Cloud9の作業環境が消えたら、大体はリージョン間違いだという話

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どうも、たくろーです。

AWSのCloud9で開発を始めたものの、「あれ?昨日まで普通にコード書いてたのに、今日開いたら作業環境がない?IDEに入れなくなったぞ?」というときの対処法を解説します。

プログラミング初心者ならではのトラブルだと思いますので、基本的にはしょうもない原因です。スパッと解決しましょう。

僕の場合は「勝手にリージョンが変わってた」という話でしたので、こちらチェックしてみてください。

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目次

\この記事を書いた人/

たくろー
ブロガー
関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

AWSのCloud9で作業環境が消える?

「なんで?昨日の夜まで必死でColoud9でコード書いてたのに、今朝ログインしたらこんな初期画面のままで、作業環境が出てこない・・・」

と思ったのですが、解決しました。

大丈夫。あなたのも多分消えていません。

ちなみに「IDEが開かない」で調べるとインスタンスの再起動という解決法が出てきますのが、今回の「作業環境自体が消えた。昨日書いてたコードどこ?」という症状はまた違う話になります。

(一度そちらを検討しましたが、全然違う話でした。)

今回の症状において考えられる原因としては、主に3つ。

  • リージョンを間違えている
  • ユーザー権限を間違えている
  • アカウントを間違えている

AWS初心者の場合、大体は「リージョン」の問題である可能性が高そうです。(僕がそうでした)

Cloud9で作業環境が消えたときの対処法

Cloud9で作業環境が消えたときの対処法

それではColoud9の作業環境が消えたときに、実際にチェックすべき項目や対処すべきことを解説していきます。

以下の順番でチェックしてみてください。

1. リージョンを元に戻す

僕の場合は、これで解決に至りました。

リージョンというのは、要するに「どこの国のサーバーに接続してるのか」みたいな話です。

たくろー
Cloud9ではヘッダーバーの右上の方から選べるのですが、ログインすると勝手に前回のリージョンから別のリージョンへ変わっていることがあると。

僕の場合、よくよく見ると「米国東部(バージニア北部)」に変わっていました。

「逆にどこにしてたっけ?」と思いつつ、最初にログインしたときには「オハイオ」になっていたようなことをうっすらと思い出しつつ、オハイオを選択。

作業環境、見つかりました。

多分こんな風にリージョンを間違えているだけだと思いますので、パニクらずにリージョンを元に戻しましょう。これだけで解決します。

2. サインサイン時のユーザー権限を見直す

もしリージョンを元に戻しても解決しない場合、ユーザー権限の問題が考えられます。

そもそもAWSのサインイン画面では「ルートユーザー」かIAMユーザー」どちらの権限でサインインするのか選択が必要になっていることはご存知でしょうか。以下画像の通りです。

サインイン時にユーザー権限を間違えている

何の設定もしていなくても、同じアカウントでルートユーザーとしてもIAMユーザーとしてもログインできてしまうので、ここの選択を間違えている可能性があります。

たくろー
もともとルートユーザーとして作業していたとして、間違えてAIMユーザーとしてログインしてしまうと、権限を設定していない限りは作業環境が見えなくなります。

プログラミング学習を始めた初心者なら、基本的にはルートユーザーを使用していると思いますので、もしリージョンを設定し直しても解決しないときは権限も確認しましょう。

3. ログインアカウントを見直す

複数のAWSアカウント(例えば仕事とプライベートとか)を使っている場合、純粋にアカウントを間違えてログインしている可能性があります。

その場合は当然ながら、いつものリージョンにしても作業環境は出てきません。

しかしこちらは「作業環境消えちゃった!」という感じの初心者が陥る可能性は低いと思いますので、参考までに知っておいてください。

まとめ

今回のようなトラブルの場合、「サーバーがおかしいのか?」とか「消しちゃったのか?」とかパニクりそうですが、大体はしょうもない原因であることがほとんどです。

焦らずに対処して、学習を進めていきましょう。

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この記事を書いた人

関西から札幌に移住してきました。会社ではWebメディアの編集長を。家では無心でブログを書き続けるブロガーとして生きています。以前はブラックなアパレル企業で人事やエリアマネージャーの仕事をしていて、退職代行からの電話を受けたことがあります。「一つの会社とか収入源に依存しない働き方がいいよね」というスタンス。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

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