webライティングの話

エモーショナルライティングとは?ロジカルライティングとの違いと上手な使い方

この記事を読めば、エモーショナルライティングをブログに活かす具合的な方法と、ロジカルライティングとの違いがわかります。

たくろー
たくろー
どうも。札幌のwebライター、たくろーです。

「エモーショナルライティング」

中二病の考えた必殺技的なネーミングですが、れっきとしたライティングの手法です。

その名の通り「エモさ」を打ち出す感覚的な手法かと思われがちですが、実はそこまで感性が必要なものでもなく、理屈がわかれば誰にでもできるものです。

さらにいえば、「何かをオススメする」記事を書くときは、たいていのケースでハマるライティング手法。

エモーショナルライティングを意識して使えるようになれば、もしかすると読者の心に、もうすこしだけ寄り添えるかもしれません。

今回はそんな素敵な「エモーショナルライティング」について、わかりやすく解説していきます。

※下記「職務経歴書に書けるブログの作り方3週間講座」にて「15日目」に学ぶ内容です。

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エモーショナルライティングとは?

エモーショナルライティングとは?

エモーショナルライティングとは、一言でいえば「ストーリーを伝え、読者の心を揺さぶるライティング手法」です。

読者の感情をうごかすためには、その読者の琴戦にふれる言葉やストーリーを、そっと文章に添える必要があります。

ただスペックを伝えるだけでは動かない心だってある、というわけですね。

前提として必要なのは、伝える「相手」を決めること

人は、自分に向けられた言葉しか響きません。なので、エモーショナルな文章を書くときは一人の相手に向けて書く必要があります。

たとえば「スマホを宣伝するための広告コピー」を、「16歳の女の子」に向けて書く場合と「65歳の男性」に向けて書く場合とでは全然ちがってきそうですよね。

なので、ブログに活かすには前提として「ペルソナ(読者)設定」が必要です。ブログ全体でもそうですし、記事ごとにもそうです。このあたりは下記の「webライティング」の記事でも解説してますので、良く分からないときはあわせてご覧ください。

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相手が体験できることをイメージしてもらう

よく「エモーショナルライティング」の例にあげられるのは、車のディーラーが書くセールスレターです。彼らは顧客と話したことを入念にメモし、よりパーソナルな体験イメージをセールスレターにしたためます。

もしご覧いただいているのが歴戦のカーディーラーの営業の方でしたら、いますぐこのページを閉じてブログを書き始めて下さい。きっと今以上に稼げると思います。

閑話休題。

たとえば次の文章を読んでみて下さい。40歳の既存顧客の男性に向けたセールスレターをイメージして書いてみました。

両方ともホンダのオデッセイという車のスペックを見て書きました。すみません、車について全く知らないのでセールスポイントとか試乗会とかは適当です。でも、何が言いたいかわかりますよね?

スペックではなく、その商品を買うことでどんな体験が待っているのか?ってことをイメージさせるのが「エモーショナルライティング」の目的です。

相手によってはスペックで伝えた方が響く場合もある

驚くほど薄くて軽いMacBook Airが、かつてないほどパワフルに進化しました。
あざやかなRetinaディスプレイ。新しいMagic Keyboard。Touch ID。
最大2倍のパフォーマンスを発揮するプロセッサ1。より高速なグラフィックス。
2倍のストレージスペース。これまでのMacの中で最も環境に優しく、その洗練
されたウェッジ型のボディは100パーセント再生アルミニウムで作られています。
みんなに最も愛されているMacは、一日中使えるバッテリーも搭載。
好きな場所で好きなことを好きなだけできる完璧なノートブックです。

apple公式サイトより引用

たとえば上記の文章は、apple公式に掲載されているmac book airの販売ページの宣伝コピーです。

mac顧客は「macがクールであり、素晴らしい体験を与えてくれること」をすでに理解しているので、あえて従来製品との違いをスペックで打ち出して興味を惹いてるんですね。

このように、届ける相手によってエモーショナルライティングじゃない方が良い場合もあるってことです。

「ロジカルライティング」と比較して、違いを知っておきましょう。

「ロジカルライティング」と「エモーショナルライティング」の違い

ライティング手法を大きく分けると、論理を理解させる「ロジカルライティング」と、感情を想起させる「エモーショナルライティング」にわけられます。

スペックを伝えて読者に「理解」してもらうのが、ロジカルライティング。ストーリーを伝えて読者に「イメージを膨らませてもらう」のが、エモーショナルライティングです。

ロジカルライティングは、「理屈」を理解してもらうときに使う

ロジカルライティングは、理解してもらうときに使う

ロジカルライティングは、あくまで結論ファーストで伝え、ロジカルにスペックを理解してもらうときに使います。

「この商品の価格は〇万円で、サイズが〇cmで、重量は〇gです。」といった具合に、スペックが良く分かるように説明することで、説得しやすいという特徴があります。

さきほどの車のスペックを書いた例の通りですね。

例えば下の文章には、iPhone11proのカメラ機能と重さのスペックを書きました。

このスマホには、超高スペックな3つのカメラがついています。焦点距離13mmで絞りf/2.4の超広角カメラ、焦点距離26mmで絞りf/1.8の広角カメラ、焦点距離52mmで絞りf/2.0の標準域カメラ。標準域カメラに関しては、なんと2倍の光学ズームまで。それなのにわずか188gと、素晴らしいスペックのスマホです。

