どうも、たくろーです。
「上司からパワハラを受けてるから、どうにか仕返ししてやりたい」
「パワハラ上司に復讐してやりたいけど、具体的にどうすればいいんだ……」
こんな疑問にお答えしますね。
まず、パワハラ上司への最高の仕返しになるのは「プライドを折る」ことです。例えばまったく意に介さないとか、上司より仕事できちゃうとか、めちゃくちゃ良い会社に転職するとかですね。
社内で細かい復讐をしたところで、正直あんまり意味ないので……とりあえず「どうすれば合法的に上司の心(プライド)を折れるか?」という視点で考えられればなと思います。
それでは、パワハラ上司への効果的な仕返し・復讐の方法をご紹介していきます。
パワハラ上司への仕返しは、あくまで合法的にやろう
パワハラ上司へ仕返しを考えるときは、とにかく「あなたの行動もパワハラになってしまわないように」気を付ける必要があります。
つまり上記の表のパワハラ行為には当たらないよう気を付けましょう。
なので仕返しするにしろ「合法的」にいきましょう。
同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的、身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為
パワハラは上記のように定義されています。「同じ職場で働く者に対して」とされているとおり、上司から部下にだけでなく、その逆とか同僚同士でもありえるんですね。
「そもそもパワハラとは?」を話すと長くなるので、そこから気になる方は下記の記事も読んだうえで戻ってきてください。

というわけで、仕返しするときに気を付けないといけないポイントは2点。
- その仕返しが業務の適正な範囲を超えないこと
- 徒党を組むなど「職場内の優位性」を盾にしないこと
まずは「具体的にはどんなことを避ければ良い?」というところを説明していきますね。
その仕返しが業務の適正な範囲を超えないこと
例えば上司の仕事を邪魔するために業務で必要なデータを消したり、呪いの手紙を送ったり……なんてことは、完全に業務の適正な範囲をこえていますし犯罪です。
つまり、
- PC内のデータを消す→電子計算機損壊等業務妨害罪(刑法243条の2)
- SNSなどで悪口を拡散する→名誉棄損(刑法230条)
- 嫌がらせの手紙を送る→脅迫罪(刑法222条)
上記のようなことをすると犯罪に該当する「可能性」があります。下手するとあなたが捕まってしまいますし、良いことありませんので避けましょう。
なので、あくまで「業務の範囲内で」仕返しするのがベストですね。
徒党を組むなど「職場内の優位性」を盾にしないこと
例えば「みんなであいつ無視して仕事まわらないようにしてやろうぜ」と先導したり、あるいは本人に「社長に告発されたくなかったら裸踊りしろよ」と命じたり、そういう「優位性」を背景にした嫌がらせ・脅し行為などはパワハラになります。
パワハラを受けていたはずが、気づけば自分がパワハラする側になっていた……というのは、あまり良い話ではありません。
やるなら一人、あるいは少数で、決して自分の立場を武器にせずに仕返ししていきましょう。
じゃないと、ただただ呪いがめぐっていくだけのヤバい職場になりますからね……。
パワハラ上司への効果的な仕返し方法5選

