自己啓発ってなんで気持ち悪いの?本質的な意味から考えた

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どうも、たくろーです。

今回は「自己啓発ビジネスに頼るときは、自分で情報を取捨選択できないと意味ないよ」ってテーマでお話します。

「自信をつけたい」「仕事で成功したい」こんな理由から利用されるのが、いわゆる「自己啓発セミナー」などの自己啓発ビジネス。

もちろんまっとうで役に立つ内容のセミナーもあると思いますが、いわゆる「信者を集めようとしてるタイプの自己啓発セミナー」はまじで気持ち悪いな……と思ってしまいます。

そんな弱者から搾り取るような気持ち悪い自己啓発ビジネスに引っかからないために「自己啓発ってなんなんだろう?」っていう本質的な部分から考えてみました。

この記事が役に立つ人

  • 自己啓発セミナーに誘われて迷っている人
  • セミナーに通っていて「ん?これおかしくない?」と気づいた人
  • まわりに自己啓発にハマってる人がいる人

あくまで自分で「あかん、こんなセミナー参加してても意味ないから抜け出そう」って思えた人や、まわりからの影響を受けたくない人向けの記事です。どうぞ。

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目次

\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

自己啓発ってなんで気持ち悪いの?

自己啓発ってなんで気持ち悪いの?

そもそも自己啓発とは、みずから自分の意識や能力を高めることや、その姿勢、行為を指します。

要は「自分でモチベーション上げて精神的にレベルアップすること」ですね。これだけ聞くとサワヤカですし、事実「自己啓発」自体は良いことです。頑張る人をバカにする権利は誰にもありません。

なのに自己啓発に「気持ち悪い」とか「詐欺」みたいなイメージが先行するのは、自己啓発をビジネスとして捉えたときに「弱者から搾取する感」「弱い立場の人に押し付ける感」「宗教感」が出るからですね。

  • 会社から自己啓発セミナーに参加しろと言われた
  • 自己啓発セミナーに参加したら1泊2日で30万円の謎の合宿セミナーをゴリ押しされた
  • セミナーに参加したらよくわからないスピリチュアルなことを言い始めた

上記のような状況になるイメージです。

特に心構えを学ぶようなセミナーに「行け」って言われてイヤイヤ参加するような状況とか、ほんとに意味ないからやめたほうがいいですね。

前提として「自分からやる」状態で「ある程度実践的な内容」じゃないと意味ないのかなと思います。

スピリチュアル感の混ざったざっくりした話とか、聞いたところで「参加した感」が出るだけでほんとに意味ないですからね。

対象が「精神的に弱ってる人」だから気持ち悪い

そして自己啓発ビジネスでは、基本的には「人生に迷っている人」とか「仕事が上手くいかない人」といった「精神的に弱ってる人」が顧客になります。

そうなると、どうしても「人の弱みに付け込んだビジネス」になるんですよね。だから気持ち悪いと。

たとえば「とにかく参加すれば、何かいいことがあるだろう」なんて思って参加しても、ほんとに意味ありませんし、ただお金と時間をドブに捨てるだけです。

「僕はこんな風に行動して上手く行きました」「こう考えれば人生うまくいきます」なんて話を脈略なく聞いただけで、自分の仕事や人生が改善されるわけないですよね。

聞いた話のなかから自分にとって役に立ちそうな情報だけを選んで「じゃあ自分はこうしよう」って考えて行動していくのが、自己啓発セミナーの正しい使い方です(あと、それが本来の「自己啓発」です)

でも弱っている人は、藁にもすがりたい思いで参加した結果「ああ、この人みたいになりたい。この人は神だな」みたいに憧れて信じ切って「思考停止して話を聞くだけ」になってしまうケースが多いと。

「人生の指針をはっきりさせたい」とか「仕事で成功したい」って目的で参加したはずが、いつのまにか信者になってるとかめっちゃズレてますよね。

とはいえ顧客がいるから成り立ってしまっているので、根本的なことを言ってしまえば「もっと自分を強く持った方がいいよ……」って話です。

本来の自己啓発は、別に気持ち悪くなんてない

本来の自己啓発は、別に気持ち悪くなんてない

要するに「人に頼って全部なんとかしてもらおう」とか「セミナーに参加してる俺カッコイイ」なんて意識で自己啓発を取り入れている人は、意味ないからやめたほうがいいと。

さらには「弱ってる人とか、自分で物事を考えられない人を集めて儲けよう」なんて考えが透けて見える自己啓発ビジネスも気持ち悪いと。そうお伝えしました。

とはいえ「自己啓発」自体が気持ち悪いわけではないはずです。

自己啓発とは「自分でモチベーション上げて精神的・実務的にレベルアップしていくこと」です。自分で目標をきめて、それを向かって頑張る過程で成長していきましょうってことですね。

その過程で必要なら、自己啓発書を読んで参考にしたり、自分のビジネスに関係ある分野で成功している人のセミナーなどに参加して考え方を学ぶのは良いことではないでしょうか。

自己啓発と勉強は何が違う?

