どうも、たくろーです。
「転職したいけれど、ブラック企業にあたったらイヤだな……」
「求人を眺めても、結局どの会社がブラックで、どれがホワイトなのかわからん」
と悩んでいるあなたへ、ブラック企業の見分け方をお伝えします。
僕は過去にアパレル業界でエリアマネージャーとか人事の仕事をしていたのですが、そこがいわゆるブラック企業でした。
休みは年に100回も無いし、その休みすら潰れるし、ナチュラルに1日12時間くらい働くし、残業代は出ないし……。
というのは置いておいて、ここで重要なのは「僕がそんな会社で実際に求人を作っていた」ということ。
つまりブラック企業で求人を作る側の視点がわかっていますので、求人を眺めたら「あ、この会社上手く隠してるけどブラックだろうな」なんてことがわかるようになりました。
というわけで、そんな経験や知識をもとに「求人からわかる、ブラック企業の見分け方」をお伝えしていきますね。
そもそもブラック企業って?

ブラック企業とは、長時間労働が常習化していたり、若者が使い潰されたり、パワハラが横行していたり……という、労働法や民法にガッツリと違反している会社のこと。
例えば、
という方にとっては、とにかく休みが少なかったり残業が多いと「ブラック企業」になります。
反対に、
という人にとって、毎日終電で帰ることになっても月に100万円かせげる職場は天国ですよね。
こんな感じで、働く目的や好みによっても「ブラック企業」の基準は変わってきます。
しかし少なくとも「自分の望んでいる働き方じゃない」という場合、その会社で働き続ける必要がないことだけは確かです。
もっと「自分にとってホワイトな会社」を探して、望む働き方を目指していきましょう。
ブラック企業を見分ける前に、自分が仕事に求めてるものを見極めよう
次の章ではブラック企業の見分け方をお伝えしていきますが、いざ求人を探す前に「自分にとってどんな職場が天国なのか?」という条件を明確にしておくとスムーズです。
例えば僕の場合は、
- 残業無しで年休120日は欲しい
- 副業で稼ぐから、給料はそこそこでいい
- webライティングのスキルを活かせる職場が良い
こんな感じの条件で探したところ、ちょうど良い感じの会社と出会えました。
これが例えば
って条件で探し始めてしまうと、もうどの会社もブラックに見えてきます。
自分が妥協できるポイントが「給料」なのか「休み」なのか「仕事内容」なのか、そのあたりを現実的な面で明確に線引きしておくのが、自分にとってのホワイト企業を探す根本的なコツですね。
ちなみに求人ではなく「入社してから気づくブラック企業の特徴」に関しては、下記の記事でも紹介しています。

