【真理】退職が寂しいのは退職する側だけ。寂しいと言われたら社交辞令かもよ

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どうも、たくろーです。

「いざ退職が決まると寂しい気持ちになった。同僚からも寂しいって言われたけど、ほんとかな?」

と、センチメンタルな気持ちになっているあなたへ。

以前の職場では100人以上の退職者と接して、自分自身もこれまで3回転職している僕が、退職の「寂しい」気持ちに関して考察した結果をお伝えしますね。

たくろー
僕自身、どちらかというと「あまり周りに興味を持たないタイプ」だと思うのですが、それでも退職シーンで寂しい気持ちを抱いたことはあります。

それが「自分が退職するとき」ですね。

でも周りの人が退職するときに寂しいと思ったことは正直ほぼありません

だから同僚から「寂しくなるよ」なんて言ってもらっても、あんまり間に受けずに社交辞令だと思った方が良いですよ。

そんな「退職」「寂しい」の関係性と、寂しい気持ちへの対処法をお伝えしていきますね。

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目次

\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

退職が寂しいのは、基本的に「退職する側」だけ

退職が寂しいのは、基本的に「退職する側」だけ

さまざまな退職シーンに立ち会ってきた僕が出した結論は、

「退職が寂しいのは、基本的には退職する側だけ」

ということです。

たくろー
あくまで「基本的に」ですので例外はありますが、まずは聞いて下さい。

というのも、退職する側は環境が変わるけど、退職される側はいつもの毎日が続いていくからですね。

退職する側からすると、寂しいと感じる条件が揃っています。

  • 今まで過ごしてきた職場に、もう来なくなる
  • 慣れた仕事ルーティンがガラっと変わる
  • 次の職場がちょっと不安だ
  • これまで毎日付き合いがあった同僚と会うことはなくなる
  • もし一方的に好きだった人がいれば、会えなくなる

こんな状況で「寂しいなー」と思うのは、まあ当然ですよね。

退職が寂しいと思う「対象」は3つに分かれる

退職が寂しいと思う気持ちは、寂しいと思う対象「シチュエーション」なのか「環境」なのか「人」なのかによって、3種類に分類できます。

  • なんとなく退職することが寂しい=「シチュエーション」
  • 退職後、あの頃に戻りたくて寂しい=「環境」
  • 誰か特定の人と会えなくなるのが寂しい=「人」

こんな感じですね。

で、退職する人のほとんどは「シチュエーション」に対して寂しさを感じていて、その感情を掘り下げると「感傷」とか「エモさ」になります。

たくろー
寂しいというよりも「なんとなくノスタルジックな気分」になってるだけですので、3日もすれば落ち着きますね。

で、いざ転職したあとに仕事がしんどくて、ふと「あー転職失敗したなー」とか「あの頃に戻りたいなー」なんて寂しく思うのは「環境」ですね。

環境の場合は「前の職場の居心地の良さ」あるいは「今の職場の居心地の悪さ」みたいな気持ちが原因の「後悔」や「依存心」が寂しさの原因です。

最後に、そのどれでもなく「あの人と会えなくなったのが寂しいな」と思うのは「人」が対象のとき。

対象が「人」の場合の「寂しい」が、一番大変ですね。なかなか気持ちの整理がつかないタイプの「寂しい」になります。

退職される側が寂しいと感じる対象は、ほぼ一択になる

退職された側が寂しいと感じる場合、その対象はほぼ「人」のみです。

たくろー
「環境」も変わらないし、退職の空気を感じる「シチュエーション」も一瞬だけですので、その人に対して寂しさがないと感情的になりません。

「退職が寂しいのは、基本的には退職する側だけ」とお伝えしたのはこれが理由で、寂しいと感じる対象が「退職される側」の方が明らかに少ないんですよね。

ただ「誰かが退職する」というシチュエーションに慣れていない、例えば新卒の人だと、学生の頃の卒業式や転校のシチュエーションと重ねて寂しくなるかもしれません。

でも2回、3回と「誰かが退職するシチュエーション」に触れていけば、割と無感情になっていきますよ。

退職するときに「寂しい」と言われたら、社交辞令かも

で、退職するときに「寂しい」と言われても、基本的には社交辞令だと思って下さい。

というのも、以下の図式が成り立つからですね。

  • 普段から連絡を取るくらい仲が良い
    →退職後も付き合いがあるから、別に寂しくない
  • 会社の同僚としての付き合いしかない
    →自分の仕事さえ増えなければ、割とどうでもいい

