店長を辞めたいあなたへ。元エリアマネージャーが教える最高の転職術

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どうも、たくろーです。

アパレル業界で店長→エリアマネージャー→人事と働いてきましたが、辞めてIT業界に転職しました。最高に快適に暮らしています。

今回はそんな僕が「店長辞めたいなら、できれば好きなこと探して別業種に転職した方がいいよ」というテーマでお話します。

たくろー
そもそも店長職って、謎に責任だけあって割に合わない仕事なんですよね。

そのまま頑張り続けてエリアマネージャーになっても、その責任が横展開されるだけでろくなもんじゃありません。

というわけで、店長として経験した「マネジメント経験」を活かして次のキャリアへの足掛かりにするのが正解です。

自分のやりたくないこと、やりたいことも整理しつつ、好きな仕事を目指していきましょう。

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目次

\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

店長辞めたいなら、早いうちに辞めた方がいいかも

店長辞めたいなら、早いうちに辞めた方がいいかも

僕は通算で3年ほど、アパレル業界で店長の仕事をしていました。

その後エリアマネージャーになり、人事の仕事につきましたが……総じて「割りに合わない仕事だったな」と思ってます。

僕は「ストレスの多さに給料が比例する仕事」はクソだなと思ってるんですが、販売職の構造はまさにそれでした。

エリアマネージャーになったら、要するに店長の仕事を担当店舗分やるような立場になります。

店長の仕事と言えば、スタッフが休んだら出勤しないといけなかったり、頑張って仕事を教えてもまともにできるようにならないスタッフが多かったり、オープンミスしたら謝りに行ったり……。

それが担当店舗分です。

想像しただけで吐きそうじゃないですか?

たくろー
僕はエリアマネージャーになりたての頃、実際に吐きながら働いてました。

だから店長の仕事をしてる段階で「なんか嫌だな」とか「しんどいな」とか思うなら、その先にあまり良い未来は待っていないかもしれません。

仕事は適材適所です。今のうちに別の道を探した方が良いですよ。

店長を辞めたい人が、次に進むための3ステップ

店長を辞めたい人が、次に進むための3ステップ

というわけで、店長を辞めたいなら別の道を探し始めましょう。

「店長からだと、どうせ販売とか営業の仕事しか見つからないんだろうな……」とも考えてると思いますが、意外とそうでもありません。

たくろー
現に僕は30代未経験でIT業界に転職してますので、割となんとかなりますよ。

さらに言えば、同じ職場にアパレル販売員上がりのライターもいますので、割と再現性もあります。

だから次の仕事は、真面目に考えればなんとかなります。

まずはあなたにとって何が嫌で、何ができて、何をやりたいのか明確にしておきましょう。

簡単3ステップです。

1. 店長の仕事の何が嫌で辞めたいのか明確にしておく

まずはあなたにとって、店長の仕事の何が嫌なのか明確にしておきましょう。

次の仕事を探すときに、同じ属性の仕事を省けます。

例えば代表的なところなら、

  • シフトワーク(不規則)がキツい
  • 部下を持つのが嫌だ
  • 接客が嫌だ
  • 取り扱っている商品が気に食わない

色々とあると思います。まずはそこを明確にして、次の仕事探しに活かしていきましょう。

2. やってきた業務を棚卸して一般化しておく

次に、これまでにやってきた業務を一般化します。

仕事のスキルには「ポータブルスキル」と「テクニカルスキル」があり、これを棚卸しておくと転職時に有利です。

  • ポータブルスキル
    業種や職種に関わらないスキル。マネジメント力、作業の正確さ、時間管理能力など
  • テクニカルスキル
    その業種や職種の専門スキル。接客、服の知識、VMDなど