「じゃあパワハラ上司には具体的にどんな風に仕返しすればいいの?」っていう話ですよね。
結局のところ、パワハラする人って「全部自分の思い通りにならないと気が済まない」っていう人間性なんです。これはもうどんなタイプでも変わりません。
つまり相手は「プライドがズタズタになるような、自分の思い通りにならないこと」が起こると困るわけですね。
それを狙いましょう。
そのパワハラ上司が「なんでそうなるんだ!」と思ってしまうような、効果的な仕返し方法を5つご紹介します。
めちゃくちゃ質問する部下になる
ある程度のメンタルは必要ですが、開き直ってめちゃくちゃ質問するめんどくさい部下になるのは有効な仕返し方法です。
「それってなぜですか?」「すみません、この部分の理由がわからなくて……」「すみません、考えたんですが先ほど仰っていたことがわからなくて……」
という具合ですね。
仕事上のことだから基本的には相手も答えざるを得ないし、パワハラをする上司なんてだいたいプライド高いので、もし答えられなかったら相手が悔しいんですよね。
「メンタル折れないけど全然仕事を覚えず質問しまくってくるめんどくさい部下」が上司のメンタルをぶっ潰すなんてよくある話です。もしかするとノイローゼになることすらあるかもしれません。
これなら完全に合法ですので、もし可能なら開き直って「めちゃくちゃ質問する部下」になれると、パワハラ上司へのけっこうな仕返しになるでしょう。
上司のさらに上司へ告発する
例えばパワハラ上司が課長なら、部長や専務、あるいは人事部に告発するという手があります。
自分の受けているパワハラの内容を箇条書きにして、できれば録音しておいたものも付けて助けを求めましょう。メールで送るだけで良いので、やることは簡単ですね。
ただこの方法の効果のほどは、その上司の影響力にもよります。社内でめちゃくちゃ気に入られている上司だったとしたら、告発したところで大したお咎めもないかもしれません。
なので、例えば「仕事ができない」とか「パワハラで何度も処分を受けている」とか、ある程度上からも煙たがられている上司にはめちゃくちゃ有効な仕返し方法ですね。
ただ失敗するとその職場に居づらくなりますので、最悪辞める覚悟はいるかもしれません。
内容証明で退職届と有給使用申請を送って即日辞める
ただ、ここまでにご紹介した方法はメンタルに余裕がないとできないかなと思います。本当に追い込まれていたら、正直辞めるしかないと思うんですよね。
じゃあどうやって辞めれば仕返しになるのかというと「即日」です。
(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。民法第六百二十七条より引用
民法では、上記の通り「退職日の二週間前までに言えば良いよ」とされています。
なので「2週間後以降を退職日にして、そこまでは全部有給(or欠勤)をつかって休む」という手法を取れば、合法的に即日辞められるんですよね。
ただそれを直接言ったところで揉めるに決まってますので、たとえば「内容証明郵便を月曜の午前着で出して、月曜日から会社に行かない」みたいな手法が有効です。
とはいえある程度の知識は必要ですし、必要書類の取り寄せなども自分で手配しないといけないのでめんどくささはありますが……一矢報いるには最高の方法ですね。
退職代行をつかって即日辞める
さきほど紹介した「即日辞める」の手続きをぜんぶ代わりにやってくれるのが「退職代行」というサービスです。
例えば「退職代行SARABA(サラバ)」というサービスは「労働組合」が運営している退職代行。27,000円ポッキリで有給をぜんぶつかいながら即日辞められるようサポートしてくれます。
自分で内容証明郵便おくって、書類も揃えて……なんて手配するのが面倒だったら、いくばくかのお金を払って即日やめて仕返しするのもアリですね。
ちなみに「〇〇課長からパワハラを受けたから辞めます」と理由を伝えてもらって最後に一矢報いることもできますので、そのあたりも相談してみて下さい。


転職先を決めて普通に幸せそうに辞める
しかし、そのパワハラ上司にとって一番悔しいのは「あなたが幸せそうに良い会社に転職する」ことです。
やはり思い通りにならないことを一番嫌いますし、なによりプライドが高いので、自分よりも弱い立場だと思っていたあなたが「自分より良い会社に転職する」なんてことになれば……。
びっくりするほど最高の仕返しになりますよね。
自分にとっても、復讐としても最高ですので、もっともおすすめの方法はコレです。できれば「頑張って良い職場に転職を決める」という仕返し方法をおすすめします。

パワハラ上司への仕返しは「幸せそうにする」のが一番
パワハラをする心理は、結局のところ「弱いものいじめ」とか「機嫌が悪いから」なんて子供みたいな話です。
パワハラをしていた相手が自分のことを意に介さず幸せそうに去っていくのが、一番の仕返しになるんですよね。
プライドずたずたにできると思いますし、一生後を引くと思います。
下手に告発したりして復讐するよりも効果的ですので、転職活動できそうなら普通に辞めるのが一番ですね。
では、自分にとって良い選択肢を選んで下さい。



- トラブルなく辞めたい
- 有給を全部つかって辞めたい
- 安い方が嬉しい
こんな人は、労働組合の退職代行を選びましょう。
労働組合法で会社と交渉する権利が認められていて、トラブルになる可能性がほぼありません。
もっともおすすめなのは「退職代行SARABA(サラバ)」ですね。24時間対応でレスも早いと評判も上々です。

下記の記事には、まともな退職代行サービスだけを厳選したランキングも掲載しています。退職の検討材料にして下さいね。
