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アパレル販売の仕事とは?元エリアマネージャーが超わかりやすく解説!

アパレル販売の仕事とは?元エリアマネージャーが超わかりやすく解説!

これからアルバイト先や就職先を探そうとしている方へ、アパレル販売の仕事とは何なのか、どのようなメリットがある仕事なのかを解説します。

アパレル販売の仕事の本質を一言で説明すると、お客様の悩みを解決する仕事です。

生きていく上で大切なことを学べる仕事ですから、興味がある方はぜひチャレンジして下さい。

アパレル販売の仕事とは

アパレル販売の仕事とは

「アパレル販売」とは、服屋さんを運営する仕事のことです。

アパレル販売の仕事の本質的な部分は、「お客様の悩みを解決する為に必要な商品を買って頂く」ことです。その為の細かい仕事があったり、組織があったりします。

それでは、具体的な内容を見ていきましょう。

アパレル販売員の仕事内容

一般的なアパレル販売員が日常的に行っている仕事を一覧にしました。

接客販売お客様とお話して、悩みを解決して買ってもらいます。
レジ応対会計をして、商品を包んで、場合によりギフトラッピングもします
店舗清掃朝や夜だけでなく、場合により日中にも定期的に清掃します
在庫管理商品がどこに何点あるかわかりやすく管理します
商品知識の習得商品や流行、ファッションについての知識を習得します
金銭管理レジの中のお金を管理します
売上管理売上の目標や実績、差額など数値を管理します
後輩指導後輩やアルバイトスタッフに接客を教えることもあります
電話対応問い合わせの電話などにも対応します
検品商品が入荷した際は、全てチェックします
配送お客様の購入商品や、他店に送る商品の処理をします
クレーム対応クレームがあった場合、解決します

代表的な仕事は上記の通り。

「このスカートかわいいですよね~」と言っているだけの仕事のイメージをお持ちの方もいらっしゃったかもしれませんが、様々な仕事があります。

アパレル販売員の待遇・働き方

アパレル販売員の待遇や働き方は、以下のような内容です。

だいたいの給与幅最低賃金~月給30万円程度
働き方シフト制
男女比女性が多い

お給料は会社やジャンルによって非常にマチマチですが、一般的な「販売員」だと月給30万円程度で打ち止めのことが多いです。

働き方はシフト制で、土日祝はお客さんが多く、休みにくい職種です。全体的な休みが少な目の業界ですが、大きい会社であるほど休みが多い傾向にあります。

交代で連休も取れるシステムの会社もあるので、そういった福利厚生の会社を選ぶと幸せですね。

圧倒的に女性の多い業界ではありますが、男性も一定数いますし、重宝されます。

アパレル販売の仕事のメリット・デメリット

アパレル販売の仕事のメリット・デメリット

アパレル販売の仕事をする上でのメリット・デメリットを5つずつお伝えします。

メリット
  • 肝が据わる
  • 分析能力が身に着く
  • 商売の基本がわかる
  • 平日休みでお出かけが快適
  • 見た目を若く保ちやすい
デメリット
  • 人間の嫌な部分を知る
  • どこまでも手を抜ける
  • 一生同じ仕事かも
  • 土日休みにくい
  • 給料が低い

【メリット1】肝が据わる

日々さまざまなお客様が来店しますので、中にはヤバい人もいます。ヤバさにもいろんなジャンルがあります。

私が担当していた店舗であった事例では、スタッフに対して「ニヤニヤしてるのが気持ち悪い」という理由でクレームを入れてきた人もいました。シンプルに帰れば良いですよね。

商品にキズがあったとか、包み方が雑だったとか、明らかにスタッフや会社がミスした案件は別ですが、ただただ機嫌悪くて当たるような人もいます。

ただ、そういったヤバい人も最初はめっちゃ嫌なんですが、正直慣れてきてどうでも良くなってくるので、肝が据わります

【メリット2】分析能力が身に着く

売上目標があるため、日々何が売れた、売れない、そういった事と戦っています。

本気で取り組めば、どこにどう置けば売れるようになるとか、何曜日はこういった商品が売れる傾向にあるとか、分析する能力がどこまでも伸びます。

これはこの先のどんな仕事にも役立ちます。

【メリット3】商売の基本がわかる

世の中の仕事は、全て売る側と買う側がいます。誰かの悩みを解決して対価をもらうのが仕事の本質だと思いますが、その基本をリアルな現場で実感できます。

特にアパレル店舗はめっちゃ接客するタイプの店が多いので、特に「自分の力で物を売る」という実感も得られますし、大変さとか、楽しさもわかります。

ちなみに私は人と話すのが面倒なので最後まで接客するのは嫌いでしたが、そんな人間でもエリアマネージャーくらいまでならなれます。好き嫌いは関係ない。

【メリット4】平日休みでお出かけが快適

これはかなりのメリットだったなと感じています。買い物にいくのも旅行に行くのも、基本的には平日なのでめっちゃ空いててラッキーです。

【メリット5】見た目を若く保ちやすい

絶対とは言えないので断言していないのですが、業界には見た目を若く保てている人がとても多いです。鏡に囲まれていて自然と引き締まるのか、常に人と話すから顔周りの筋肉が鍛えられているのか、立ち仕事だからボディバランスが良いのか。わかりませんが、この傾向はあります。

