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どうも、たくろーです。
当記事では「体調不良で欠勤してそのまま退職」という辞め方の有効性とコツについて解説します。
「結果的にそうなってしまった」というケースが多いと思いますが、これは意外とよくある辞め方の一つです。
以前僕がいたアパレル業界でも、今いるIT業界でも、この辞め方をする人を何人も見てきました。(なお正社員、パート関係なく存在します)
引き止めにも合いにくく、後腐れもなく、なかなか有効な辞め方の一つだと考えていますので、今回はそんな意外とアリな辞め方について解説していきます。
「体調不良で欠勤してそのまま退職」という流れは、大体の場合において許されます。
経験則から言えば、普通に退職する人よりも心配され、さらには惜しまれつつ辞めることになるケースも多いので、むしろかなり有効だと考えます。
普通に退職するとなると、やはり基本的には「引き止め」が目的の話し合いの場が持たれて、引き継ぎがどうとか、辞める時期がどうとか、色々と面倒な手続きを進めることになります。
しかし体調不良で欠勤してそのまま退職する場合は、そういった面倒事をスキップしつつも、しかも「無責任だ」なんて思われずに辞められるケースがほとんど。
結果的にそうなってしまった人はもちろん、あえて狙うのも有効な辞め方の一つです。
とはいえ体調不良で欠勤してそのまま退職できるとなると「なんで許されるの?」と疑問が残りますよね。
ここでは「会社側の都合」が色々と絡んできますので、経験則をもとに整理して簡単に解説しておきます。
会社側としては「仕事でメンタルを病んだ社員」を出したくありません。
コトが大きくなって賠償責任なんてことになってくると、それが特に株主がいるような会社だと大打撃なんですよね。
というわけで「ちょっと体調不良で欠勤します」という申し出は、基本的に会社側として拒否できませんし、飲まざるを得ません。
(もし無理矢理働かせて悪化したなんてことになったら、どえらいことになりますからね)
よって、まず「体調不良で欠勤」は問題なく通るのです。
体調不良で休んでなんとなく1週間、2週間と休職期間が伸びてくると「ああ、多分このまま辞めるんだろうな」と会社側は察します。
そもそも休んでいる間に仕事の配分などもあらかた見直して、その人がいなくても回るようにしちゃうんですね。
よって「別にいなくても回るよね」という体制が出来上がれば、ある意味では世知辛いのですが、もはや「休んでる人はいてもいなくてもどっちでもいい」という状況になります。
そうなると、そのまま自然と問題なく退職できるというわけです。
なお実際に退職する場合には、お互いの合意があれば即日辞めても問題ありません。
基本的には「退職日の2週間以上前の申し入れ」がルールにはなっていますが、お互いの話し合いでオッケーが出ればいつでも辞められるんですよね。
よって、体調不良が長引いていて「このままナアナアで在籍してもお互いあまり良くないよね」という状況になれば、自然と退職する流れになるというわけです。
なお、その「お互いの合意」を交渉で即日もぎ取ってくれるのが「退職代行」というサービスですので、面倒であれば退職代行を使って辞めてしまうのも一つの手段です。
おすすめは「退職代行SARABA」ですね。
体調不良で欠勤してそのまま退職する場合、焦りは禁物です。
気持ちは「退職する」方向で固めていて良いのですが、会社側には「続けたい」という姿勢を見せつつ、段々とフェードアウトしていくのが基本。
実際の流れをステップ・バイ・ステップでご紹介していきます。
これは必須ではありませんが、確実性がます手段として「診断書」の取得をおすすめします。
僕がこれまでに接してきた「体調不良で欠勤してそのまま退職」を実現した方は、大体皆さんメンタル系の病の診断書を取得している方がほとんどでした。
「最近寝れなくて、なんか仕事のストレスでちょっと頭がふらふらして……」と心療内科で相談したら、大体は「ちょっと休みましょうか」となりますので、一度気楽に病院に相談してみることをおすすめします。
診断書をもらうなり、自己申告をするなりして、まずは「体調不良でちょっと会社に行けそうにない。しばらく休みたい」という旨で上長に相談します。
いきなり辞めると言い出すと少々事が大きくなるので、ここでは「仕事はしたいけれど、どうしても体調がついていかない」というスタンスで話をすることが大切です。
経験則から言って、そう言われると会社としては応じざるを得ません。
(上司の立場になると、ここで無理に働かせて本格的な病気に進行する可能性を考えると、そんな責任取りたくありませんからね)
休職制度があれば申請しても良いですし、なければまずは数日程度の休暇を申請して獲得しましょう。
そうすれば、もうクリアは目前です。
まずは申請した期間を休みつつ、その延長線上で「まだどうしても無理そうだ」ということで休む期間を伸ばしていき、最終的に「やはり回復に専念したいから退職しようと思います」と言って退職に進みましょう。
なんだかんだと有給も消化しつつ、なんとなくフェードアウトして波風たたずに辞められるはずです。
もうここまでくれば、それが嘘か本当かなんて本人にしかわかりませんし、正直誰も文句も言えません。
なお「社会保険給付金サポート」にお願いすると、場合により退職後の給付金を20ヶ月ほど受け取れるようにしてもらえる可能性があります。合わせて相談してみるのもおすすめです。
最後に、あくまで「会社側」の経験則からではありますが、体調不良で欠勤してそのまま退職する際の注意点をお伝えしておきます。
休んでいる期間、例えば外で飲み歩いている姿を社員に見られるのは心象的に良くありません。
大人しく休むか、会社関係の知り合いと合わない場所で遊ぶか、その辺りは重々注意しましょう。
もちろん本当に体調不良なら、療養して下さい。
休んでいる期間、上司からお伺いのメールなどがきた場合は、誠実に対応することをおすすめします。
あくまで「本当は行きたいんです」という空気を出しておいた方がスムーズに事が進みますので、変に連絡をスルーして心象を悪くすることにメリットはありません。
「体調がなかなか良くならない」「申し訳ない」という形で伝えておきましょう。
もちろん、休んでいる期間に転職活動を進めてしまっても良いと思います。
例えばスキルアップのために勉強をしたり、副業感覚でクラウドソーシングサービスなどで仕事を受けたりしつつ、次の仕事の準備をするのも良いですね。
本当に体調不良なら難しいかもしれませんが、ただただ休んでいるだけだとむしろ不安になって本当に体調が悪くなってしまう可能性も考えられます。
何かしら「自分が前に進んでいる感」は確保しておくと、メンタルも落ち込まずに済むと思いますよ。
本当に体調不良になった方はもちろん「ちょっと辞めにくいんだよな」と考えている方にも、この辞め方はなかなかアリです。
あまり誰も困らず退職まで進めますので、ぜひ検討してみて下さい。
なお、細かいことを考えずに今すぐ辞めたいなら退職代行がおすすめです。下記の記事もご覧ください。