自己啓発と勉強はほぼ一緒なんですが、自己啓発のなかの一部分に「勉強」があるようなイメージです。

何か目的があり、それに向けて精神的・実務的に成長していこうと行動することが「自己啓発」で、それに必要なスキルや知識を身に付けるのが「勉強」ですね。

というわけで、自己啓発も勉強も、それ自体が目的になってしまったら「ただの意識高い系」になります。あくまで何かを達成する手段として利用しましょう。

自己啓発書とビジネス書は何が違う?

自己啓発本は「心構えや成功ストーリー」ビジネス書は「実務」を学べるものという違いでしょうか。たとえば下記の本は、僕がセールスライティングを勉強したときによく読んだ書籍です。

具体的な手法が書かれていますので、いわゆるビジネス書ですね。

対して自己啓発書は「考え方」を示します。有名な本は、下記のタイトルとかですね。

メンタル的な話であれば自己啓発書、実務のスキルが解説されていればビジネス書という住み分けで良いのではないでしょうか。

とはいえ自己啓発書を読んだところで、人生に活かせる人はほんの一握りだと思ってます。大抵の人は読んで満足するだけ。

そういう意味では自己啓発書はあんまり意味ないですね。ビジネス書の方が有用です。

これは避けろ!気持ち悪い自己啓発のやり方

これは避けろ!気持ち悪い自己啓発のやり方

というわけで「こんな感じで自己啓発を始めたら気持ち悪いぞ」という行動をまとめました。時間やお金のムダになりますので、ぜひ避けていきましょう。

  • ぜんぶ何とかしてもらおうと思ってセミナーに参加する
  • 自己啓発書を読んで理解して満足する
  • 著者やセミナー講師に憧れて追っかけみたいになる

ただの意識高い勘違い系か、搾取されるエサになります。

ぜんぶ何とかしてもらおうと思ってセミナーに参加する

藁にもすがりつきたい気持ちで「これにさえ参加すれば人生なんとかなる!」みたいなマインドでセミナーに参加するのだけはやめましょう。

絶対になんともなりませんから。

あくまで自分の頭で考え、達成したい目標を設定し、その過程で必要なものだけ利用しましょう。全部丸投げしてしまうと、ただただ搾取される「信者」になるだけで、絶対にあなたが成功することはありません。

考えてもみてください。セミナー講師からすれば「何度も何度も」足を運んでくれる信者が多いほど儲かるわけです。成功したらそんなセミナーに参加する必要ありませんから、信者が多いってことは結局だれも結果を出せてないってことですね。

「大人気!リピーター続出!」のセミナーや講師は特にヤバいので避けましょう。

自己啓発書を読んで理解して満足する

さきほども少しだけ触れましたが「自己啓発書」を活かせる人なんてほんとに一握りです。

「成功の鉄則」みたいな本を読んで成功してる人見たことありますか?ないですよね?

考えて考えて、何度も何度も失敗したうえで1回の成功をつかみ取ってるのが「成功者」です。

その失敗経験やチャレンジ精神からつづく思考フローがないと、その情報を活かせるわけないんですよね。そんな本に頼ろうとしてる時点で思考停止してますので、活かせるわけがありません。

本買うより、その2,000円は何か挑戦につかった方が良いですね。ココナラでSNS運用に必要なアイコンのイラスト発注するとか。

著者やセミナー講師に憧れて追っかけみたいになる

これも自己啓発書のケースと同じなんですが、結局自分で考えて挑戦しまくって失敗しまくった人が成功してますので「この人みたいになりたいから同じことをしよう!」なんて追っかけても意味ないんです。

自分で考えないと。

あと本人はわからないと思うんですが、大人が信者になってる姿ってシンプルに気持ち悪いですよね。

ちなみに僕も、一時期とある有名人のおっかけみたいになってたように思うんですが……冷静に考えたら結構気持ち悪かったと思います。

というわけで、本質を捉えずに自己啓発セミナーとかを利用するのはホントに意味ないよという話でした。

自己啓発に頼りきるのは気持ち悪い。あくまで利用するだけにしよう

自己啓発は「自分一人で」「健康な状態で」「よりレベルアップするために」やりましょう。それに必要な情報だけを取捨選択してとりいれていくのが、正しい自己啓発ですね。

誰かに言われてセミナーに参加するとか、リアルに人生に悩んでいる状態で思考停止してすがる思いで参加するとか、とりあえず自己啓発しておけばOKみたいな空気で始めるとか、そういうのが気持ち悪い空気をだす理由かなと思います。

というわけで、健康的にレベルアップしていってください。

ちなみに変なセミナーに参加するようなお金があるならブログでも始めましょう。よっぽどメリットありますよ。

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この記事を書いた人

関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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