普段webディレクターなんて仕事をしていますので、それなりにSEOには敏感です。仕事だけでなく、自宅でも毎日自分の運営サイトの検索順位を眺めているのですが、思ったことがあります。
「自分の運営してるサイト、googleからはろくに評価されてないのに、なぜかbingの検索順位めっちゃ良い。」
もちろんgoogleとbingでは検索順位の付け方(評価軸)が違うから起こり得る話ではあるものの、あまりに差があるではないか。これはどういうことか?と思ったことから、当サイトの実例をもとにして「googleとbingにおける検索アルゴリズム(検索順位)の違いの考察結果」についてメモしたいと思います。
結論として、両者のアルゴリズムに「検索意図の読み方の違い」は存分にあるとしたうえで、現状のbingではオーソリティやドメインパワーはあまり重視されておらず、「あくまで検索キーワードに対する回答の明確性・正確性」を評価している可能性がある。という一つの考察結果に落ち着きました。新規サイト立ち上げ時の、一つの勝ち筋かもしれません。
前提知識:検索エンジンのシェアと、検索アルゴリズムの違いについて
現在、日本の検索エンジンのシェアは上の画像の通り。「google」「yahoo!」「bing」の3種類と言って良いでしょう。さらに言えば、bingなんて5%足らず。ほぼgoogleとyahooの寡占状態です。
また、yahooの検索エンジンはgoogleのアルゴリズムを利用しているため、ページやサイトが評価される基準に関しては、実質googleとbingの2種類のアルゴリズムのみとも言えます。
弱小である当サイトのbingの流入シェアは10%くらい
また、自分が運営しているサイト全体のオーガニックサーチの流入元のシェアは、だいたい以下の通り。
- google(65%)
- yahoo(25%)
- bing(10%)
googleの評価が弱っちい分、相対的にbingが頑張っています。bingは「Microsoft Edge」の標準検索エンジンになっていますので、ブラウザにこだわりの無い方がWindows10のPCを入手したときに使い続けている、というニーズが一つ考えられます。
googleとbingではページを評価する基準が違う
上の検索順位のデータは、自分が運営している数サイトの検索順位のデータの一部。bingの順位でソートしているのですが、「さすがにgoogleと差がありすぎでは?」と感じました。
bingでは80個以上のキーワードで8位以内を取っていますが、それらのキーワードのgoogle平均掲載順位を調べたところ、16.65位。そもそも順位がついていないページも複数あるので、実質もっと下がります。
ちなみに、Google Search Consoleのコミュニティでも同じような議題の質問が上がっているため、似たような環境にある人は自分だけではない、と考えました。
全く同じワードで検索しても表題の通り、Bingで検索すると1位ですがGOOGLEで検索すると151位、何故ですか???おなじ検索エンジンでこれほど差が出るのは何故でしょうか?
当記事の結論は、この質問に対する、ある意味での具体的な解になるように思います。
- この差はどういうこと?
- ここから考えられる、bingの可能性とは?
この辺りを考察していきます。
考察:googleとbingの検索順位の付き方、及び評価アルゴリズムの違い

googleの評価アルゴリズムは、どんどんビジネスドメインを重視するようになってきている、という情報はよく目にするところ。現実的な検索結果をみても、その通りだと感じます。
簡単に言えば、googleでは何かしらの公式サイトや、権威性があり被リンクの多いサイトのページが検索順位上位に表示されがちということ。つまりどこの馬の骨が書いているのかわからない当ブログのようなサイトがどんどん評価されにくくなってきていているので、「ブログはオワコン。」なんて言われています。
しかしbingはどうか?と見たところ、どうやらその傾向は薄いよう。純粋にページ単位のコンテンツの質を重視しているのでは?という一つの仮説を立てました。
仮説.bingは検索KWに対して”より直接的に”答えているページを評価しているのでは?