とはいえ号泣しながら「寂じぐな”るねぇ…」なんて言われたら、その気持ちは本物かもしれません。

ただ、それを機に連絡先を聞いたり謎のアプローチを始めてしまったりすると、最後に痛い人になるかもしれませんので……あまり間に受けずに退職するのが良いですよ。

退職で「寂しい」と感じる気持ちへの対処法

それでは「退職で寂しいと感じる気持ち」と折り合いをつけるための対処法をお伝えしていきます。

ここまでにご紹介した3つの種類の「寂しい」に分類したうえで見ていきましょう。

  • シチュエーション
  • 環境

「シチュエーション」に寂しいと感じるときの対処法

退職が寂しいと感じたとき、例えば以下のような状況だったら「シチュエーション」が原因ですね。

  • 最終出勤日に、なんとなくセンチメンタルな気持ちになった
  • 最終出勤日を終えて家に帰ったら、開放感とともに虚無感が湧いてきた
  • 業務の引き継ぎをしているときに、なんとなく寂しさを感じた

この場合は、対処しなくても退職して3日もたてば忘れています。そして、このケースがほとんどです。

たくろー
断言しますが、この感情はただの感傷であり、センチメンタルであり、主人公感です。

僕もこれまでの3回の転職でなんとなく感じたことはありますが「シチュエーション」に対して感じる「寂しい」という感情は、ほっておいて良いタイプのものですね。

別に対処せず、せっかくの「センチメンタルさ」を楽しんでください。

「環境」に寂しいと感じるときの対処法

退職が寂しいと感じたとき、例えば以下のような状況だったら「環境」が原因ですね。

  • 退職してしばらく経って、前の職場に戻りたくなった
  • 今の職場で人間関係に馴染めなくて、前の職場環境が寂しいと感じた

こんなときは明らかに「前の職場への依存」が原因ですので、前を向くか別の方向に逃げた方が良いですね。

このタイプの「寂しい」を抱えると、大体の人が「今ならまだ課長に頼めば前の職場に戻れるんじゃないか?」というような幻想を抱き始めます。

それは悪手ですので、避けましょう。

たくろー
戻れる可能性はほぼありませんので、諦めて今の職場で頑張るか、また転職した方が良いですね。

すでに代わりの人員も採用しているでしょうし、前の職場にはあなたがいなくてもすでに回っています。

前の職場を「いざというときの逃げ道」と考えてしまうと、いつまで経っても前に進めませんので、まずは逃げる選択肢から「前の職場」を外して下さい

そのうえで、今の職場で頑張るのか、転職するのかという二択で考えるのが対処法ですね。

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「人」に寂しいと感じるときの対処法

退職が寂しいと感じたとき、例えば以下のような状況だったら「人」が原因です。

  • 引き継ぎ業務中も、もう「あの人」と会えなくなると思うと胸が締め付けられる
  • 退職してしばらくしても、前の職場にどうしても会いたい人がいる
  • あの人が退職してから、なんとなく毎日に張り合いがない

この場合、普通に「恋」「依存」ですね。

基本的には連絡先を聞いておいて、プライベートで会える関係性になるのが対処法です。それ以外には難しいですね。

たくろー
それが拒否されるなら、相手からすればあくまで「同僚」としての関係だったということですね。

こんなことを言うのも申し訳ないのですが、職場の人に対して特別な感情を抱くのは、世界が狭い人だけかなと思います。

例えば元々友達が多かったり、趣味に打ち込んでいたり、家族がいたりする人にとっては、職場の人間はあくまで「仕事仲間」でしかありません。

なので極端に言えば「誰がいなくなろうが、仕事さえ円滑に進めば割とどうでも良い」と思う人も多いんですよね。

それも認識したうえで、どうするか考えて自分の感情と対処していくのが良いのかなと思います。

退職が寂しいのは、なんとなくエモくなってるだけ

というわけで、退職が寂しいと感じるほとんどのシチュエーションは「なんとなく感傷的になり、エモく感じてるだけ」です。

基本的には3日も経てば忘れますので、その気持ちを楽しんでおきましょう。

もし「環境」や「人」に依存してしまってる場合は、できるだけ早く前を向けた方が良いですね。

ブログでも始めたら夢中になって前の職場とか割とどうでも良くなりますので、おすすめですよ。

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この記事を書いた人

関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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