この記事を読めば、もう二度とブログがネタ切れしません。読まれるキーワードを見つけるカンタンな方法がわかります。
ブログがネタ切れしたあなたへ。
書きたい記事がありすぎて手が追い付かないんですが、僕のブログで記事書きませんか?
という冗談は置いておいて、「ブログがネタ切れした…」という人は根本的なキーワード設計の方法から考え直した方が良いかなと思います。
ブログのネタは、自分の中にあるのではありません。「読者のニーズ」にあるのです。
読者のニーズを理解していれば、ネタ切れなんて、するべくもありません。
- ブログのアクセスを伸ばしたい人
- なにを書けば良いか分からない人
- 日記ではなく、人の役に立つ記事が書きたい人
というわけで、ここでは企業メディアでも実践している「一生ブログがネタ切れしない、キーワードの見つけ方」を、個人ブログでも簡単に取り入れられるよう解説します。
※下記「職務経歴書に書けるブログの作り方3週間講座」にて「7日目」に学ぶ内容です。

絶対にブログでネタ切れしない方法

ブログは、残念ながら書きたいことを書くものではありません。「読者が知りたいことを書くもの」です。
これを念頭に置いて書くネタを考えれば、あなたのブログはネタ切れなんてしなくなるでしょう。
でも、「いや、日記が書きたいだけだし…」という状況だったら、いますぐ外に出ておもしろい日常を過ごせばOK。
それ以外の、「読者に読まれる記事を書きたい」と思っている人に有効な方法です。
この記事では、以下の画像のようなリストを作るのを目的に進めていきます。

グーグルスプレッドシートでも公開していますので、よろしければご覧ください。
まずは「検索の仕組み」から、「読者が知りたいことを探す方法」まで、順番にお伝えしていきます。
ネタ切れしないために、「検索の仕組み」を利用する

何か知りたいことがあったとき、検索しますよね。
すると検索した言葉(キーワード)に応じた検索結果が返ってきます。その一覧を見ていき、答えが書いてありそうなタイトルの記事を見るでしょう。
これが一般的な「検索行動」です。
GoogleやYahoo、Bingといった「検索エンジン」は、何かのキーワードで検索すると「検索したキーワードに関して教えてくれる記事」をズラっと用意してくれます。
その検索の仕組みを利用して、書く記事を決めてしまおうというわけですね。
読者の知りたいことをキーワードから逆算して考える
つまり、「読者が検索しそうなキーワード」を予測して、「そのキーワードの返事になる(悩みを解決する)記事」を用意するのが、もっとも効率の良い記事の書き方だといえます。
「自分の書きたいことではなく、読者の知りたいことを書く」というのは、上記の理由からです。
なので、「書きたいことが無くなってネタ切れした」という状況は、そもそも効率がよくない運営方法だった…と言えそうです。
検索されるキーワードは、「考える」のではなく、「探す」のが正解
しかし闇雲にキーワードを予測していては、日が暮れてしまいます。
さらに「思いついたものの、実はまったく検索されないキーワードだった…」ということになれば、完全に時間のムダ。
つまりキーワードは、「考える」のではなく「探す」のが正解です。
- 他の人が検索したキーワードを見れるツール
- そのキーワードが検索された回数を調べるツール
上記のようなツールが無料で転がっている世の中なので、利用させてもらいましょう。
つまりブログのネタは、世界中の疑問の数だけある
検索キーワードは、読者が知りたいことそのものです。世の中に無限に転がっていますので、そこから自分の書けそうなものをピックアップするだけ。
ネタ切れなんて、するわけないと思いませんか?
ブログのネタ(キーワード)を探す具体的な方法

それではさっそく、具体的なキーワードの探し方の解説に入ります。今回使うツールは2つ。どちらも完全に無料です。
上記の2つを駆使して、ブログのネタをピックアップしていきましょう。
ラッコキーワード(旧:関連キーワードツール)をつかって読者のニーズを調査する

