【失敗作例あり】クロスフィルターの具体的な使い方と、おすすめモデル

札幌駅前

「クロスフィルターって、どうやって使うの?」「おすすめのクロスフィルターってどれ?」「そもそもクロスフィルターってなに?」

こんな疑問にお答えします。

今回実際に作例をご紹介するのはKenkoの「R-クロススクリーン」というモデル。光が十字に広がる、一番ベーシックなクロスフィルターです。

この記事ではそんなクロスフィルターの種類や具体的な使い方、注意点、上手く撮るコツをお伝えします。

目次

クロスフィルターとは

クロスフィルターとは
イルミネーション作例

クロスフィルターとは、カメラのレンズフィルターの一種。レンズにつけることで、上の写真のように光をキラキラさせる効果をねらえます。

このツイートの写真はすべてクロスフィルターを使用。

クロスフィルターの価格帯はだいたい3,000円前後。そんなに高い物ではありません。上の写真を撮影する際に使ったフィルターは、光がクロス状になる一般的なモデル、「R-クロススクリーン」です。

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クロスフィルターとは

下記の写真を見て頂くとなんとなくわかると思うのですが、クロスフィルターには物理的にクロス柄が刻まれています。

クロスフィルターとは

ここに刻まれたクロス柄によって、光がキラキラになるというワケです。機構はシンプルですが、威力は絶大。とても素晴らしいアイテムです。

クロスフィルターの種類と選び方

R-スクリーン以外にも、クロスフィルターには様々な種類があります。最初に使ってみるにはベーシックなR-スクリーンがオススメですが、他の種類もご紹介。

また、必ずレンズ口径にあったものを選ぶ!ということだけ注意点として覚えておいて下さい。例えば

トゥインクルスター

名前のキラキラ感がすごいこちらのフィルターは、十字の光が長くなりすぎない、意外と控えめなクロスフィルター。R-スクリーンではキラキラしすぎる場合はコチラ。

スノークロス

光が6本線になるフィルター。雪の結晶のような光り方をするということで、ついた名前がスノークロス。名前のエモさも満点。R-スクリーンよりも煌びやかにしたい場合はコチラ。

 サニークロス

光が8本線になるフィルター。太陽の光芒のようにきらびやかに光るので、ついた名前がサニークロス。kenkoさんはネーミングセンスが良い。スノークロスよりも更にギラギラさせたい場合はコチラ。

クロスフィルターの使い方

クロスフィルターの使い方

クロスフィルターを使うと、とにかくイルミネーションをオシャレに切り取る事ができます。使い方は、ただレンズに取り付けて撮影するだけ。フィルターをクルクルと回すことでクロスを好きな角度に調整できますが、あまり深く考えずともOK。

普通に撮るよりも少しフワっと柔らかく、そして光がキラキラになります。とにかくオシャレ。普通に撮ったらなんでもない風景も、まるで映画の1シーンのようになるでしょう。

クロスフィルターを使うと、写真がオシャレになる

それでは、作例をいくつかご紹介しておきます。こちらは全て北海道で撮影したもの。大通り公園のミュンヘンクリスマス市や、札幌駅付近のホワイトイルミネーションの様子です。

日常とは違った、オシャレな雰囲気に写ります。幻想的に撮影したい方にはとてもおすすめなフィルター。ぜひ一枚使ってみて下さい。

クロスフィルターを使った失敗作例

上の写真ように簡単にオシャレな写真が撮れるクロスフィルターですが…少々使い勝手に独特な部分がありました。失敗例と共に、注意すべき点を2つご紹介します。

失敗例1.写真がウルサイ

カメラのモニターで見ると「めっちゃええ感じや!」と思った写真も、実際にPCで見てみると「うるさすぎる」という事が起こりました。

こちらをご覧下さい。

失敗例1.写真がウルサイ

まさに「写真がうるさい」という表現がピッタリ。とにかくキラキラさせようと思って明るめにして撮ったらこうなりました。

背面モニターで見たときは「キレイ!」と思ったのですが…小さい画面に騙されました。モニターではちょっと暗く感じるくらいが丁度良いかもしれません。

ヒストグラムでもイマイチ読み取れず、「慣れ」も必要です。とはいえお気を付けください。

失敗例2.雪に線がはいる。

フラッシュを焚いて雪を入れて撮影したのですが…こちらの写真をご覧下さい。

失敗例2.雪に線がはいる。

このように、大きめに写った雪にクロスの線が入ってしまいました。これはクロスフィルターの表面の問題で仕方ありません。雪を一緒に写すのは諦めるか、細かい雪だけが写っているものを厳選する必要がありそうです。

上手く撮影するには、シルエットをいれるべし

クロスフィルターで上手く撮影するコツを、一つだけお伝えしておきます。それは、シルエットをいれる事。

上手く撮影するには、シルエットをいれるべし

主題のツリーはもちろん、抱き合うカップルのシルエットが素敵。なにか冬のストーリーを連想させるような写真になりました。

やっと結ばれたのでしょうか。それとも、遠距離恋愛でまたしばらく会えないカップルかもしれません。そんな冬のストーリーを切り取るサポートをしてくれるのが、クロスフィルターです。

イルミネーションの前に人がいれば、そこにはシルエットとともにストーリーが生まれます。ぜひねらって撮ってみて下さい。

クロスフィルターの使い方やおすすめ商品まとめ

クロスフィルターの使い方やおすすめ商品まとめ

クロスフィルターを使うことで、イルミネーション写真のオシャレ度がめちゃくちゃ簡単に1ランクアップ。とくに難しい使い方もなく、お値段もリーズナブル。コスパ最高のアイテムです。

必ず、つける予定のレンズの口径にあったサイズを選んで下さいね。

一番のオススメはこちらの「R-クロススクリーン」。

フィルターはかさ張るものでもありませんので、これからは冬の夜に撮影に行く際は常にカバンに入れておきたいと思います。

ぜひ取り入れてみて下さい。

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この記事を書いた人

Nikon D750信者です。
北海道の風景が好きで移住してきました。主に旅先や日常、あとは神社の写真を撮っています。
道内のすべての神社をファインダーに納めるのが目標です。

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