仕事を辞めたいほどミスが多いあなたへ。5つの原因と3つの改善策を解説

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どうも、たくろーです。

以前はアパレル業界、今はwebマーケティング業界にいて、長くマネージャーとして働いています。たくさんの部下と接してきて、いろんな状況の人をみてきました。

今回は「ミスが多い人」に向けて「仕事のミスが多いなら、なんにせよ優先順位つけたらいいよ」というテーマでお話します。

僕は何でもササっとやってしまうタイプなのですが、スピードに比例してケアレスミスが多かったのです。

しかし気をつけるべきは「優先順位」だと気づいてから、ミスが格段に減りました。部下の方に仕事を教えることも、必ず優先順位の話をしています。

たくろー
慣れたことでも気を抜けばやっぱりミスは出ますし、加えて仕事が立て込んでいたら注意散漫になって、誰だってミスは増えるんですよね。

とにかくやるべきことを明確にして、優先順位をつければミスは絶対に減ります。

そんな話をしていきます。

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目次

\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

辞めたくなるほど仕事のミスが多いあなたへ

辞めたくなるほど仕事のミスが多いあなたへ

まずは根本的な話をします。

僕は「仕事のミスの量」と「仕事に対するモチベーション」は反比例すると思っています。

たくろー
モチベーションが下がったらミスは増えますし、モチベーションが高ければ自然とミスを改善するよう頭が動きます。

例えばゲームなら、1回負けたら「次はどうやったら勝てるんだ」って考えて対策しますよね。それと同じことが仕事に対してできるモチベーションがあるなら、もうちょっと頑張ってみましょう。

でも改善するモチベーションすら沸かないような仕事環境なら、そもそも転職を考えた方が良いんじゃないかなと思います。

僕も長年仕事をしてきましたが、自分に向いてる仕事を選ぶうえでは「やりたいか、やりたくないか」がとても大切だと感じています。

そんな話は、先日下記の記事でお話しました。

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まずはそれを前提に「辞めたいほどミスが多いけど、それでもやりたい」と思ってるあなたに向けてお話していきます。

辞めたくなるほど仕事のミスが多い5つの原因と対策

辞めたくなるほど仕事のミスが多い5つの原因と対策

「仕事を辞めたい」と思うほどミスが多い場合、主に5つの原因に切り分けられます。

慣れで解決できるもの、スキルアップで解決できるものなど様々。

まずは自分がどのタイプに当てはまるのか考えつつ、各原因と対策を見ていきましょう。

会社や上司のプレッシャーがひどい

まずは会社や上司からの「圧が強い」ことで萎縮してしまい、ミスが多くなっている状況です。

いきなりですが、この状況の場合だけは転職を推奨します。

その他の原因は大体仕事のやり方で解決できるのですが、会社の体制がブラックな場合は自分がどれだけ頑張ろうが解消できません。

ミスが増え、怒られ、またミスが増える。負の循環です。

たくろー
人への教え方がわからない新人管理職に多いパワハラ運営です。教育体制がなってない会社のお手本ですね。

そんなマネジメントしかできない会社はレベルが低すぎますので、辞めましょう。

もっと自分の能力を活かせる、まともな企業への転職を考えて下さい。

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慣れていなくて緊張している

入社してすぐだったり、昇格して新たな仕事に着手したり、部署を移動したりして、慣れていない場合。

こんなのミスして当たり前です。

まずは「自分がその仕事でどんなミスをするのか?」と分析するところから始めて、原因を潰していきましょう。

たくろー
僕も「上司」をやって長くなりますが、新しくきた部下は基本的にミスするもんだと思って接しますよ

大体どんな会社も試用期間が1ヶ月〜3ヶ月くらい設けられていますが、要するにその間で自分の適正に合っているか確認すれば良いのです。

「辞めたい」と思う気持ちは抑えつつ、まずは落ち着いて3ヶ月くらいは様子見してみて下さい。

シンプルにスキルが低い

シンプルにスキルが足りていなくてミスするという状況なら、スキルアップが急務になります。

頑張りたいなら頑張れば良いし、自分に合ってないと思うなら転職を考えると良いですね。

さらに言えば、会社が推奨する方法ではなく自分の特性にあった方向性で頑張ってみるのも良いかもしれません。

例えば販売や営業の仕事で、会社の方針が「フレンドリーにゴリゴリ販売する気質」の会社だったとしても、あなたの得意分野が違うなら「ロジカルに説明して販売するスタイル」を確立しても良いのです。

