【実体験】手取り14万で一人暮らしは詰む。家賃5万円でも仕送りないとキツいよ

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どうも、たくろーです。

手取り14万円って、ギリギリ一人暮らしできるのかな?

こんな風に悩んでいる方へ、就職したての頃に実際に手取り14万円一人暮らしをしていたときのお話をしていきます。

結論から言ってしまえば、めちゃくちゃ節約しないと詰みますよ。

僕が手取り14万円ほどで生きていた頃は、アパレル販売員をしていて、定期的に服も買わなくてはいけない地獄のような貧乏生活でした。

たくろー
正直、実家から仕送りしてもらってなんとか暮らしてたような感じですね……。

そんなときに住んでいた家は、家賃5万円のレオパレスです。

手取り月収の3分の1を超える家賃でしたが……これより安いとまともな家がなかったので、とりあえずで選んで住んでいました。

この記事では、手取り14万円の生活スタイル理想の家賃目安、あとは「他の人と比べて手取り14万円ってどうなの?」というところや、収入を上げていくコツまで実体験を交えながら解説していきます。

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目次

\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

手取り14万円の一人暮らしは、家賃5万円でも詰む

手取り14万円の一人暮らしは、家賃5万円でも詰む

上記グラフは、僕が実際に手取り14万円で暮らしていた頃の生活費内訳です。

たくろー
初めての一人暮らしで、節約にも慣れてなかったので、正直なところなんだかんだ赤字になってました。
悲しいことに、実家から定期的に仕送りをもらって生活してましたよ……。

月収額面18万円で手取り14万円という収入は、もはや修行僧みたいな生活になります。

とはいえこの頃はアパレル店員として働いていまして、店で着る服を買う必要があったので服飾費が高めです。今はやめましたがタバコを吸っていたということもあり、雑費の半分くらいは煙になっていました。

(仕送りもらいながら煙にしてるあたり、あらためて冷静に考えたら結構クズっぽいですね……親孝行しよう)

このあたりを考えると、服を買わなかったりタバコを吸わなかったりすればギリギリ暮らせそうではありますが…それでも厳しいと思います。

どちらにせよ、月収額面18万円で手取り14万円の一人暮らしは、なかなかシビアな生活になりますね。

できれば家賃をもっと抑えるなりして、工夫しましょう。

家賃は手取りの3分の1以下がベストと言われるのは本当

家賃は手取りの3分の1以下がベストと言われるのは本当

「家賃は手取りの3分の1以下に抑えろ」という格言がありますが、これはまさに真理。

人間らしい生活をするには、手取りの3分の1以下という家賃配分が限度です。

たくろー
手取り14万円ほどで家賃5万円の家を借りて一人暮らしをするのは、かなり厳しいです。僕の生活は破綻していました。

内訳の数字だけを見ると理論上いけそうではありますが、現実は厳しいもので、日用品とかなんだかんだとお金が出ていって気づけば赤字です。

家賃は完全なる「固定費」で、後から後悔しても削れませんので……本当によく考えて決めた方が良いですね。

こだわって自分の身の丈に合った物件を選びましょう。

家賃4万円以下で一人暮らしするなら、郊外の1ルームとかになる

あくまで僕の経験上の話ですが、大阪とかそれなりに栄えた地域の少し郊外だと「築年数30年〜50年の1ルーム」が家賃4万円以下の目安になります。

たぶん風呂トイレが別の物件とか、ほぼないんじゃないでしょうか。

ちなみに都内の中心地だとシェアハウスくらいしか存在しないんじゃないかと思いますので、ほぼほぼ郊外に離れることになります。

※ちなみに僕は過去に四国の徳島県に住んでいたこともあるのですが、そのときは家賃5万円で1LDKの広い部屋に住めましたので、地域によってもかなり変わってきます。

とにかく安く済ませたいので、もし「都市ガス」の物件があればラッキーですね。

家賃が安いほどプロパンの物件も多くなるのですが、ガス代が馬鹿になりませんので……できれば都市ガスをおすすめします。

(そもそも、風呂ついてたらいいですね)

削るなら食費しかないから、貧乏飯のスキルは上がる

ギリギリの生活をしていると削れる部分も少なくて、だいたいの人が食費を削ることになるでしょう。僕もそうでした。

ちなみに生活費の内訳の中は「固定費」「変動費」にわかれます。

固定費毎月かならず一定額が出ていく費用で、変動費節約したり贅沢したりできる費用ですね。

  • 固定費…家賃、ネット代、スマホ代、保険など
  • 変動費…食費、水光熱費、交際費など

とはいえ、水光熱は節約するにも限界があります。交際費を削るとボッチになって仕事に支障をきたす恐れもありますし、じゃあ何を削るのかと言うと「食費」しかないというわけですね。

業務スーパーで2kgの冷凍鶏肉を買って小分けにして使ったり、もやしメインの食生活になったり、一度に大量のカレーを作って1週間食べ続けたり……と、とにかく食費を抑えるスキルは上がります。

手取り14万円の生活を1年も続ければ、きっと今よりもたくましい自分になれるでしょう。

手取り14万円だと、額面月収は18万円になる

月の手取りが14万円だと、額面の月収は18万円です。

給料は「額面」と「手取り」で表されていて、

  • 額面…求人票に書いてある「総支給額」のこと。ここから所得税や保険料が引かれた分が支給される
  • 手取り…実際に支給される金額

上記のような違いがあります。今回話している「手取り14万円」は、保険料などが引かれたあとの支給金額のことですね。

額面18万円の税金・保険料の内訳とは?

