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どうも、たくろーです。
風呂に入ってて「うわあシャンプー無くなったな」「ボディソープもうないや」と思って、次回の風呂までにぜったい補充しようと決意するのに、忘れる。
次の日風呂に入って、シャンプーするときとか体洗うときになってから思い出して絶望する。
この現象がなんなのか、世の中の現象とか論文を調べてみたものの見つからなかったので、もう自分で勝手に名付けようと思う。
これは「バブルメモリー現象」である。
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風呂から上がった途端にシャンプー切れについて忘れてしまうのは、どうやら「記憶の干渉」が影響しているようだ。
そもそも、なぜ人は忘れるのか。
これについては、ネゲブ・ベン=グリオン大学のTalya Sadeh氏らの研究がわかりやすかった。
氏によると(というより多くの科学者によると)、記憶を忘れる原因は、主に「減衰」と「干渉」の二パターンへと分けられるということだ。
今回の議題である「風呂から出たらシャンプー切れを忘れる」「ボディソープが切れたことを、風呂から出たあとまでなぜか覚えていられない」という現象は、あきらかに「干渉」に該当すると考えられる。
風呂から上がるとシャンプー切れを忘れる原因は「記憶の干渉」だと考えられる。
記憶が干渉するとはどういうことか。
風呂は毎日入るイベントである。人によっては毎日入らないかもしれないけれど、おおむね毎日入るはずだ。
シャンプーやボディソープは、まあ1ヶ月くらいは「普通にある」ものである。本格的になくなる1週間前くらいからは「お、そろそろなくなるな」と気づくものの、そのほかの4週間ほどは「普通にある」ものだ。
つまり「シャンプーは普通にある」という4週間分の記憶が干渉して、あくまで数日しかないイレギュラーである「シャンプーがない」という現象とごちゃごちゃになってしまい、覚えていられない。
「シャンプーがそろそろ切れそう」という状況は、そこまでセンセーショナルなことでもないし、なんなら面倒くさいことなので、記憶がごちゃごちゃになって忘れてしまう。
「バブルメモリー現象」のメカニズムは、記憶の干渉である。
風呂から出たあともシャンプー切れを忘れないのは、すごく難しいと思う。そもそも覚えていられないものを、どうすればいいんだという話である。
だから別アプローチで考えた。
「買い物に行ったときにかならずシャンプーコーナーへ行く」「シャンプーのストックを買ってきたら、かならずひとつ風呂場内に移動する」といった2つのルーティンを作ればいいのではないか。
シャンプー切れやボディソープ切れは、実物を見れば思い出すし、最低限風呂にストックがあれば、その場で換えられるからそこまで問題にならない。
バブルメモリー対策として、今後上記のような行動を取ろうと思う。
記憶がまるで泡のように消えてしまうことから、風呂上がりにシャンプー切れを忘れてしまう現象を「バブルメモリー現象」と名付けた。
(我ながらそんなに悪くないと思う)
とはいえ他の名前でもいいかもしれないと思いながら、いくつかその他の事例を考えてみた。日常生活の中で、意外とバブルメモリーしていることがありそうだ。
洗濯機の洗剤や柔軟剤についても、やはり忘れやすい。普段は「自然とある」ものだからだ。
とはいえ洗濯機まわりのこれらについては、風呂のシャンプーやボディソープに比べると、まだ覚えやすい気がする。うちは洗濯物を数日溜めてから回す派だから、そこまで「自然とある状態」の記憶が定着していないから?
家族が多くて毎日洗濯機を使うならば、より忘れやすい可能性が考えられる。
食器洗剤切れについては、ボディソープと同じくらい忘れる気がする。
とくに平日はだいたい僕が食器を洗っているのだけれど、なくなっていることに気づいても、洗いおわったら大体忘れている。やはり自然とある物だからだ。
ただストックさえ購入しておけば、とくに困ることはない。
歯磨き粉も同様である。毎日自然とあるものだから、無くなったことを忘れてしまう。
ただ買い物してストックさえしておけば、さほど困ったことにはならない。ただあたらしいものを取り出せば良いだけだからだ。
やっぱり「バブルメモリー現象」が一番状況として困るし、名前もかっこいいと思う。
「バブルメモリー現象」の対策は「買い物の際かならず売り場に行く」「買ってきたストックは風呂場に移す」の2点だ。
正直なところ、もう忘れることは避けられないように思う。忘れてもいいように、バブルメモリー現象と共存できるような対策を講じるのがいいのではないだろうか。
この記事を読んで腑に落ちたら、ぜひ「バブルメモリー現象」についてシェアして広めてほしい。
これからも研究を続けていこうと思う。
※参考文献