葬送のフリーレンがつまらないという意見を考察。漫画の魅力を語ってみた

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僕の大好きな漫画に『葬送のフリーレン』というタイトルがあります。

色々調べていると検索サジェストに「葬送のフリーレン つまらない」なんてキーワードが出てきて、気でも触れたのかと思ったので考察してみました。

葬送のフリーレンは小学校の道徳や国語の授業で使ってもいいんじゃないかというくらい、ストーリーも表現も秀逸な漫画です。

つまらないなんて意見に流されず、ぜひじっくり読んでみてください。

  • 6巻が出たばかりの、2021年の11月に記事を書きました。
  • 10巻が出た2023年3月に記事を更新しました。(やっぱり面白い)
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目次

\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

『葬送のフリーレン』とは

『葬送のフリーレン』とは、2020年4月から少年サンデーで連載されている漫画。当記事の執筆時点で、単行本は6巻まで発刊されています。

「勇者パーティーに参加したエルフの後日譚」を描いたユニークなストーリーが話題になり「このマンガがすごい!2021オトコ編」では2位を、「マンガ大賞2021」では大賞を受賞した、名実ともに大人気のタイトル。

そんな漫画が「つまらない」とは果たして?という話が、当記事のメインテーマになります。

あらすじ

魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー
魔王を倒した勇者一行の“その後”。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。
彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは--
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは--
物語は“冒険の終わり”から始まる。
英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!

出典:Amazon

『葬送のフリーレン』がつまらないと言われる理由

『葬送のフリーレン』がつまらないと言われる理由

葬送のフリーレンがつまらないと言われているポイントは「1級魔術師の試験編がやたら長い」という主旨です。

しかしちゃんと読んでいけばわかると思うのですが「1級魔術師試験編」はストーリー的に必要な要素なのです。

  • 勇者PTとのダンジョンでの思い出
  • フェルンの成長
  • フリーレンの実力や出自

この辺りを明らかにしていくために、比較対象になる魔法使いを見せたり、ダンジョンに潜ったりするストーリーは必要なのかなと感じました。

あと各登場人物のキャラも立ってて良い。特にリヒターとか最高です。

※ちなみに僕が6巻現時点でもっとも好きなキャラクターはリヒターです。

「引っ張りすぎ」「よくわからん」という意見もありますが、ダンジョン攻略も6巻だけで収まりますし、ボリューム的には全然良いんじゃないかなと思いました。

ただサンデーで毎週読んでたらヤキモキしそうな感覚はちょっとわかりますので、展開のスローさがつまらないという方は単行本で追っていけば解決できそうです。

※2023年3月追記

ちなみに現在10巻まで進んでいますが、現在進行形のストーリーは「これ、ちょっと長引いてきたな……」とは思っています。面白いのですが、フリーレンのサクサク進むところを好んでいた僕としては、ちょっとどうかなと思ってきたところです。面白いんですけどね。

『葬送のフリーレン』の面白さとは

せっかくなので『葬送のフリーレン』の面白さを、ちょっと解像度を上げて考えてみました。

家族や友人との関わり方を考えさせてくれる

『葬送のフリーレン』は、人と人との関わりの薄い現代社会へのアンチテーゼのような作品です。

僕自身も人付き合いは苦手ですし、正直実家にも数年単位で帰っていません。

しかし『葬送のフリーレン』を読むと、人との関わりの大切さや、その美しさを思い出させてくれます。

「たまには親孝行しようかな」なんて思わせてくれる漫画は、なかなか他にありません。

せめて普段関わっている人たちと、ずっと後までお互いに覚えていられるくらいの関わりはしていきたいなと、あらめて感じさせてくれる漫画です。

説明しすぎない表現方法が良い

『葬送のフリーレン』は割と説明が少なく「間」で楽しませてくれる漫画です。

個人的な意見になりますが、何でもかんでもセリフで説明してしまう漫画って「もうそれ小説とかラノベでいいじゃん」って思うタチなんですよね。

表情とか、距離感とか、コマ割りで演出する間とか、そういった色々な要素で楽しめるのが「漫画」だと思ってますので、謎の独り言とか誰にいってるのかわからないセリフの多い漫画はちょっとアレです。

その点でフリーレンは、とても良質な漫画だと感じます。

やっぱりストーリーが良い

なんといっても、やっぱりフリーレンはストーリーや空気感が最高です。

ご存知の通り魔王討伐後の後日譚なのですが、静かな雰囲気で、それでもストーリーはどんどん流れていくという独特の空気感がたまらなく良いのです。

こういった「後日譚」的なストーリーが大好きなのですが、ちょっと似てるなと感じた作品に『辺境の老騎士』というタイトルがあります。

引退した老騎士が世界をまわるストーリーになっており、フリーレンが好きな方は最高に楽しめると思います。

ちなみに個人的には、漫画版よりも圧倒的に小説版がおすすめです。

『葬送のフリーレン』は、間違いなく良質な漫画

葬送のフリーレンは、静かに素晴らしいストーリーが流れていく良質な漫画です。

「つまらない」という意見に流されず、ぜひ読んでみてください。Amazonをはじめとして、色々なところで1巻は無料公開されています。

とくにebookjapanなら、初回クーポンで全巻まとめて70%オフで買えます。10巻まで合計で5,280円のところ1,584円(安い!)で購入できますので、ぜひ一気読みしてみてください。

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この記事を書いた人

関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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