C字構図を極めれば料理写真はカンペキ。美味しく写メを撮る秘訣。

C字構図を極めれば料理写真はカンペキ。美味しく写メを撮る秘訣。

料理を撮るとき、どんな風に撮っていますか?全体を写すのも良いのですが、基本はC字構図。これを取り入れることで、いつもの料理が2倍(当社比)ほど美味しく写ります。

さらに料理だけでなく、いろいろな被写体に応用できる構図。そんなC字構図はなぜ良い?具体的な撮り方は?という内容を、作例をまじえて解説していきます。今日のディナーから、さっそく試してみて下さい。

目次

料理写真を撮る基本は、C字構図

料理写真を撮る基本は、C字構図
オシャレなものが手持ちになく、函館朝市のイカを。

料理を撮るとき、こんな風に真上から撮影することが多いですよね。なんだかオシャレなインスタの写真や、良い感じのメニュー写真はこんな風な構図が多いハズ。

これが「C字構図」といって、要は「お皿を画面外にはみ出させつつ撮る」と良い感じになるという内容。

料理写真を撮る基本は、C字構図

この部分が「C字」に見えるということで、「C字構図」と呼ばれています。

なぜ良い感じになるのか?

なぜ良い感じになるのか?
これは函館ラッキーピエロ

C字構図で撮影する際は、端の部分をフレームアウトさせる都合上、必然的に被写体の一部分にフォーカスすることになります。それによって「その写真で表現したい物」が自然と明確になるのが理由かなと思います。

左の写真をトリミングしてC字構図にしたものが、右の写真。全然印象が違いますよね。

左はテーブル全体の様子はわかり、オシャレな感じではありますが、印象的かと言われると微妙です。しかし右のようにアップのC字構図にするだけで、なんだか気になる写真になったように思います。

これはやはり、「その写真で表現したいもの」が明確になったからと言えそうです。

ダブルでいれても良い

ダブルでいれても良い
こちらもフリー素材から

こんな風にC字構図を二ついれると、やはりC字になっているお皿両方が印象的に。とにかく料理を撮るときは、ぜひこの「C字構図」を狙っていきたいところです。

C字構図の作例

このC字構図は、料理の皿を撮るだけのものなのでしょうか?いえ、違います。いろいろな被写体の一部にフォーカスして撮ることで、印象的な写真に仕上げることが可能。

具体的にどんなシーンで使えるか、順番に見ていきましょう。

繰り返しますが、料理はアップで

C字構図の作例
小樽・青塚食堂のニシンそば。最高に美味い。

料理をアップで撮るのは、もう覚えましたよね。こんな感じで、「箸あげ」をして撮影するときも、とりあえずC字を意識しましょう。

C字構図の作例
小樽・青塚食堂の焼きニシン。最高に美味い。

この焼きニシン、もはや「C」でもなんでもないですが、これも一種のC字構図と言えそうです。とにかく一部分を切り取って表現すると、印象的な写真になるということですね。

お花もアップで撮ってみる

C字構図の作例
北海道大学植物園で撮影

なんとなく茎や葉っぱもいれたくなる花ですが、アップでフレームアウトさせながら撮ることで印象的な写真に。スマホならめちゃくちゃ近づいてもピント合いますので、手軽に撮りやすいはずです。これもC字構図と言えるでしょう。

動物もあえてフレームアウトさせてみる

スマホだと難しいですが、動物を撮るときは望遠レンズを使ってこんな風にドアップにすると、これまた印象的な写真に。これもC字構図の一種というわけですね。

動物を撮るときも、せっかくなので全身をいれて撮りたくなります。しかしあえて一部分を切り取ることが、良さげな写真を撮る一つのコツというわけです。トラはさすがに厳しいですが、羊なら近づいてスマホで撮れそうですね。

C字構図で、日常を印象的に切り取ろう

料理だけでなく様々なシーンに使えそうなC字構図。一眼での撮影だけでなく、スマホで写メを撮るときも簡単に使えます。ぜひ今日から取り入れて、ワンランク上の写真を目指してみてください。

では、素敵なカメラライフを。

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この記事を書いた人

Nikon D750信者です。
北海道の風景が好きで移住してきました。主に旅先や日常、あとは神社の写真を撮っています。
道内のすべての神社をファインダーに納めるのが目標です。

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