ブラック企業の見分け方。ヤバい求人は5つのポイントで見極めよう

それでは「こんな条件の求人だけは避けておこう」という、ブラック企業の見分け方をお伝えしていきます。
前章でもお伝えしましたが、休日の少なさや残業時間の多さなんてことは好みによります。
今どき労働法に違反した条件なんて掲載できませんので、そこは自分の好みに応じて判断しましょう。
でも「嘘をついていそう」な求人とか「言葉たくみに、とにかく奴隷を集めようとしている」みたいな求人だけは、どんな人でも避けた方が良いはずです。
あくまで自分にとってホワイトな会社を探すために「最低限こういうところはチェックしておこう」というブラック企業の見分け方をお伝えしていきますね。
1. 「給与額の幅が広すぎる求人」は、望む人物像がはっきりしてない
給与額が「200,000円」とか明確に書いてあって、それが低いだけの会社はまだマシです。イヤなら避けられますからね。
タチが悪いのは、ひとつの職種で募集してるにも関わらず「180,000円~350,000円」みたいに給与の幅が広すぎる求人。
これは「どのくらいの年齢のどんなスキルを持った人が欲しい」という人物像がはっきりしていない求人です。
そもそも受かる率も低ければ、受かってもどうせ下限の給与になるのがオチです。
ちなみに「試用期間中は時給で働いてもらって、試用期間がおわるまでに能力を見たうえで、この給与幅のなかで査定します。」みたいなシステムを導入してる会社に多いのが、この求人タイプ。
結局どうあがいても下限に近い給与査定になるものの「もう2か月くらい働いてるし、すぐに辞めるのも微妙だな……」っていう状況に追い込むやり口ですね。
これ、僕が前にいたブラック企業で採用されていたシステムです。
こんな地獄のようなシステムになってる会社だけは避けましょう。良いことありません。
2. 「残業”なし”にしている会社」は、シンプルに嘘つきかも
だいたいどんな会社でも、残業10時間程度はあるものです。どれだけホワイトな会社で、基本的に残業をする文化がなかったとしても、少しくらいはあるんですよ。
それが0ってことは「従業員が残業している時間を把握すらしていない」あるいは「なかったことにしている」と、なかなかファジーな管理をしている会社の可能性があります。
ほんっとうに残業0の会社もありますが、まあマレですね。
残業0って書いてある求人を見たときに、そのまま受け取って「すごい!残業0なんて天国じゃん!」と思って入ると……だいたい後悔します。
他の条件が良くてどうしてもその会社に入りたいなら、少なくとも面接で確認した方が良いですね。
本当に残業0なら、聞かれてもなんとも思わないので失礼になんて当たりません。
でも面接官が言葉を濁したり、嫌な顔をしたり、急に饒舌に喋り始めたりしたらアウトです。その実態はサービス残業が蔓延してるだけの、嘘つきブラック企業ですね。
3. 「一つの求人で多数の職種を募集する会社」には、お金がない
一つの求人でめっちゃいろんな職種を募集している会社を見かけますが、これも一定の割合でブラックですね。
求人サイトに広告を載せるときは「1記事につき1ヵ月20万円」みたいな感じの契約になるのですが、そこで「同じお金払うなら、もったいないから一杯載せよう」みたいに考える会社が、わけわかんない求人を出してしまいます。
とはいえ総合職募集のかたわらで地域限定社員を募集するとか、その程度なら全然OKです。
でも「ウェブデザイナー、ウェブマーケター、エンジニア、・・・」と思いつく限りの職種をとりあえず載せてるような企業はブラック度高いですね。
例えば、本当は客先に常駐させるエンジニアが欲しいのに、集まらないからとりあえずいろんな職種を書いて、面接のなかで「欲しい職種に誘導して採用」しようとする可能性もあります。
というわけで、そんな本質とズレた求人を出してしまう会社はブラック度高いので避けた方が無難ですね。
実際に働いたときにも、いろいろズレたこと言ってくる可能性があります。
4. 「聞いたことないカッコイイ職種」は、だいたい不人気職を言い換えただけ
人気がない職種は、カッコイイ名前に言い換えて募集する企業がとても多いのです。
例えば「セールスアドバイザー」とか「セールスアソシエイト」とか「コーディネーター」とかカッコイイ名前の職種が書いてあっても、それはただの「販売職」ですね。
残念ながらそれ以上でもそれ以下でもないし、もしかすると社内でそんな風に呼ばれることすらなくて「求人を作った人事が勝手に書いただけ」の可能性すらあります。
もちろんその仕事を目指してたなら良いのですが……それは給料を上げるでも待遇を上げるでもなく、とりあえずライバル企業よりも目を惹く職種名にして安く使える人を集めようとしている会社です。
それが良いか悪いかという話ではありませんが、そういう思考で求人を作ってる会社ということだけは事実ですね。
まあ、ブラック感あります。
5. 「抽象的な言葉しか書かれていない会社」にはアピールポイントがない
働く人にとっての「具体的なメリット」がわからない求人はブラック感ありますね。
従業員の待遇を整備する余力のない会社は、とにかく抽象的な言葉を重ねてイメージアップを図りつつ、人を集めるしかないのです。
「夢を叶えられる会社です」「あなたの”やりたいこと”が見つかる会社です」「私たちと一緒に、地域のお客様を笑顔にしませんか?」
みたいなことしか書けないんですよね。
反対に、福利厚生を良くしたり、ユニークな評価制度を作ったり、報奨金制度を用意したりと、現実的な部分でアピールできる会社は「働く人にとっての具体的なメリット」が書けます。
というわけで、謎に良い感じのコピーは書かれているのに給料が低いとか、待遇が悪いとか、そんな会社には騙されてはいけません。
お金を従業員に還元するつもりはなくて(あるいは余力が無くて)、甘い言葉で誘っているだけの会社です。
感情に訴えるしかない変な求人には引っかからないようにしたいですね。
「隠れブラック企業」の求人を見分ける3つのポイント