重要になるのは、どちらかといえば「ポータブルスキル」です。

例えば「マネジメント」は店長であれば誰もが経験しますので、大したことじゃないように感じるかもしれませんが、まあまあ武器になります。

たくろー
意外と通常企業のサラリーマンよりも経験するのが早かったり、裁量が大きかったりするんですよね。

自分の武器になるポータブルスキルを見直して、転職に備えましょう。

3. やりたい仕事を見つけて、転職活動を始める

次にやりたい仕事を探し、その仕事と自分のポータブルスキルを結びつけた職務経歴書を作り、転職活動を始めましょう。

プラスして在職中に「やりたい仕事」に役立つ業務スキルを身につけておけば、もう完璧です。

例えば僕の場合は、ブログを運営することで「マネジメントスキル+ブログ運営経験」の掛け合わせでwebライターに転職しました。

たくろー
今はその会社で編集長をしていますよ。

こんなケースもありますので、ぜひ何かやりたい仕事を見つけてチャレンジしてみて下さいね。

店長を辞めたあとの転職先例。自分や知り合いの実体験から掲載

店長を辞めたあとの転職先例。自分や知り合いの実体験から掲載

それでは店長の次のキャリアを考えるために、転職先の具体例をお伝えしておきます。

僕や知り合いの「元アパレル店長」が転職した先だけをご紹介しますので、ある程度リアリティあるかなと思います。参考にして下さい。

webライター

僕も元々webライターとして今の仕事に転職しましたし、同僚にも三人ほど元アパレル販売員の方がいます(店長ではないですが)。

僕の場合は、簡単に言えば「アパレルの将来性が不安になった」という理由ですね。

webライターは、意外と販売上がりの人と相性の良い仕事です。

というのも、webライターは「集客する」「物を売る」のが仕事だからですね。

たくろー
リアルとwebの違いはありますが、アパレル店長としてやっていた経験を横展開できる部分があります。

下記の記事も参考にして下さい。もっともおすすめです。

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エンジニア

僕の知り合いで、30代中盤でエンジニアに転職した男性の元店長がいます。

これは「給料が低い」とか「将来性が不安」とか「接客嫌だ」とか、そんな理由で店長を辞めた人でした。

結局のところ「めちゃくちゃ好きで自分で学習してスキルを身につける」という行動さえできれば、IT業界なら転職できるんですよね。

IT業界は割と「マネジメント層」が足りていなかったりするので、店長のポータブルスキルも活かせます。

もしPCと向き合うのが嫌いでなければ、エンジニア転職も考えてみて下さい。

一般事務

僕の奥さんは、元アパレル店長ですが一般事務に転職しました。

「もっと緩やかに仕事がしたい」「シフトワークが嫌だ」という理由で店長を辞めたケースですね。

店長として予算管理、報告書作成、その他事務作業をしていた頃のポータブルスキルも活かしつつ、例えば「まずは派遣から」とかなら割と仕事はあります。

そんなにお金は稼げませんが、立ち仕事が嫌でオフィスワークをしたいならチャレンジしてみて下さい。

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今よりランクが高い企業の販売員

カジュアルブランド上がりの店長が、ブランドショップの販売員に転職した例もあります。(僕の知り合いだけでも3人くらいいます)

この選択肢を選ぶ人は「給料の低さ」とか「労働環境」が原因で辞めたいと思った人ばかりですね。

外資企業の方が労働時間をきっちり区切る傾向にあったり、休みが多かったり、インセンティブがあったりと、労働環境がよくなる傾向にあります。

みんな割と幸せそうですよ。「店長という謎に責任だけ多いポジションから解き放たれた」という理由もありそうです。

ネイリスト・他サービス業

女性に圧倒的に多いのが「ネイリスト」です。

これはシンプルに「おしゃれは好きだけど、服を売るのが合ってなかった」という、人と話すこと自体は好きな人に多いですね。

店長、スタッフ問わず、結構「ネイリストになるから辞めます」って人はたくさんいましたね。

こんな風に何か好きなことがあるなら、チャレンジすべきだと思いますよ。

店長を辞めたいあなたが転職・退職するときのコツ

店長を辞めたいあなたが転職・退職するときのコツ

それでは最後に、あなたの転職や退職をスムーズに進めるためのコツをご紹介しておきます。

転職先に悩むなら、転職エージェントに相談しつつ決める

転職先の相談相手として「転職エージェント」をご紹介しておきます。

おそらく友人や家族に相談したところで明確な答えは出ないと思いますので、転職のプロに相談したほうが建設的ですね。

転職エージェント自体は何を基準に選べば良いのかというと、シンプルに「求人数の多さ」「得意分野」です。

サービス内容の質はぶっちゃけどの会社も似たようなものですし、担当エージェント個々のスキルに大きく左右されます。

なので基本的には「大手エージェント」「いきたい業界に特化したエージェント」にいくつか登録して、もっともまともな担当と一緒に転職活動を始めると良いですね。

いますぐ店長を辞めたいなら、退職代行もある

最後に、退職代行もご紹介しておきます。

今の職場がブラックで、転職だなんだと言ってる場合じゃなければ一旦休むのもアリです。

その時は「有給消化」も交渉してもらえる「労働組合」か「弁護士」の退職代行を使いましょう。

例えば労働組合のサービスなら「退職代行SARABA(サラバ)」が有名です。365日24時間対応で24,000円ポッキリと、かなりコスパの良いサービスですね。

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あるいは損害賠償請求までお願いしたいなら、弁護士のサービスである「弁護士法人みやび」が良いですね。

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店長を辞めたいなら、ぜひ好きな仕事を探してみて

店長は結構割に合わない仕事です。

ポータブルスキルを中心とした「業務経験」は利用しつつ、もっと自分がやりたい仕事のキャリアへと結びつけていって下さい。

なかなかやりたい仕事が見つからないなら、下記の記事も参考にしてみて下さいね。

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この記事を書いた人

関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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