さ」といった感情的な言葉が多い傾向にありました。
対して10代や20代からは「引き継ぎで迷惑をかけそう」とか「労基に掛け合えばいいのに」といった、割と現実的なコメントが寄せられたのが印象的でした。
「退職代行を使うなんてありえないと感じる」 9%

次に「退職代行を使うなんてありえないと感じるか」といった設問には、1,000名中92名がYESと答えました。
内訳は、以下の通りです。
退職代行はありえないと感じる人 | 男 | 女 |
10代 | 5名 | 3名 |
20代 | 10名 | 11名 |
30代 | 4名 | 29名 |
40代 | 12名 | 18名 |
やはりここまでの設問と同様、30代の女性から否定的な意見が多い結果となりました。
内容は、
- 自分は使いたいと思わないから
- 費用がもったいないと感じる
このように「使うなんてイメージできないし、もったいない」という意見が多く寄せられました。
特に30代女性からのコメントに「理解できない」といったニュアンスの言葉が多かったのが印象的です。
「退職代行を使うなんて卑怯だと感じる」 7%

次に「退職代行を使うのは卑怯だと感じるか」といった設問には70名がYESと回答しています。
内訳は下記の通り。
退職代行は卑怯だと感じる人 | 男 | 女 |
10代 | 7名 | 3名 |
20代 | 6名 | 9名 |
30代 | 4名 | 21名 |
40代 | 8名 | 12名 |
全体的に数値は落ち着き「卑怯とまでは思わないかな……」という世間の声が聞こえてくるようなイメージです。
コメントとしては、
- 自分で言わないと、本意がしっかり伝わらない
- 面倒でつらいことから逃げたなと思ってしまう
このように、なんとなく「それでは分かり合えないよ」といったニュアンスの意見が多く寄せられました。
あまり現実的な意見はなく、感情的な意見がほとんどでした。
僕個人の意見としては、下記の記事にまとめています。

「退職代行を使うのは非常識だと感じる」 11%

最後に「退職代行を使うのは非常識だと感じるか」という設問に対しては、1000名中109名がYESと答えています。
内訳は下記の通り。
退職代行は非常識だと感じる人 | 男 | 女 |
10代 | 6名 | 5名 |
20代 | 9名 | 19名 |
30代 | 5名 | 32名 |
40代 | 13名 | 20名 |
「常識からは外れている」と感じた方は、比較的多い結果になりました。
しかしコメントの中身を見ていくと「状況による」とする意見も多く、
- やむを得ない事情がある場合を除き、非常識だと思う
- たしかに常識的ではないと思うが、本当に辞めたいのに辞められない人の助けになるとは思う
このように「辞めたくても辞められないなら、使っても仕方ないのではないか」という意見が出てきていたのが印象的でした。
個人的な見解は、下記の記事にまとめました。

退職代行に関するイメージまとめ
今回の調査結果をまとめると、
- 意外と多くの人が知っている
- 悪いイメージを持つ人は、あまり多くない
- 特に30代女性からの拒否感が強い
- 否定的な意見は、感情的な内容が多い
このような内容でした。あなたはどう思われましたか?
退職代行を使うにせよ、使わないにせよ、後悔のない退職を実現したいものですね。


30秒診断
あなたにピッタリな退職代行は?
簡単な質問に答えるだけで、あなたの状況に合った退職代行がわかります。

診断結果
あなたにおすすめの退職代行は
退職代行SARABA(サラバ)です。
退職代行SARABA(サラバ)は、労働組合の退職代行。24時間365日対応で、有給も全て使って即日退職できます。
25,000円ポッキリと相場以下の価格で、安心して辞められますよ。
\CHECK NOW/
まずは無料で、24時間対応のLINE相談から
※退職代行SARABA公式サイトにジャンプします


診断結果
あなたにおすすめの退職代行は
退職代行SARABA(サラバ)です。
退職代行SARABA(サラバ)は、労働組合の退職代行。会社と交渉する法的な権利があるので、安心して即日退職できます。
25,000円ポッキリと相場以下の価格で、安心して辞められますよ。
\CHECK NOW/
まずは無料で、24時間対応のLINE相談から
※退職代行SARABA公式サイトにジャンプします


診断結果
あなたにおすすめの退職代行は
退職代行SARABA(サラバ)です。
退職代行SARABA(サラバ)は、労働組合の退職代行。有給も全て使って即日退職できます。
実はパワハラやセクハラなどの具体的な被害が無い場合は、弁護士に頼んでも賠償請求は難しいかもしれません。
そんな会社に時間を割くくらいなら、弁護士よりリーズナブルな「労働組合」のサービスでスッキリ辞めましょう。
25,000円ポッキリと相場以下の価格で、安心して辞められますよ。
\CHECK NOW/
まずは無料で、24時間対応のLINE相談から
※退職代行SARABA公式サイトにジャンプします


診断結果
あなたにおすすめの退職代行は
「弁護士法人みやび」です。
弁護士法人みやびは、その名の通り弁護士の退職代行。有給が全部使えるように交渉してもらえて、とにかく安心して辞められます。
料金は50,000円ポッキリと労働組合のサービスより高くはなりますが、その分「弁護士」というネームでトラブルのリスクなく辞められるでしょう。
お金よりも「安心」を取りたいあなたは、弁護士法人みやびで決まりです。
\CHECK NOW/
まずはLINEで無料相談から
※弁護士法人みやび公式サイトにジャンプします


診断結果
あなたにおすすめの退職代行は
「弁護士法人みやび」です。
弁護士法人みやびは、その名の通り弁護士の退職代行。有給だって全て消化できるのはもちろん、損害賠償請求までお願いできます。
退職代行自体の料金は50,000円ポッキリ。それに加えて賠償請求は「成果の20%」の成果報酬でお願いできるシステム。
損害賠償請求までお願いしたいあなたは、弁護士法人みやびで決まりです。
\CHECK NOW/
まずはLINEで無料相談から
※弁護士法人みやび公式サイトにジャンプします


診断結果
あなたにおすすめの退職代行は
「退職代行J-NEXT」です。
J-NEXTは普通の会社が運営する退職代行なので、有休消化などはお願いできません。
とにかく20,000円ポッキリという料金が魅力で、退職代行業界の中でもトップクラスの格安サービスです。
安心よりも「料金」を取りたいあなたは、退職代行J-NEXTに相談してみて下さい。
\CHECK NOW/
J-NEXTならとにかく安く辞められる


診断結果
あなたにおすすめの退職代行は
「退職代行NEXT」です。
退職代行NEXTは弁護士が運営する退職代行。弁護士のサービスの中ではもっともリーズナブルな料金で退職できると評判です。
退職料金は30,000円ポッキリ。損害賠償請求は成果報酬で20%(状況により変動する場合あり)です。
有給の使用、損害賠償請求の相談も含め、できるだけリーズナブルに済ませたいあなたにはNEXTがおすすめ。
平日日中のみの連絡にはなるので即日対応には向きませんが、じっくり相談して辞めたい方はNEXTに相談してみて下さい。
\CHECK NOW/
まずは無料で、LINE相談から。
※退職代行NEXT公式サイトにジャンプします



先に転職先を探すなら、巷で人気の、自分に合った転職エージェントを利用してみてください。
