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どうも、たくろーです。
僕はブラック企業とホワイト企業の両方に勤めた経験があります。
今回は「ブラック企業とホワイト企業の違い」というテーマで、根本的に何がどう違うのか、というところをお話したいと思います。
やっぱり目立つのは「勤務時間」とか「休みのなさ」とかだと思うんですけど、個人的には「仕事の裁量」の部分がとても大きいように感じました。
そんな感じで、ブラック企業とホワイト企業の違いを具体的に解説していきたいと思います。
僕が考えるに、ブラック企業とホワイト企業の違いの本質は「余裕があるかないか」というところにあるように思います。
それは資金的にもそうですし、上層部の人間性的にもそうです。
ブラック企業だと「とにかく社員を思い通りに動かしたい」という目的で「謎ルールで縛る」って手段をとります。
能力が高い社員がどうとか、成長してもらおうとかそういうことじゃなくて、とにかく「辞めさせないように管理して、思い通りに働かせよう」というところを重視したルール作りになるんですよね。
これはひとえに「余裕がないから」です。
反対にホワイト企業の場合は「優秀な人に能力を発揮してもらおう」という目的でルールを設計して運営している傾向にあります。
意味のわからない「縛る」ルールではなく「裁量を持たせて、成果を出してもらおう」というところを重視したルール作りです。余裕があるからできることですね。
具体的にどんなところが違ったのか、というのを次の章からお伝えしていきますね。
それでは、具体的な「ブラック企業とホワイト企業の違い」を7個に分けてお伝えしていきます。
基本的に実体験をベースにしているので、全員に当てはまるものではないかもしれませんが、一つの事例としてご覧ください。
勤務時間はそもそも法律である程度決められてますので、本来なら違いが出ることはありません。
ただ僕が働いていたブラックなアパレル企業は、そもそも定時という概念がなく「無限」でした。
シフト制でしたが「1日8時間」とか「月間180時間まで」みたいな明確なルールは周知されていなくて「勤務時間なんて気にせず、とにかくパワープレイでシフトを埋める」みたいな社畜環境が整えられていたんですよね。
だから人によっては普通に1日13時間くらい働いたり、月に200時間も250時間も働くことになったり、3ヶ月休みなしで働くことになったりして「断れない人を限界まで酷使する」という体制でした。
実際に働く時間も違いますが、その勤務時間に対する「ルールとか制度」の考え方が、ブラックとホワイトで全く違いましたね。
僕がいたブラック企業は、とにかく従業員を使い倒そうとして「従業員は定額使い放題」みたいな環境になっていました。
仕事はあるだけ無限に詰め込むし、休みなんてあってないようなもんです。
ただホワイト企業だと「仕事さえやってりゃ有給とかもいつでもとっていいよ」みたいな感じです。(ホワイトというより、それが普通か)
そもそもシフトワークの職場がキツいってことでもあるかもですが、会社の風潮的に「休まず働きましょう」なのか「休みましょう」なのかというのは、ブラックとホワイトを区分する一つの目安かなと思います。
ブラック企業は「責任(役職)」だけが与えられて、ホワイト企業は「裁量」が与えられるっていう傾向があるように思っています。
ブラック企業の場合、
みたいな感じで謎に役職と責任だけ与えられるんですけど、結局何をするにも上司の許可を取る必要があったりして、仕事めっちゃやりづらいことが多いんですよね。
反面ホワイト企業だと「裁量」が与えられます。
みたいな感じですね。
この方が明らかに仕事やりやすいですし、成長にも繋がります。
でもブラック企業は「自由にさせる余裕がない」という理由から、なかなか部下に自由に仕事をさせる文化が根付かないと。
ブラック企業で消耗するのは、この「裁量の与え方」の違いが大きいのかなと思っています。
ブラック企業は、とにかく会社の仕事や福利厚生に魅力がないから「社員同士の絆」を作って辞めさせないように仕向けます。
ブラック企業ほど休みの日にバーベキューをしたり、謎に社員全員でウォーキングするみたいな習慣があったりするのはそのせいです。
仮想の「団結力」みたいなのを作っとかないと、社員がいつ辞めるか不安で仕方ないんですよね。
その点ホワイト企業は福利厚生とか仕事内容に魅力があるし、そもそも「働きたい」って思って働いてる人も多いので、そんなことに気を使う必要がありません。
そんなわけで、ブラック企業は社員同士の距離感がおかしいことが多いという話です。
ブラック企業は、とにかく根性論で「目標値は高ければ高い方が褒められる(評価される)」という風潮にあります。
だからまともな人間は辞めていって、結果的に「会社の言いなりになる人」だけが残って消耗させられてしまいます。
その点ホワイト企業だと、逆に「現実的」な目標値に向かって行かないと評価されませんので、論理的に考える癖がつくと。
そういう意味では「無理なものは無理」と言える環境が、ホワイトの条件なのかなとも思います。
やっぱりブラック企業ほど謎ルールがあります。
例えば「新人は始業の30分前に来て掃除するものだ」みたいな謎ルールとか、よく聞きますよね。
でもホワイト企業だと、普通に掃除業者を雇ったりします。そうじゃなくても、ちゃんとルールを決めて業務中に掃除をする時間が設けられていたりします。
そうじゃないと効率悪いし、そもそも「新人が掃除する」っていう文化にあんまり意味がないからですね。
さらに問題なのが、だいたいのブラック企業は「その文化がおかしいということに、お偉いさんが誰も気づいてない」ってことです。
今どき古くて謎の文化を引きずっている会社は、ブラック感強いですね。
ブラック企業に毒されていると「毎日毎日こんな仕事で、この先ちゃんと生活していけるんだろうか」とマイナスな方向で悩みます。
でもホワイト企業で働いていると「もっと理想の生活を実現するために、これから何をしていこうかな」と、発想がプラスの方向で悩むようになったように感じます。
ブラック企業にいると周りの上司とか同僚とかに「なんとなく人生諦めてる人」が多いので、どんどん卑屈な考えになっていくんですよね。
今の生活だけじゃなく、将来的な意味でも、ブラックとホワイトは全然違うように感じています。
実際に働いてみると、ブラック企業とホワイト企業は驚くほど違います。
働きやすさも、プライベートの充実度も、なにもかもです。
「もっとやりたいことやろう」が現実的な選択肢になったのは、ホワイトな会社で働き始めたからですね。
もしブラックで働いてるなら、早めに転職した方が良いですよ。
では。
いまの仕事と報酬、
バランス取れていますか?
たとえ最初は理想の職場だと思っていた環境でも、数年単位で勤めていると、少しずつ不満を感じてきます。
その原因は、仕事内容と報酬額のバランスによるもの。「これだけ仕事ができるようになったんだから、もっと給料が上がってもいいよなあ」という気持ちや理屈は、なかなか会社へ伝わりません。
努力で身につけたスキルは安売りせずに、定期的に自身のいるステージの見直しをおこなっていきましょう。
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