webライターに向いてる人は「相手目線」に立てる。それが無理だと難しいかもね

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webライターに向いてる人は「相手目線」に立てる。それが無理だと難しいかも

どうも、たくろーです。

「webライターに向いてる人って、どんな人?」

「副業でwebライターを始めたいけど、自分にできるんだろうか……」

と悩んでいる方へ、webメディアで編集の仕事をしつつブロガーとして活動している僕が「webライターに向いてる人の特徴」をお教えしますね。

さて、いろんなwebライターの方々の記事を見たり編集したり、あるいはブロガーとして他のブログを研究したりしてきたんですが、最近やっと「webライターに向いてる人の条件」がわかりました。

たくろー
良い記事書く人とそうじゃない人って何が違うんだろうって、ずっとモヤモヤしてたんですよね。

webライターに向いてる人は、どこまでいっても「相手目線」に立てる人です。

奉仕の精神があるとかそういうことじゃなくて、相手の考えの裏側が読めたり、相手の気持ちを察することのできる能力が備わっている人ですね。その能力さえ持ってるなら、webライティングの本質的な部分はすぐに理解できて仕事になるはずです。

個人的に感じてきた限りでは、逆に「相手目線に立つ能力が無い(or 立とうと思えない)人」はあきらかに「SEOライティングをするwebライター」には向いてないと思うので、相当努力できないと難しいかもしれませんね。

というわけで、僕が思う「webライターに向いてる人の特徴」をお伝えしていきます。

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目次

\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

webライターに向いてるのは「相手目線」に立てる人

webライターに向いてるのは「相手目線」に立てる人

「相手目線」に立てる人はwebライターに向いてるんですが、これはwebライティングの本質的な目的に関係しています。

そもそもweb上の記事は「悩みを抱えた読者」の問題を解消するために存在しているという原則はご存じでしょうか?

たくろー
誰の悩みも解消できない記事には存在価値がなくて、誰にも読んでもらえませんからね

例えばですが、ニュースメディアは「今起こっている最新トレンドが知りたい」という悩みを解消するために存在しています。あるいは「フィットネスメディア」は、体作りを始めたい人の悩みを解消するのが目的ですよね。

そんな風に「誰かの悩み」を解消するためには、その相手が「誰」「どんな悩み」を抱えているのか深く探ったうえで記事を書く必要があります。

そこには、やはり「察する能力」とか「分析能力」をはじめとした、いわゆる「相手の立場にたって物事を考える能力」が必要なんですよね。

さて、個人ブログならここまで意識すればOKです。あとは自分の経験とか想いを元にして記事を書いて、その読者の悩みを解消すればいいだけですからね。

でもwebライターの仕事は違います。読者の立場に立って考えたうえで「依頼元のメディアの立場」にも立って考えながら書く必要があるんですよね。

メディアから重宝される良いwebライターになれるかどうかは「メディア目線が持てるか否か」も関係しています。

忘れられてしまいがちなポイントですが、読者目線と合わせてめちゃくちゃ大切なことなんですよね。

というわけで、ちょっと詳しく見ていきましょう。

「読者の目線」に立てる人はwebライターに向いてる

まずは「読者の目線に立つ能力」を持っている人はwebライターに向いてるとお伝えしましたが、もう少し具体的に説明しますね。

ここで話しているのは「その読者が何故そのキーワードで検索してきていて、最終的にどうしたいのか?」というような、相手の心の奥まで考察する力のことです。

例えば「掃除機 おすすめ」と検索してきた人は、もちろん「おすすめの掃除機が知りたいんだろうな」というのは誰でもわかりますよね。

でも、実はその先が肝心。

その人が掃除機にどんな機能を求めていて、どんな部屋を、どんな風に掃除したいのか?というところまで考えなければ、真に読者の悩みを解決しているとは言えません。

たくろー
自分がおすすめの掃除機じゃなくて、” その人にとって ” おすすめの掃除機を教えてあげるのがweb記事の役割です。

これは例えばSNSとか、ヤフー知恵袋とか、あるいはメディアの想定ユーザー情報などをもとにして考えます。

こんな風に、とにかく「検索してくる読者はどんな悩みをもってるの?」というのを察したり、考察したり、分析したりするのが「読者目線に立つ」ということ。

そんな能力が備わっている人は、webライターに向いてますね。

「依頼元のメディアの目線」にも立てると、webライターとしては最高

読者目線に加えて、依頼元のメディアの立場に立って考える能力があれば最高です。というよりも、その能力を養わなければどこかで限界がくるでしょう。

個人ブログだったら自分の書きたいキーワードだけ書いていればいいんですよ。

たくろー
自分が自信をもってアドバイスできるキーワードを選ぶのが一番書きやすいですし、結果も出やすいはずです

でもwebライターという仕事だとそんなわけにはいかなくて、メディアの指定したキーワードに向けた記事を書くことになると。それが仕事ですから。

自分のブログだったら「自分の経験を元に書く」ことができるんですが、そのメディアの編集部という立場で書くなら、視点が自分ではなく「編集部」になります。

(ライター名で書けるメディアなら楽ですが。)

