小説家になろう系おすすめ作品8選

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どうも、たくろーです。

小説家になろうの作品をよく読みます。なにより原作は無料で読ませてもらえますし、良い作品と出会えたときはものすごく得した気分になります。

なお「小説家になろう」に限らず、Web小説は高校生くらいの頃からずっと読み続けており、好みにはちょっとしたこだわりがあります。

この記事で取り上げているおすすめ作品の選定基準は下記のとおり。

おすすめ選定基準
  • 文章力があり読み味が良い
  • 先が気になるストーリー展開である
  • 設定や展開に無理やり感がない
  • 読んでいたら自然と最終話(最新話)まで追いついてしまった

ジャンルや書かれた年代などは考慮せず、とにかく読んで面白いと思った(気づいたら夜中寝ずに最後まで読んでしまった)作品だけを選びました。

反対に、個人的に苦手な下記のような作品は省いています。

除外基準
  • 読者に対してメタに語り始める
  • ほぼセリフだけで構成されている
  • 情緒が感じられない
  • 設定が雑である
  • 最終話(最新話)まで読むのがしんどい

よろしければ、次に読む作品を探す参考にしてください。

いい作品と出会うたびに、メモがわりに更新していきます。

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目次

\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

小説家になろう系おすすめ作品8選

無職転生 - 異世界行ったら本気だす –

『無職転生 - 異世界行ったら本気だす -』は、理不尽な孫の手氏が小説家になろうで2012年〜2015年に連載していたWeb小説です。

ジャンルとしては「異世界転生」にあたり、綿密なストーリー設計、キャラ設定がなされた重厚な作品に仕上がっています。キャラクターがイキイキとしていて、彼らの人生を垣間見ているかのような素敵な小説。コミカライズ、アニメ化、ゲーム化と様々な媒体で楽しめますが、個人的にはぜひ文章で読んでいただきたい物語です。

なお『無職転生』は、作者の書く「六面世界の物語」シリーズ中の一つです。本編を読んだあとに『古龍の昔話』や『王竜王討伐 - 最終章にして序章 -』なども読むと、より無職転生のストーリーや世界観に対する理解が深まりますので、ぜひ色々とお楽しみください。

辺境の老騎士

辺境の老騎士は、支援BIS氏が2012年〜2014年に小説家になろうで連載していたWeb小説です。(本編完結後、ショートストーリーが5話追記されています)

ジャンルでいえば「異世界ファンタジー」で、中世ヨーロッパ的な世界観です。最盛期を過ぎた騎士を主人公に据えた少し珍しい切り口のストーリー。老騎士であるバルトローエンが、旅をする中でさまざまな人と出会い、過去の後悔とも決着をつけていく物語です。

文章もストーリーも小気味よく、登場人物の全員が魅力あふれる素晴らしい作品でした。

最果てのパラディン

最果てのパラディンは、柳野かなた氏が2015年〜2017年にわたり小説家になろうで連載していたWeb小説です。アニメ化も果たし、ノベル版・コミカライズ版は現在進行形でリリースされていますが、原作は未完で更新ストップしています。

この作品は、とにかくエモい。文章力が高いだけでなく、ストーリーの運び方とワードセンスがとても良く、度々出てくる感動シーンで綺麗な涙が自然とポロッと落ちてしまいます。

説明も多過ぎずほどよい塩梅で、ただしその分コミカライズ版やアニメ版は少々ストーリー展開がわかりづらいかもしれません。「原作やノベルありき」に感じましたので、圧倒的に小説版をおすすめします。

とても「粋」で素敵な作品ですので、ノベル版での堂々完結を期待しています。

魔術師クノンは見えている

『魔術師クノンは見えている』は、南野海風氏が2021年から小説家になろうで連載しているWeb小説。当記事執筆時点では原作も連載中で、ノベル化・コミカライズ化を果たしています。(個人的にはアニメ化まったなしだと思っています)

文章力が高いのはもとより、作品の設定やストーリー展開も素晴らしいのですが、何よりギャグセンスや間の取り方がすごい。そして面白いのに、ちょっとしたタイミングで感動させられて悔しい。南野海風氏の小説は他の作品も好きなのですが、クノンは「いよいよ極まってきたなあ」と感じます。

魔法の出てくる異世界ファンタジーではありますが、モンスターとはすでに戦い終わった世界観ですので、この先どう展開していくのか色々と楽しみな作品です。

俺のメガネはたぶん世界征服できると思う

『俺のメガネはたぶん世界征服できると思う』は、クノンの作者である南野海風氏が2017年〜2020年に小説家になろうで連載していたWeb小説。原作は完結していて、ノベル化・コミカライズ化を果たしています。

タイトルはなかなかふざけているのですが、設定が作り込まれていて、また文章が小気味良く読み味が爽快です。もちろんストーリーも良くて、とにかく気持ちよく最後まで楽しませてくれる作品に仕上がっています。

シリアスあり、ちょいギャグありでバランスの良い作品です。

野人転生

『野人転生』は、野人氏が2017年から小説家になろうで連載していたWeb小説。原作は2022年2月の更新を最後に止まっていますが、コミカライズ版は原作を追い抜きそうなところまで進んでいます。

この作品の面白いところが、戦闘描写の泥臭さです。異世界転生ものでは「すごい能力を授かってサクサク何の苦労もせず敵を倒していく」みたいな話が多いなか、野人転生はまあまあ苦労します。主人公は転移前から空手経験者という設定なのですが、作者が空手の指導者ということもあり、空手の戦闘描写がしっかりしていて作品に深みを出しています。

読みやすく、そして次どうなるかわからないストーリー展開。できれば文章で完結まで追いたかったところですが、コミカライズ版が追い越してくれそうですので、続刊に期待しています。

転生したら剣でした

『転生したら剣でした』は、棚架ユウ氏が2015年から小説家になろうで連載しているWEB小説。2023年の現在でも、月に数回の更新が続いている超大編小説になっています。

ストーリーはもちろん、インフレ具合のバランスなども良くて中弛みしないので、すでに1,000話近くあるときに一気読みしてしまいました。バトルの多い小説で、この飽きさせなさはすごいことだと思います。なおコミカライズ版も読みやすくて、どちらもおすすめです。

アナザーストーリーもコミカライズ版が進んでいたり、いろいろなメディアミックスを楽しめる作品です。

魔道具師ダリヤはうつむかない

『魔道具氏ダリヤはうつむかない』は、甘岸久弥氏が2018年から小説家になろうで連載しているWeb小説。異世界転生物ではありますが、悪役令嬢でも俺TUEEでもなく、ちょっと珍しいラブコメ系作品です。

女性作家特有とも言えそうな繊細な描写で好き嫌いは分かれるかもしれませんが、テンポが良く、ダリヤが戦うわけではありませんがバトル要素もあり、男も楽しめる作品になっています。

コミカライズの作画も良くておすすめですが、個人的には小気味良い文章を楽しめる原作やノベル版が好みです。そのうちアニメ化もされるのではないかと思っています。

小説家になろうで推し作品を見つけてみて

なろう小説は、とくに文章表現や題材などを理由に敬遠されがちなジャンルではありますが、良い作品もたくさんあります。

なにより原作は無料で読めるのが最高ですので、ぜひお気に入りのなろう作品を見つけてみてください。

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このたび、『小説家になろう』の作品を快適に読めるリーダー・読書管理アプリを開発しました。

アップデートを重ねて良いアプリにしていきたいと思っておりますので、ぜひご利用ください。不具合報告やご要望など、いただけると嬉しいです…!

この記事を書いた人

関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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