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アパレルのバイトや仕事が初めての人は、レジがかなり不安なはず。アパレル業界の数多のブランドや施設で、販売員、店長、エリアマネージャーとして勤務した事のある僕が、「アパレルのレジ応対の基本」をまとめました。
大規模なファストファッションのお店には完璧なマニュアルが用意されているため、ここでは一般的な小規模のアパレル店舗のレジ応対を想定してお伝えします。ぜひ参考にして下さい。
アパレルにおけるレジ応対は、とても大切。お客様からの最後の印象を決めるのは「レジ応対」と「お見送り」だと言っても過言ではありません。接客がどれだけ上手くいっても、レジで失敗したり、失礼なことをすると一気にクレームに繋がります。
というわけで、「アパレルでは、レジ応対はとても大切な仕事だ」ということは念頭において臨みましょう。
[ptimeline ] [ti label=”STEP1″ title=”点数確認”]購入する商品の点数を確認します。
「合計〇点お預かりいたします。ありがとうございます。」[/ti] [ti label=”STEP2″ title=”商品確認”]全ての商品のサイズと色を確認します。
「パンツはブラックのM、シャツはネイビーのLサイズでお間違いございませんか?」[/ti] [ti label=”STEP3″ title=”金額計算”]合計の金額を確認して、お客様に提示します。
「合計〇点で、お会計〇〇円でございます」
計算方法は電卓なのか、レジにバーコードを読み込むのか、お店によって違います。[/ti] [ti label=”STEP4″ title=”会計”]提示した商品代を頂きます。現金の場合は必ずお客様の目の前で数えて、過不足が合った場合にトラブルが無いようにしましょう。
「ありがとうございます。〇円お預かりいたします。」
クレジットカードの場合は、支払い方法を確認する必要があります。
「お支払い方法はいかがなさいますか?」
[/ti] [ti label=”STEP5″ title=”お包み”]お会計が終われば、商品をお包みします。
「お包み致しますので、少々お待ちくださいませ」[/ti]
[ti label=”STEP6″ title=”お見送り”]お店によりますが、小規模なお店程出口までお見送りするケースが多いです。
「ありがとうございます。お出口までお持ち致します。」
出口についたら、取っ手を両手でもってお渡しします。
「ありがとうございます。またぜひお待ちしております」[/ti][/ptimeline]
細かい言葉遣いは会社やブランドの空気感に合わせてください。
クレジットカードの会計の場合、裏面に署名がなければ使えません。これは必ずチェックする必要があります。
以前僕が某アウトレット施設で勤務していた際に、明らかに性別の違う名前のクレジットカードを出してきた人がいました。「ご本人様ですか?」と聞くと、「旦那の物」だと言います。クレジットカードはとにかく本人でなければ使わせてはいけませんので、断ったことがあります。(これはカードの規約で決まってきます。)その人は最終的に「現金を降ろしてくる」といって、出て行ったまま帰ってきませんでした。
あとから判明したことですが、それは盗んだカードだったらしく、別のお店がトラブルに巻き込まれていました。施設でそういったトラブルが起きると防犯カメラなどの人相が回ってきて注意喚起されるのですが、それを見ると明らかにその人物と一致。
こんなこともあるので、カードの署名については絶対にチェックすべきです。同性だったらどちらにせよ判断できませんが、少なくとも必ずチェックして、違和感を感じたら断る対応を取らなければ、トラブルに巻き込まれることは少なくありません。
実は百貨店は少し特殊。実際に買い物をしたことがあればわかると思いますが、店員がそそくさとどこかにお金をもっていって会計するシーンを目にしたことがあるはずです。(百貨店によりますが)
百貨店でも店舗によってはお店にレジが設置されていますが、小規模の店舗は「集合レジ」というところに持って行き、レジ係の人にレジを打ってもらうというフローを取るケースがほとんど。その詳しい内容について解説しておきます。
例えば大丸松坂屋。アパレルフロアだと大抵の場合、共同のレジが用意されています。そこには百貨店の社員(派遣かバイトかわかりませんが)が座っていて、自分の代わりにレジを打ってくれます。