このラッコキーワード(旧:関連キーワードツール)は、完全に無料でつかえる「キーワードリサーチツール」です。
使い方は、ラッコキーワードのサイトにつなぎ、キーワードを検索するだけ。
未登録の状態だと1日20回までしか検索できませんので、よく使うようなら「新規登録」からIDを作っておきましょう。完全に無料ですが、検索回数が無制限になります。
さて、では実際になにかキーワードを探してみます。
今回は上記のような読者に向けた記事を書くためのキーワードを考えてみましょう。
下記のように、「ティッシュ」と検索します。

すると検索結果が返ってくるのですが…。

これまでに検索されたことのあるキーワードがずらっと並びます。自分で1から考えるのがバカらしいことがわかりますね。
ここから自分のブログのテーマにマッチして、なおかつ「検索してきた人に明確な答えを返してあげられそうなキーワード」を探しましょう。
このときのコツは、キーワードを3種類に分類して考えることです。
- 興味・関心キーワード…「ティッシュ サイズ」「ティッシュ 遊び」など、疑問や興味を解消したいときに調べるキーワード。(あまり買う気はない)
- 比較・おすすめキーワード…「ティッシュ 安い」「ティッシュ やわらかい」など、ざっくりと商品を探すときのキーワード。(欲しがっている)
- 商標キーワード…「ティッシュ エルモア」など、商品やサービスに興味があって検索しているキーワード。(買う寸前)
せっかくなので、今回は上記のキーワードを整理していきましょう。
aramakijake.jpで検索ボリュームを確認する
さきほどまとめたキーワードは下記。
- 「ティッシュ サイズ」
- 「ティッシュ 遊び」
- 「ティッシュ 安い」
- 「ティッシュ やわらかい」
- 「ティッシュ エルモア」
と思ってもらえたら良いのですが、「本当にそのキーワードに需要があるのか?」ということを調査する必要があります。そこで使うのが、aramakijake.jpというサイト。

「キーワード欄」に調べたいキーワードを入力すると、「1か月に検索される回数」が返ってくるサイトです。すごいですよね。
ためしに「ティッシュ 安い」を検索してみます。

「月間推定検索数」と、「月間検索アクセス予測数」が出てきました。
この「ティッシュ 安い」というキーワードの場合は、GoogleとYahooを足して「260」が検索ボリュームというわけですね。
その下の1位、2位~~の数値は、その検索順位を取れた時に、その記事を読んでくれるおおよその読者数。こちらは目安として考えておきましょう。
このキーワードの月間検索ボリュームも、だいたい3段階に分けられます。それを表にしたのが下記の図です。

ブログを始めたてで、まだあまり読者もいない…という状況であれば、「スモールキーワード」に分類されるキーワードを攻めていくのがセオリーです。ミドルキーワードに手を出し始める目安としては、月間PVが3万を超えたくらいでしょうか?(本当にただの目安です。)
ある程度ブログ自体のパワーが強くないと、ミドルキーワードやビッグキーワードで検索順位を取るのは難しいので、書いたところで誰にも読んでもらえない…という悲しい事態になるというわけですね。
そうやって、キーワードリストをつくる

今回は「ティッシュの専門ブログ」をイメージしてキーワードリストを作ってみました。スプレッドシートで公開していますので、よろしければ実際のリストもご覧ください。
キーワードリストを見る(グーグルスプレッドシートで開きます)
途中で飽きた少々つかれたので「ティッシュ」からはじまるワードだけ用意しましたが、本当であれば、さまざまな切り口からニーズを探ります。
カテゴリはだいたい3つか4つくらいまでに絞って考えるとわかりやすいかなと思います。当ブログでいえば、「webライターになる」「webライティングを学ぶ」「ブログを始める」といったカテゴリのことです。
キーワードについての考え方としては、「最終的に取りたいキーワード」と「実際に書くキーワード」を分けて考えるのはセオリーです。ブログのテーマの軸がぶれないための一つのコツですね。
最終的に取りたいキーワードには、さきほどの話もでてきた「ビッグワード」を設定しておくのが基本。ティッシュ関連のキーワードで記事を書きまくり、さまざまなキーワードで検索順位上位を取っていき、そのうち狙ったビッグワードでも上位表示される、という仕組みです。
と、こんな感じで定期的にキーワードを調査して、まとめてキーワードリストを作っておくとスムーズです。
定期的にキーワードリストを見直しながら運営していけると良いですね。
ブログをネタ切れさせずに書き続けるコツ