「額縁構図」というKWを検索した結果が、上の画像です。(ちなみにこれは「写真の中に枠をいれると良い感じになるよ」、という撮影テクニックの話題です。)
ちなみにこのKWにおける当サイトの記事は、googleだと評価外。bingだと2位です。
さて、どちらの検索エンジンでも1位にランクインしているのは「額縁構図」についてだけを詳しく解説しているページ。googleで2位(bingで3位)の記事は、フォトグラファーマッチングサイト(ビジネスドメイン)が16種類の構図を解説している記事。ちなみにgoogleは、そのあとも複数の構図のまとめ記事やインスタのハッシュタグ(#額縁構図)など、検索KWに対する回答というよりもサイト評価の高さを重視して上位表示している傾向が見えます。また、どちらかというと「テクニック」というよりも「とは?」の質問だと判断しているようにも感じました。
対してbingでは、2位に当サイトの額縁構図にだけ言及した記事がランクインし、そのあとも「額縁構図で撮るテクニック」のHOW TO動画などが上位に来ています。
ここからわかることは二つ。一つは「額縁構図」という検索KWをgoogleは「WHAT(とは)」、bingは「HOW TO(やり方)」を質問している、と捉えているという違い。もう一つは、bingは弱小サイトが先週投稿した記事であろうが、KWに対する答えになっていれば上位にランクインさせることがある、という事実です。
事実.当サイトにおいて、googleで検索上位の記事のほとんどは、bingでも上位に位置している
一つの事実として、当サイトの記事でgoogle検索の順位が上位の記事は、そのほとんどがbingでも上位に位置していることが挙げられます。上の画像はgoogle順位でソートした結果ですが、さきほどのbing順位でソートした結果と大きく違う事がわかるでしょう。
bingで検索上位の記事も、googleでは圏外だったり評価が上がり切っていないものが多い現状です。
結論.bingはgoogleと違い、ページ内容をそのまま評価して順位を付けている可能性がある。
これらの仮説と事実から、「googleとbingのコンテンツの質自体の評価基準はさほど変わらない可能性がある。googleは、そのうえでサイト自体の専門性や信頼性を重視する傾向が見える。しかしbingはページに書いてある内容をそのまま評価している傾向が見える」という一つの結論が考えられます。
この結論から、「bingで評価されている記事は、そのうちgoogleでも評価され始めるのでは?」と考察しました。
一つの顕著な事例として、こんなデータもあります。

これは「ライトルームを使って、写真を海外風にレタッチするには?」というマニアックな話題の記事の順位の付き方です。bingには即評価されて1位を取っており、googleはあとから少しずつ評価されてきて、最終的に1位に落ち着いたような順位変化の履歴がわかります。
つまり、bing独自の対策をする必要はない。あくまで指標の一つとして利用すると有益
このことから、今では自分のサイトを運営する上で、bingを「コンテンツの方向性チェック」に使ったりしています。googleの検索順位を上げるために記事を作り込み、その結果としてgoogleで順位が上がればベスト。そうでなくとも、bingの検索順位が上がっていれば一旦ok。としてモチベーションを保っています。
サイトのパワーが全くないうちは、bingの検索順位とわずかな流入を心の支えにできる、ということですね。
サイトが育ってくればbingを気にする必要はなくなってくると思いますが、少なくともサイト運営開始から1年目くらいまでは、bingの順位をチェックすることが、コンテンツの質のチェックとモチベーション維持の面で一定の効果を望める可能性がある、と言えます。
bingの検索順位も気にしながら、最終的にgoogleで1位を目指したい
というわけで、bingからの検索流入自体は多くないものの、たまに気にすることで違うベクトルの有用性がある、ということがわかりました。あくまで一つの仮説ですが、当サイトの実際のデータを元にしているため、的外れでもないはずです。
実はbingにもgoogleのサーチコンソールのようなウェブマスターツールがあり、クエリやアクセスのデータを確認できます。そこからわかることもあるでしょう。
世のSEO対策はgoogleの情報ばかりですが、サイトが育たないうちはbingの検索順位にも注目することでモチベーションを保てるかもしれません。
さらに、もしも個人サイトを運営していて普段検索順位チェックをしていない方は、自分も使っているGRCが安くてオススメ。月額1万円~なんて高性能なツールが多い中、年間たったの4,500円で、500キーワードまでの順位を追えます。この記事で何度かお出しした検索順位の画像も、すべてGRC
のもの。
本格的に分析しながらサイト運営するには少々機能に物足りなさを感じますが、個人で使うには十分です。(会社ではGyro-nを使っていて、そちらの方が圧倒的に多機能で便利ではあります。が、個人で使うにはちょっと高いかな…という価格です。)
では、楽しいサイト運営を。
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