つまりお店でお客様から現金なりカードなりを預かり、その会計内容を記入したメモと共にスタッフが共同レジに持って行き、会計をしてもらい、店に戻ってお釣りやカードを返す、という面倒な流れを取ることになります。
この「レジ係」が少々やっかいで、ガチガチのルール通りにしかやってくれない事が多く、例えば少しでも会計メモに記入漏れがあったらダメだったり、どうでも良いことにこだわって時間がかかることも多々。慣れるまでは少し大変です。
レジ係の人からすると自分がフレキシブルな対応をしたことで何かミスが起きてしまえば大変なので、当然の対応ではあります。なので何とも言えないのですが…僕は個人的に、そんな風に融通がきかない百貨店が苦手でした。
こんなケースもあるので、万が一「急に百貨店の店舗にヘルプに行くことになった!」となった場合も、心の準備だけはしておきましょう。
しかし集合レジがある場合、お釣りの金額間違い、カード決済の金額の間違いなどは自分に責任がありませんので、その点では楽です。
自分でレジをするお店の場合、万が一違算(レジのお金が合わないこと)が起こると大変。いつ、なぜ違算がおきたのか追及して、解決した上で始末書を書くのが通例です。閉店後に判明したなんてときは悲惨。終電との戦いになることもあります。
というわけで融通は利かない分、ある意味では百貨店側が責任を持ってくれて楽だとも言えます。
その百貨店やフロアによっては、「お客様に自分でレジに持って行ってもらう」というタイプの場合もあります。要するに、スーパーマーケットみたいなスタイルです。
これは一番楽で、特になにもすることはありません。こんなお店だとラッキーですね。
アパレルのレジ応対において、専門用語がいろいろと存在します。それを思いつく限りまとめておきたいと思います。
お金を置くトレイのことです。アパレルでもコンビニでも、スーパーでも使います。
レジの中に入っているお金のこと。お釣りとして用意したお金と、お客様から商品代としてもらったお金の合計です。
営業時間内に、レジ金の金額が合っているか確認する作業です。合わなかったら大変。
レジ点検をしたときに、レジ金が合わない事を「違算を出す」と言います。違算が出た場合、原因追及して、解決して、始末書を書く必要がある場合がほとんど。
ちなみに昔は違算が出た場合は「店のスタッフで折半してレジにお金を入れる」なんてことをしていた時代もありますが、これ完全に違法です。もしそんなことを強要されたら、さらに上の上司に相談するなりしつつ、解決しないならそんなブラック企業すぐさま転職しましょう。弁護士や労働基準監督署に相談することもオススメです。
小銭に両替した場合、50枚1セットになって出てきます。例えば「100円の棒金」と言えば、100円が50枚セットになった5,000円の束のことを指します。
ビニールにしっかりと包まれて束になっているので、レジの端や机にガンガン当てて割ります。そのときに勢いが良すぎると棒金が爆発し、小銭がちらばって1枚2枚足りなくなって違算を出してしまうことも。これは1,2年働けば誰もが一度は経験するはずです。
様々な商業施設、ブランドで採用されている、クレジット決済端末です。「インフォックス」と読みます。
その日の営業が終了する(閉店する)際、レジを締めるときにする作業です。その日の売れたものと売上内容が合っているか確認しつつ、違算が出ていないかチェックして売上を確定します。
いろいろと書いてきましたが、アパレルのレジは決して難しいことではありません。でも気を抜くと金額を間違えたり、へんなことでクレームになったりします。
とはいえ、どんなミスをしても大抵はなんとかなります。もし1万円くらい違算を出したところで、別に死ぬわけじゃありません。ミス自体がどうというよりも、「そのときにどう対応するか?」ということが大切。
というわけで、まずは慎重に、間違えたら対応をしっかりと。
アパレルのレジ、頑張ってください。
いまの仕事と報酬、
バランス取れていますか?
たとえ最初は理想の職場だと思っていた環境でも、数年単位で勤めていると、少しずつ不満を感じてきます。
その原因は、仕事内容と報酬額のバランスによるもの。「これだけ仕事ができるようになったんだから、もっと給料が上がってもいいよなあ」という気持ちや理屈は、なかなか会社へ伝わりません。
努力で身につけたスキルは安売りせずに、定期的に自身のいるステージの見直しをおこなっていきましょう。
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