額面月収 180,000円
控除額(-) 38,443円
 厚生年金保険料 16,470円
 健康保険料 8,883円
 雇用保険料 540円
 所得税 4,050円
 住民税 8,500円
手取り月収目安 141,557円

所得税と住民税は計算方法が非常に複雑になっているため、目安の金額で書きました。(ちなみに住民税は前年度の所得に応じた金額になります)

ちなみに健康保険料は「東京都」のもので掲載しています。地域によって増減があります。また、40歳を超えると更に「介護保険料」が追加されるのでご注意を。

こうやって見ると税金とか保険料めっちゃ高いですよね。18万円のうち4万円も取られるとか、地獄です。

とはいえ日本で平和に暮らせているのはこの税金があってこそとも言えますので、なんとか収入をあげるしかないですね……。

ボーナス無しだと年収216万円。ボーナスがあってもキツい

手取り14万円の一人暮らしの生活レベルは、ボーナスの有無にも左右されますが……ボーナスがあってもなかなかキツいです。

(というか、多分額面18万円の求人だとボーナスなんてないことがほとんどでしょうね。)

ちなみにボーナスがない会社なら、18万円×12か月で年収は216万円です。

もしも給料の2か月分のボーナスが夏と冬に1回ずつ出るような会社だったとしたら、プラス72万円されて年収288万円になります。

ボーナスがあれば、だいぶマシではありますが、厳しいことには変わりありません。

なんとかして収入を上げていきたいところですね。

手取り14万円は平均よりもかなり低い。収入アップを目指そう

手取り16万円は平均よりもかなり低い。収入アップを目指そう

手取り月収14万円(額面18万円)は、平均と比べると非常に低い金額です。

「高卒の初任給」くらいですね。

下記の表は、国税庁の実施する民間給与実態統計調査結果(令和1年版)の、「(第 14 図)年齢階層別の平均給与」をまとめたものです。

手取り14万円だと、ボーナスがあったとして「年収260万円」くらいになると思って比べてみて下さい。

年齢層 平均年収
20歳~24歳 264万円
25歳~29歳 369万円
30歳~34歳 410万円
35歳~39歳 445万円
40歳~44歳 476万円
45歳~49歳 499万円
50歳~54歳 525万円
55歳~59歳 518万円
60歳~64歳 411万円
65歳~70歳 324万円
70歳~ 282万円
全体 436万円

上記の通り、国税庁が公にしているデータだと年収436万円が全年齢の平均。つまり「月収額面30万円でボーナス75万円(2.5か月分)」くらいが全国平均ですね。

月収18万円(手取り14万円)は平均よりもめちゃくちゃ低いという、悲しい事実がここに示されています。

調査対象は実態よりも大企業に偏っていたりと「真実よりもけっこう高め」になるように抽出されている感は否めませんが、これが一つの事実です。是非とも収入を上げていきたいと思いますので、考えられる3つの手段をまとめました。

頑張って出世して収入を上げる

「今いる会社が大企業で、収入が低いのは今だけ」という人におすすめの方法がコレ。「今の会社でとにかく必死にがんばる」という方法です。

ちなみに僕が以前ブラック企業にいたときの入社時のスタートが、額面18万円(手取り14万)でした。25歳くらいのときですので、完全に奴隷でしたね。

そこからなんだかんだと出世して、5年目で額面30万円までは上がったという実績はありますが……会社にもよりますし、運にも左右されます。

頑張ったからといって必ず上がるわけでもありませんし、あえてそれを狙うというのは難しいかもしれませんね。

あくまで従来の通常ルートではありますが、今の時代これにだけ期待していると将来詰むかもしれません。以下の他のルートも模索してみて下さい。

副業をして収入を上げる

もっともおすすめの方法はコレ。副業です。

もう少し正確に言えば「複業」が良いですね。パラレルワークと呼ばれる働き方がベストです。

今の時代、副業はもはや当たり前。僕もサイト運営webライター業、前の会社から請け負っている事務作業で副収入を得ていますし、かなり一般的になってきていますね。

僕はいまとなっては「そもそも収入源が一つだけという状態が当然になっているのがおかしい」とすら思っています。

もし倒産したら人生一気に詰みますし、会社に依存しすぎるのは良くないですね。

それも「夜にバイトする」みたいな給与収入をもらう方法ではなくて、自分でビジネスをすることをおすすめします。

ブログを書いて広告収入を得るとか、せどりで稼ぐとか、自分の知識を教えるとかですね。興味あれば下記の記事もご覧ください。

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転職して収入を上げる

「先輩も貧乏そうな顔をしている」ような会社なら、いつかは転職して給料を上げていく必要があります。

年功序列で満足なほど給料が上がっていく会社なんて、大企業の一部ですからね。

サラリーマンとしての収入を上げるには、様々な経験を積んで自分の価値を上げながら定期的に転職を繰り返しましょう。そこで役立つのが「軸ずらし転職」と呼ばれる方法です。

上記の本で解説されているのが、今の仕事の軸をずらして年収を上げていく転職の方法。まだ読んだことがなければ参考にしてみて下さい。

ちなみに、もしネットビジネスの方面が嫌いでなければ個人的にはwebマーケ業界がおすすめですね。webライターの仕事なら最初は副業として始めることもできますし、経験や実績ができれば転職も余裕です。

いろいろと、自分がやりたいことや将来のビジョンに合わせて考えてみて下さい。

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手取り14万円の一人暮らしはしんどい。収入アップを目指そう

というわけで、手取り14万円の生活はかなりしんどいです。

節約するにも限度がありますので、なにか自分のスキルで収入を増やしていくのがベストですね。

2万円を節約するより、2万円多く稼ぐほうがよっぽど簡単です。

ちなみに下記の記事では、手取り16万円の生活を。

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ぜひもう少し上を目指して、快適な暮らしを手に入れていって下さい。ブログとかおすすめですよ。

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この記事を書いた人

関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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