ブラック企業の求人の見分け方をお伝えしてきましたが、さらに慎重に選びたいという方に「隠れブラック企業の見分け方」をお伝えしていきます。
基本的には前の章の情報だけでも十分に選べると思いますが、なかには巧妙にブラック感を隠している会社もあるんですよね。
でも、数字はなかなか嘘をつけません。
ぶっちゃけ嘘ついてもわからないんですが「さすがに具体的な数字で嘘をつくのはキツイな……」という良心の残っている求人担当は多いのです。
そんな求人を見分けるポイントは3項目。
- 育休・産休の取得人数
- みなし残業時間
- 残業の備考欄
このあたりをチェックして、仕上げにしましょう。
育休・産休の取得人数
会社が福利厚生制度を充実させようとしたときに、まっさきに手を付け始めるのが「育休・産休」の制度です。
独自の福利厚生とはちがって雇用保険が補填してくれますので、会社に掛かるのは手続きが面倒だったり、余分に人を採用しないといけないという一時的なコストだけだからですね。
逆に言えば、こんな制度すらまともに機能していない会社はマズいです。
求人にはほぼ必ず「育休・産休の前年度の取得実績」を書く欄がありますので、ここが空白だったり全然取得した形跡がない会社はグレーですね。
さすがにウソついて書くわけにはいきませんので、誤魔化される心配もほぼない項目です。
みなし残業時間
一見まともな給料の額の会社だったとしても、そこに「みなし残業」がついていたら要注意です。

例えば上記のとある求人では、年収300万~の条件に「50時間分のみなし残業」が含まれていました。となってくると、実質的な給与は年収200万~250万くらいの会社と同じ条件になりますかね。
もちろん「いくら残業しても給料さえ貰えればいい」って人なら良いのですが、飛びつくと後悔するかもしれない典型的な例です。
一概には言えませんが、さすがに「みなし残業50時間」はブラックですね。僕なら絶対に選びません。
残業の備考欄

上記の備考欄をご覧ください。空白ですね。
これ、サービス残業が横行している会社である可能性があります。
普通の会社なら、例えば「みなし残業」の記載があったり「規定に応じて支給」のような記載があったりするので「空白」はめちゃくちゃ怪しいですよね。
なんでそんなこと言うのかといえば、僕も何度かこんな求人を作った経験があるからです。
みたいなノリです。いくら取り繕っても、こういう細かいところに怪しさは出ちゃいますね。
ブラック企業を「面接」で見分ける3つのポイント

次に、ブラック企業の「面接」における見分け方をお伝えします。
求人段階で「ちょっと怪しいかも?」と思いつつも、やはり人は期待してしまうものです。
「せっかく見つけたんだし、きっとまともな会社なはずだ」と思い込んでしまいがちですが、面接でも疑い深くチェックしてみて下さい。
質問の内容があまりに機械的かつどうでもいい
ブラック企業の場合、人員の層が薄いことから面接担当のレベルも低い可能性があります。
面接担当が面接に慣れていないと「面接すること自体が目的」になってしまうケースがあり、ただ面接表の質問を読み上げるだけで終わってしまうことも多々あります。
そんな風に社員教育が行き届いてない時点で、ブラック感あります。
「面接の内容薄いな……」と感じたら、要注意です。
労働条件について質問したときに、はっきり答えない
ブラック企業は、労働条件について質問されたときに回答を濁さざるを得ません。
僕が以前にいたアパレル企業は「残業代?何それ出るわけないじゃん」みたいな会社だったのですが、面接で残業について聞かれたときが一番困りました。
「残業代が出る or 出ない」の話ですら濁してくるなら、かなり要注意ですね。
その場で採用の雰囲気を出しつつ、給与額を明言しない
ブラック企業ほど人が足りていないので、その場で採用を出しがちです。
しかしそのくせ「給与額」については明言できません。面接担当にそこまでの権限がない場合がほとんどだからです。
その場で採用出すなら出すで給与額とか詳細条件まで言ってくれる会社なら、まだマシですね。
ブラック企業の求人は上手く見分けて、良い会社選びを
ブラック企業の求人は、上手く取り繕っていたとしても怪しげな箇所がかならず見つかります。
面接も同様で、なんとなくイヤな予感がしたら多分当たってますので、そんな会社は積極的に避けていきましょう。
とはいえもちろんカンペキな求人はありませんので、あくまで「自分にとってのホワイト企業」を選べると良いですね。
場合によっては転職エージェントとかも利用しながら、ぜひ理想の会社選びを成功させてください。


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