キーワードの探し方はわかりましたね。
でも、それを実際に書き続けられるか?と聞かれると…話はまた違ってくるかもしれません。
ネタ切れさせないというのはもちろんですが、”書き続ける”ということに関しても対策しておかなければ、残念ながらモチベーションが続かないこともあるかもしれません。
というわけで、ここでは「書き続ける」ためのコツを解説します。
そもそも好きなネタが含まれるブログテーマを選ぶ
そもそもの話ですが、キーワードから逆算していくらニーズがありそうなテーマであっても、興味がなければ続きません。
これが仕事なら、興味がなくても書かなければならないシーンはあるかもしれませんが、ブログなら話は違います。基本的には、「自分が好き or 得意なテーマ」で書きましょう。
好きなテーマのほうがパッションをこめた文章が書けますし、自分なりの見解も語れます。結果的に良いことずくめですので、基本的には「好きなテーマ」を選ぶのが続けるコツです。
目標を決める
ただ書き続けるだけでなく、目標を決めましょう。
1か月後に「1000PVを目指す」とか、1か月後に「100円だけでも発生させる」とか。細かい目標に向けて書くことで、人間はモチベーションを維持できます。
僕がブログを始めた動機は「ブログで実績つくってwebマーケティング業界に転職する」という少々特殊なものでしたが、その甲斐あってか、じっさいに転職したあともずっと書き続けられています。
ブログを書いてwebマーケティング業界に転職した体験談を見る
あとは「1年たつまでに、ブログで月5万円は稼げるようになりたいな」と思っていましたが、それは8か月くらいで達成できました。
収益をあげるコツみたいなことがわかってくると、どんどん楽しくなってきます。最初の「誰にも見てもらえない」というツラい期間を、いかに乗り越えられるかが勝負ですね。
どうしてもキツいなら、テーマを変えるのもアリ
個人ブログならではですが、最初にきめたテーマでずっと書き続ける必要もありません。
実はこのブログも、「写真ブログ→仕事の話→北海道の話→見事な雑記ブログへ→webライターの話」と、なかなか適当な遍歴をたどっています。
というわけで、割とそんな感じでも運営していけるのが個人ブログの良いところです。企業のメディアだとこうはいきませんので、ブログの特権ですね。
日々、インプット(ネタ)を増やす
当然ですが、「ブログのネタ(キーワード)」が設定できても、実際に書けるスキルがなければ書き続けられません。
そのテーマに関する知識をつねにインプットしていくことが必要なので、日々アンテナを張っておくのもブログを続けるコツですね。
本とかオーディオブックでインプットしまくるのもおすすめです。
https://tklandphoto.com/kindleunlimited/

わからないなら、調べながら書く
「そのキーワードの記事をどうしても書きたいけどわからない」という状況なら、調べながら書くのも一つの手です。
情報ソースを明記しながら、調べたことをかき、「自分なりの見解」も入れたうえで記事にすれば、十分にオリジナリティのある記事になることも多いでしょう。
とはいえ、あくまで「読者のニーズが満たせているか」ということが大切です。実際の記事の書き方は下記の「webライティングについて解説した記事」でまとめていますので、ぜひご覧ください。

ブログがネタ切れしない方法まとめ
ブログの記事は、検索キーワードから逆算すればネタ切れしない、というお話でした。
個人ブログでも、企業メディアでも、アプローチはまったく同じです。とにかく「読者のニーズをどれだけ満たせるか?」という一点が基本。
ぜひこの記事で解説したようにキーワードリストを管理しつつ、楽しいブログライフを送っていって下さい。
では。
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- お店で毎日消耗しながら働いて、いつか転職しようとは思うけれど踏ん切りがつかない27歳のアパレル店長
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