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どうも、たくろーです。
「退職しようと思ってるけど、引き止められるのが目に見えててめんどくさい……」
「退職の相談をしたら強引に引き止められて、辞めれなくなった……」
こんな悩みにお答えしますね。
まず、退職の引き止めなんてすべて会社の都合でしかありません。あなたのことなんて一切考えてませんので、そこは勘違いせずに無視して辞めましょう。
僕は以前アパレル業界でエリアマネージャーの仕事をしていて、それはもう何人もの退職を引き止めてきました。店長をしていた頃から数えれば、通算で100人以上の退職を引き止めたんじゃないでしょうか。
もちろんその人のことを考えて引き止めることも0ではありませんでしたが、ぶっちゃけ「自分の仕事がまわらなくなるから」とかそんな理由がほとんどです。
なので、しつこい引き止めなんて断りましょう。無視しましょう。
あなたの人生は、あなたが選ぶものですから。
この記事では、会社があなたを引き止める哀しい理由から、よくある引き止め理由、スムーズに退職する方法まで解説していきます。
さて、冒頭でもお伝えしましたが、退職を引き止める理由は「ほぼすべて会社都合」です。
さきほど「その人のことを考えて引き止めることも0ではありませんでした」とお伝えしましたが、すみませんウソです。かっこつけようと思っただけ。
あなたの上司が退職を引き止めるのは、本当に会社都合でしかありません。
まずはその理由を3つに分けてお伝えしていきますね。
まずはこれ。慣れている人が退職することで、その部署の仕事がうまく回らなくなります。
でもそれって……退職する方からすると「で?」って話ですよね。
会社の仕事を一生背負う必要もないし、じゃあいつまで責任もてばいいの?って話になると「辞めるまで」ですよね。なので、辞めて良いんです。
でも会社は、辞められると仕事が回らなくなって困るからあなたを引き止めるんです。
話し合いになってないですよね。
指示されたとおり引継ぎを済ませればいいだけですので、退職する人にはなんの関係もありません。退職しましょう。
あなたが退職すると、その穴を補うだけの人を雇う必要があります。すると、やっぱりお金がかかるんですよね……。
ちなみに、社員一人の採用コストって知ってますか?
例えば「某有名転職サイト」に2か月の求人広告を出すと、20万円~300万円ほどかかります。
「某有名転職エージェント」で人を募集すると、一人雇うたびに「その人の想定年収の35%」の料金がかかります。(その人の年収が500万円なら、支払いは175万円ですね)
というわけで、会社があなたの退職を引き止める大きな理由は「金」です。
あなたのことを思ってのことではなく、あくまで会社の財政を思ってのこと。あなたには関係ありません。
あなたが辞めると、上司の評価が下がる場合があります。
「マネジメント力」という評価指標のなかには「部下を掌握する」というカテゴリもあるので、
こんな風に、上司の評価が下がります。だからあなたの上司は、必死で退職を引き止めるんですよね……。
そこに「あなたのことを思って引き止めている」なんて感情は一切ありませんので、無視してOKです。
いくら世話になっていたとしても、それはあくまで業務上のことなので、最後の引継ぎさえちゃんとやってあげれば問題ありません。一生自分の人生を背負ってくれるならいいですが、そんな上司いませんからね。
というわけで、引き止められる理由はどれもこれも「会社の都合」です。スルーして退職しましょう。
次に「退職引き止めの断り方」を解説します。
これまでに僕が実際にしたことがある引き止めや、僕が辞めるときにされた引き止めを元にしていますので、リアルな内容ですね。
基本マインドとしては「ああ、この人はいま保身のために必死で引き止めているんだな」と思いながら、無感情で受け流せばOKです。
ケーススタディ形式で「退職引き止めの断り方」を5つ見ていきましょう。
「お願い!あと1ヵ月だけ伸ばして!」という引き止めは超・ベーシックな手法ですね。僕もよく使いました。
でもこれ、けっこう沼なんです。
「わかりました。1ヵ月ですね」と承諾したは良いものの、そのままズルズルとなし崩し的に働き続ける……というのは「あるある」ですね。
その人が引き止められて嬉しいなら良いのですが、本当に気が弱い人だったら気の毒だな……と思いながら見ていました。
というわけで「いや、もうこの日に辞めますので」とキッパリと断りましょう。辞めるつもりなら、別に手伝ってあげるメリットもありません。
しつこい引き止めは本当に「引き下がったら負け」ですので、毅然とした態度を取れると良いですね。
「今のプロジェクトが途中なのに、何言ってるんだ?辞めるなんて無責任と思わないのか?」
はい、完全にパワハラですよね。ちなみに僕が以前の会社を辞めるときに言われた言葉です。
どうするもこうするも、プロジェクト終わるまで辞めれないなんて奴隷制度みたいなルールありませんからね。
普通に辞めればOKです。
ちなみに僕が以前の会社を退職したときは、あまりに引き下がらなかったので一部業務を業務委託で引き受けました。
こんな断り方も、状況によってはありですね。
「お前には目をかけていたし、このままだと順当に出世できるんだぞ?」と言われると、人間だれしも「うっ、そうなのか。確かにもったいないかも……」と思ってしまうかもしれません。
しかし考えてみて下さい。
一度「退職します」と言ってきた社員、そのあと重要なポストにつけると思います?