最終的には自分なりに試行錯誤したスキルの方が身につくと思いますので、いろいろ試しつつ、自分のスタイルを確立していきましょう。

いつまでに何をやれば良いか明確じゃない

仕事のミスが多い原因としては、これが本命です。

どれだけスキルが高くて仕事に慣れている人でも、やるべき事や納期が明確でなければ絶対にミスをします。

例えば上司から「この書類仕上げておいて」と依頼されたとします。

その書類の完成図がイメージできていないまま突っ走れば、絶対に「いや、ここはこうじゃないよ」とミスの指摘が入ります。これが「やるべきことが明確じゃない」状態ですね。

あるいは「とにかく急いでやろう」と思って取り掛かったら、実はそれほど優先度が高くない場合だってあります。「この前頼んでたあれはまだ?」と、実は優先度が高かった別の仕事の完了を求められるかもしれません。

「いつまでに、何をやるべきか」は常に明確にしつつ働きましょう。

仕事の量が多すぎる

どれだけ仕事の内容が明確になっても、同時に抱える量が(自分にとって)多ければやっぱりミスは増えます。

今の仕事量が自分にとって多いのか少ないのか、多いならどうすれば良いのか、というところまで考えれると良いですね。

自分の能力以上に仕事を抱え込んでミスが増えるくらいなら、誰かに助けを求めて効率良くこなしていった方が会社にとってメリットがあります。

たくろー
その観点で言えば、無理なときはスムーズに誰かに頼れる人は上司から見ても安心して仕事を頼めますよ。

できないなら、冷静に考えて「じゃあどうすれば回るのか」まで考えてサポートをお願いできると良いですね。

仕事のミスを減らす3つの改善策

仕事のミスを減らす3つの改善策

仕事のミスが多いときに、それが「慣れ」や「会社のプレッシャー」の問題なら、根本的な解決は難しいのかなと思います。

純粋なスキルの場合も「スキル上げましょう」としか言えません。

しかし仕事の量や優先順位の話なら、仕事の「やり方」を見直せば今すぐにでもミスを減らしていける可能性があります。

ここでは仕事のやり方でミスを減らすための3つの改善策をお伝えしていきます。

1. すべての仕事の納期を明確にする

まずは今抱えているすべての仕事の納期を明確にしましょう。

仕事には全て目的があり、納期があります。

例えば毎朝メールチェックをする必要があるなら、納期を「毎日10時5分」に設定します。

昨日頼まれた書類も、先週の会議で議題に上がったアイデア出しの仕事も、なんとなくふわっとしたスケジュールで存在するからストレスになり、結果的にミスに繋がります。

まずは今抱えている仕事の納期を明確にして、自分のスケジュールを立てましょう。

15分単位くらいでスケジュールを切っていけば、かなり詳細な予定表が出来上がるはずです。

2. 予定が立った時点で、無理なら無理で調整する

スケジュールが立てば、それが現実的にこなせる分量なのか判断できるはずです。

それが明らかにオーバーワークなら、その時点で上司に相談しましょう。

後から「できませんでした」だと、それは「ミス」になります。しかし余裕があるうちに相談できれば、必然的にミスの回避に繋がります。

たくろー
予定表を見せつつ「時間が足りない」という相談をすれば、例えば誰かをサポートにつけてくれたり、仕事の分量を見直してくれたりすると思いますよ。

「評価が下がるかも」と心配するかもですが、ミスるより100倍マシです。

これからできるようになれば良いわけですし、できないことを無理に抱えて最終的に「できませんでした」と報告するのは最悪です。

ミスを防ぐためにも、あくまで自分にできる範囲の仕事をやりましょう。

3. マルチタスクは無理なので、あくまで順番にやる

予定が立てば、それを順番にこなしていきましょう。

ちなみに「マルチタスク」という言葉がありますが、あれは同時にやっているわけでなく「優先順位をつけて順序よくこなす」という意味です。

あれやこれやと同時に進めるのではなく「Aの仕事の資料集めを何日までに」「Bの仕事の会議資料作成が何日までに」と色々ある仕事を、順番にこなしていくのが「マルチタスク」というものです。

あくまで優先順位をつけつつ、仕事は順番にこなしていきましょう。

ミスが多くて辞めたいほど居心地が悪いなら、辞めても良い

そもそもの話ですが、ミスが多くて辞めたいと感じるような環境なら辞めても良いと思います。

仕事なんてたくさんありますし、適正だってあります。

似たようなことでも、別のことならできることだって絶対にあります。

例えば同じライターでも、webライティングは全然できないのにシナリオを書くのは得意な人だっています。

自分がやりたいことや適性のあることを考えつつ、ぜひストレスなく働ける環境を作っていって下さい。

では。

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この記事を書いた人

関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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