なので、あくまで「その編集部」がどんな動機でそのキーワードの記事を書こうと思っていて、どういうテーマで伝えると良いのか?ということを考えながら書く必要が出てくるんです。

それができないと、検索上位の記事を貼り合わせたような薄っぺらいキュレーションサイトみたいな記事になっちゃうんですよね。

というわけで「あくまでメディアの中の人」になって書けるような共感能力に優れている人がwebライターに向いてると言えそうです。

webライターの仕事は難しいだろうな……という人の特徴は?

webライターの仕事は難しいだろうな……という人の特徴は?

じゃあ「webライターの仕事は難しいんじゃない?」という人の特徴を考えると、これは結構たくさん思いつきました。

あらためて考えると、webライターは意外と向いてる人の少ない仕事なのかもしれませんね。

というわけで、webメディアで編集をしている僕が考える「webライターとして活躍するのは難しいであろう人の特徴」をお伝えします。

自己顕示欲の強すぎる人には難しい

とにかく「自分の言いたいことを喋りたい!スポットライトに当たりたい!」という自己顕示欲の強いタイプの人は、webライターとして働くのは難しいかもしれません。

もちろん「体験談」とか「経験」とか、そういうものを交えて記事を書くのは大切なんですが……とはいえ主人公は読者で、決して自分じゃありません。あくまで自分にスポットライトを当てたい人が書いた記事は、話が読者のニーズとズレていきがちです。

それはwebメディアとしてはあまり良くなくて、webライターには向いてないと言わざるを得ません。

別に良いとか悪いとかそういう話じゃなくて、たぶんwebライターじゃなくて楽しいエンタメを作るクリエイターになった方が良いんじゃないかなっていう話ですね

自分の視点でしか考えられない人にも難しい

webライターは、自分の視点でしか物事を考えられない人には難しい仕事です。

例えばガジェットメディアが「おすすめの掃除機」の記事を書く場合と、主婦向けのニュースメディアが「おすすめの掃除機」の記事を書く場合では、メディアの立場も、想定読者も、記事のテーマもまったく違ってきます

ガジェットメディアだったら、とにかくスペックとか機能で最新機種を比較した「ガジェット好きな男性向けの記事」になりそうですよね。でも主婦向けメディアなら、軽さとか起動時間、静穏性とかで比較した「主婦にとっての利便性・実用性を重視したラインナップの記事」になりそうです。

こんな風に書き分けるイメージがまったくつかない人には、webライターは難しいかもしれませんね。

あんまり努力したくない人にも、webライターは難しい

なんとなく楽そうだから、家でできて簡単そうだから、とwebライターを目指すのは良いんですが……努力できないと単価も稼ぎも上がらない商売です。もしそんなテンションだと、満足な収入を得るのは難しいでしょうね。

というのも、やっぱり依頼元であるメディアも日々SEOを研究してレベルアップしていってますので、ずっと同じスキル感で記事を書いていて良い商売ではないんですよね。

たくろー
変わらない環境でずっと安定して働きたい人は、同じデスクワークでも経理とか一般事務とかの仕事の方がいいかもしれません

良い記事を書くための知識は常に取り入れていく必要がありますし、SEOに有効な書き方やルールも年月とともに移り変わります。

「努力したくない」って人にとっては、webライターはちょっと難しい仕事かもしれません。

webライターに向いてる人は、さっそく目指してみて

というわけで、webライターに向いてるのは「第三者の視点」で物事を考えられる人です。

こんなこと言ったら「良い人しか無理なの?」みたいに思うかもしれませんが、そういうわけじゃありません。

ある意味では「こんなことしたら嫌がるだろうな」とか「あいつを罠に嵌めるにはこうすればいいはずだ」とか、そんな悪いことを考えれる人もwebライターに向いてると思います。

それだって、要するに「相手目線で考える」ってことですからね。

というわけで、善人でも悪人でも構いません。「よし自分は向いてそうだ!」という方は、ぜひwebライター目指して頑張ってみて下さい。

まずはブログから始めるのが良いですよ。

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その本質は、日々プロからの添削が受けられることです。いきなりフリーで活動すると「プロライター」の視点で見られることになりますが、現場で働けば、最初は下働きをしながらプロの仕事を学べるのです。

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この記事を書いた人

関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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