もしかすると以前は出世コースだったかもしれませんが、退職を口にした瞬間そうではなくなります。
出世できるくらい仕事できるなら次の会社でも成功できると思いますので、そもそもその引き止め文句自体が成り立ってませんね。
「ありがとうございます」とお礼を言ったうえで断りましょう。
「次の会社の給料はどのくらいだ?それより出すぞ」みたいな引き止めも常套句ですね。
実は僕も引き止めるときによく使いましたが……こんな「言ってきたから給料あげてやる」みたいな会社、イヤじゃないです?
正当に評価せずに「辞める」っていったやつの給料だけ上げるような会社なんて願い下げです。また次「辞める」って言わないと上がらなさそうですし……。
というわけで、そんな一時的な待遇アップになんて惑わされずに断って退職しましょう。
「ストレスなく働ける環境を用意する」的な引き止めは「ちょっと人間関係が……」とか「仕事内容が……」と相談したときにありがちな提案ですね。
でも同じ会社である以上、異動したところでまた同じような悩みが出てくるにきまってます。
例えば仕事量が多すぎるなら、それはもう会社の文化です。別の部署に異動したからといって、本質的に変わることはないでしょう。
このケースの退職引き止めに関しては、そもそも「弱音を吐かない」のが防止策です。不満や弱みを見せずにさっぱりと断りましょう。
さて、実際に退職を引き止められたときは毅然とした態度で断るべきですが、そもそも引き止められにくいように退職を申し出るのも良い手です。
断るのも体力使いますからね。
ここでは僕が以前の会社で実際に経験したシチュエーションを元に「上司から引き止められにくい退職報告」の方法をお伝えしていきます。
僕が引き止める側だったとき「辞めようかなと思ってるんですが……」と悩みを「相談」されたら引き止めていました。でも「辞めます(キッパリ)」と報告されたときは、やっぱり引き止めるのが難しかったんですよね。
つまり「あ、これ引き止めても無駄だろうな」と上司の心を折るように、あくまで「報告」するのがスムーズに退職するコツです。
引き止められたいときは「相談」でいいんですが、スムーズに退職したいときは「報告」するのが良いですね。
「あと1ヵ月お願いできない?」とズルズル退社日を伸ばされるのを防ぐには、キッパリと辞める日程を伝えるのが基本です。
実は相談ベースで持ってくる人も多かったのですが、そういう人には融通利かせてもらうように絶対にお願いしていました。
そんな弱気に付け込まれないようにも、辞めたい日程はキッパリと伝えましょう。
さらにいえば、だいたいのケースではなんと言おうと多少は引き伸ばそうとしてくると思います。そこで、あえて本心よりも短い日程を伝えておくのも良い手ですね。
本当は4/30を最終出勤日にしたい場合も「4/15で」と伝えておいて、上司が「いや、なんとか4月末までお願いできない?」と言ってきたときに「じゃあそれで」と確定させる手法。
これもなかなか効果的です。
僕が前職でバリバリ引き止めていたとき、もっとも引き止めにくかったのが「家庭の事情」で退職する人です。
たとえば「親の介護で」とかですね。
親が病気になって介護しようとしてる人に「いや、もっと働いてよ」なんて、さすがに言えません。
というわけで、問題なければ「会社が踏み込んできづらい家庭の事情」を考えて伝えるのもスムーズに退職する一つの方法ですね。
「いま退職するって言ったら、絶対めちゃくちゃ引き止められてめんどくさいことになる……」
と予想が付く場合は、3万円ほど払って退職代行を利用するのも一つの手です。
おすすめのサービスは、労働組合がサポートしてくれる「退職代行SARABA(サラバ)」ですね。
24,000円ポッキリで有給も全部つかってすぐに辞められるようサポートしてくれますので、めんどうな引き止めに応じる必要はありません。
ただたまに変なサービスもあるので、選び方には注意ですね。
基本的には退職代行SARABAのような「労働組合」のサービスは、身元がはっきりしていて信頼できる退職代行ばかりです。それを基準に選ぶのも良いでしょう。
ぜひ検討してみて下さい。
結局のところ、退職を決めた社員の方が立場が強いんです。
どれだけ引き止められようが、辞めるつもりになった時点でこちらの方が「選んでやる立場」になるので、強気でいきましょう。
あなたの人生はあなたのもの。会社が一生面倒みてくれるわけでもありませんから、自分にとって良いと思う選択をしましょう。
では。