カメラのスペックは、とにかく詳しく分かります。

スペックを簡潔にわかりやすく伝えることで、他の機種と比較して買いたいような方にささる文章になりました。もともと詳しい方、あるいは疑り深い方などには、このような具体的なスペックを語る書き方が響くはずです。

エモーショナルライティングは、「体験」をイメージしてもらうときに使う

エモーショナルライティングは、イメージしてもらうときに使う

エモーショナルライティングの場合は、それがどんな素晴らしいことをもたらしてくれるのか、体験やストーリーを伝えます。

そこに詳しいスペックはさほど必要ではなく、とにかくイメージを膨らまして行動を起こしてもらいやすい文章になります。

下の文章も、iPhone11proのカメラと重さについて書いてみました。

このスマホがあれば、もう重たいカメラは必要ありません。たとえば次のお正月に親戚のみなさんが集まったとき、これ1台あれば10人全員の顔をクッキリと写せるレンズが搭載されています。ただひとつ、叔母さんのシワまで鮮明に写して怒られるかもしれないことが難点ですね。

あるいは運動会の日。あなたは片手で軽々と持てるスマホ一つで、遠くを走る息子さんの雄姿を切り取れます。バズーカのようなレンズのついた重たいカメラをかつぐパパ友を横目に、手軽に、片手で、さまざまなアングルから撮れるのはアドバンテージに違いありません。

そうそう、カメラをいれるはずだったカバンのスペースには、グローブとボールが入ります。運動会の帰りには、息子さんと久しぶりにキャッチボールでもいかがでしょう?

詳しいスペックはまったくわかりませんが、iPhone11proのカメラがもたらしてくれる体験を書いてみました。30代~40代くらいのパパ向けの文章です。

あまりカメラに詳しくない人でも、これならこのスマホのカメラをどんな風に利用できるのかイメージできるのではないでしょうか。あまり専門的なことはわからず、スペックにこだわらない、大多数の方に響く書き方です。

エモーショナルライティングをブログで使うべきタイミングとは?

エモーショナルライティングを使うべきタイミングとは?

読者の心をゆさぶって、実際の体験をイメージしてもらうのがエモーショナルライティング。

すごく良さそうなテクニックですが、いつでもどこでも使えば良いわけではありません。

エモーショナルライティングをブログで実際に使うべきタイミングと、反対にあまり適さないタイミングをいくつかご紹介しておきたいと思います。

アフィリエイト記事には使うべき

アフィリエイト記事には使うべき

ブログでアフィリエイト商材を紹介するとき。そういった場合は、基本的にはエモーショナルライティングの手法を取り入れるべきです。

そのターゲットの年代や性別、悩みやニーズから逆算して、商品のスペックを「その人に響くストーリー」に作り上げる必要があります。

説得はしづらいですが、行動を起こしてもらいやすい文章法ですので、クリックしてランディングページに飛んでもらうにはもってこいの手法です。あとはランディングページに説得してもらうだけですね。

比較記事にもあまり向かない

比較記事にもあまり向かない

商品を紹介する記事だったとしても、スペックを詳しく比較しながら紹介するような記事構成だと、エモーショナルライティングはあまり向きません

あくまで何かを軸にしてロジカルに比較することで、「説得できる」というのが比較記事の良いところ。

ここにエモーショナルライティングを無理に取り入れると、ワケのわからない記事になる可能性があります。

「体験」系の記事には取り入れるべき

「体験」系の記事には取り入れるべき

体験談や日記、自分の思考のメモなどを伝えるような記事なら、エモーショナルライティングの手法を取り入れるのは有効です。

でも商品を紹介するわけではないので、取り入れ方には工夫が必要。たとえばですが、体験記事の中にパラレル(もしも)な話を取り入れるような使い方が一例です。

「もしも僕が〇〇だったとしても、こんな風にしたはずだ。なぜなら~」

といったように、〇〇を読者のシチュエーションに寄せてみることで、読者が体験をイメージできるような話の流れに持って行くような手法が一つ考えられます。

体験の場合はそれ自体が「ストーリー」なので、とても相性の良いライティング手法ですね。

ビジネス文書や論文には向かない

ビジネス文書や論文には向かない

業務報告にエモーショナルライティングを取り入れても、多分怒られます…。

論文にももちろんですが、事実や結果、数値を正確にかくべき書類に取り入れるのだけはやめましょう。

エモーショナルライティングで、もっとブログにストーリーを

エモーショナルライティングで、もっとブログにストーリーを

エモーショナルライティングを取り入れる事で、そこには確かなオリジナルストーリーが生まれます。

あなたの記事を読んだ見知らぬ読者の生活を、少しだけ豊かにできるかもしれません。数値だけでは響かなかった心に、文章の力で価値を届ける。素晴らしいことではありませんか。

エモーショナルライティングはそんな可能性のある、素敵なライティング手法です。

ぜひ今日の記事から取り入れてみて下さい。

では。

その他文章術

さまざまな書籍を読み、仕事やブログ運営で活かしつつ理解したことをまとめて発信しています。良かったら記事もご覧ください。

ABOUT ME
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たくろー(WEBライター)
これまでにアパレル業界のエリアマネージャー職や人事・総務の仕事を経験。現在は企業メディアで編集・ライティング・SEO対策を担当する副編集長として働きつつ、ブロガー・webライターとしてパラレルワーク中。筋トレとザンギが好きです。詳しくはPROFILEもご覧ください。
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