【デメリット1】人間の嫌な部分を知る

メリット1のように「肝が据わる」のは良いのですが、本当に嫌な人とでも関わらなければならないので、人間の醜さを知るタイミングがあります。

どうしても特別扱いされないと気が済まない人とか、とにかく店員に対してマウント取れないと気が済まない人とか。そういう人に限ってろくに買わないんですけどね。

といった、やはり不特定多数の嫌な人間と関わる可能性がある仕事です。

【デメリット2】どこまでも手を抜ける

この仕事、手を抜こうと思えば正直どこまでも手を抜けます。

今時ノルマなんて課してたら会社としてアウトですし、売れても売れなくても評価が上下するだけでそこまで物理的に実害がないです。

そして、同業なら転職しようと思えばいくらでもできるので、適当に働いて1年ごとくらいに点々としてるような人も見かけます。

知らず知らずにそんな悲しい人生を歩んでしまう可能性がある事がデメリットです。

【デメリット3】一生同じ仕事かも

販売員としてずっと生きていく場合、一生同じ仕事です。

毎日接客をして、日々の売り上げを追いかけていく人生です。

とはいえ、キャリアアップしようと思えば、店長くらいまでなら誰でもなれると思います。本当に務まるかどうかは別として、店長として働くだけなら基本的にどんな人にでもできます。

そして、人手不足なので残念な人が店長の場合も多く、そのような店に配属された人が接客の仕事を嫌いになって辞めていきます。

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【デメリット4】土日祝は休みにくい

商売の都合上、土日祝に休みをとりにくいです。

冠婚葬祭の場合は事前に伝えておけばまだ理解を得られますが、頻繁にライブに行きたいとか、盆に実家に帰るとか、そういったサイクルで生活したい方には不向きです。

平日休みのメリットもありますが、デメリットもありますね。

【デメリット5】給料が低い

アパレル業界全体として、給料の水準は低いです。

理由は利益率の低さ。

物を作る、置いておく、運ぶ、店を用意する、運ぶ、全部お金がかかります。お店を運営する以上、ぜったいに固定の人件費や家賃もかかります。そして商品の価格にも限界があります。

残念ながら、今後劇的に上がることもないでしょう。

アパレル販売員の仕事に向いている人

アパレル販売員の仕事に向いている人

これまで接したアパレル業界の人を見て、「あ、この人めっちゃアパレルの人っぽい」と思った人の特徴を書いておきます。

  • 空気が読める
  • 物おじしない
  • おじさん受けが良い
  • 物事を論理的に考えられる
  • 大抵のことを笑って忘れられる

空気が読める

空気読めれば簡単に商品が売れますし、顧客もつき、出世もできます。

空気が読めるということは、相手の気持ちがわかるという事ですから、先回りしてお客様がしてほしい事をしてあげれば良いだけです。

空気が読める人にとって、アパレル販売の仕事はイージーモードです。

物おじしない

アパレル販売の仕事では、様々なお客様と初対面から打ち解ける必要があります。

そのため、やはり物おじしない人が強いです。

また、アパレル業界には、ちょっと色黒くて髪の毛ピシっとしててピタピタのスーツを着たうさんくさい男の人が多い(#偏見がひどい)のですが、そんな人にも物おじせず話せた方が、アパレル業界で生き抜きやすいです。

おじさん受けが良い

なんだかんだ言って、高い物を買ってくれるのはオジサンです。

例えばハイブランドなら、水商売の女の子をつれてきてプレゼントしてるオジサンも沢山います。高いレザージャケットを買ってくれるのもオジサンです。オジサンはお金をもっているので、受けがよければそれだけ有利です。

さらに、アパレルはなんだかんだ古い業界なので、上層部はオジサンが多いです。

というわけで、おじさん受けが良い方がアパレル業界では強いです。

物事を論理的に考えられる

女社会なので、物事を論理的に考えて解決できる能力を持った人がいないと店が崩壊します。

仕事ができるとか売れるとか関係なく、きちんと筋道立てて物事を説明出来たり、数値を根拠に説明するクセのある人は強いです。

大抵のことを笑って忘れられる

あまり細かく物事を考えない人が強いです。

半面、アパレル販売の仕事は物事を引きずる人には難しいかもしれません。

日常的に変なお客さんとエンカウントするリスクはありますし、店内でスタッフ同士のケンカが勃発する可能性もあります。ミスしたら店長にもお客さんにも怒られます。

「嫌な事があってもべつに死ぬわけじゃねーし」と思って笑って忘れられる人が向いています。

実際、大抵の事は後から考えるとどうでもいいことだったりします。アパレル販売の仕事で、自分の人生を揺るがすほどのミスや問題なんて起こりません。ご心配なく。

アパレル販売の仕事への転職の仕方

アパレル販売の仕事に転職する場合、いくらでも求人が出ています。

現状、かなりイージーモードだと言えます。

大抵の転職サイトでは、「サービス」や「小売」といった大ジャンルの中に、「ファッション販売」や「アパレル」などの項目があります。

基本的にはそこから自分にあった求人を探せばOKです。

一応、正社員、アルバイト、派遣に分けて、おすすめの求人サイトをご紹介しておきます。

正社員

正社員ならリクルートエージェントに相談すればオススメの求人を教えてもらえます。

  • 3分で登録できる
  • あなたに担当が付く
  • 完全に無料
  • 企業に条件交渉してくれる

あなたの経歴や希望にあった求人を持ってきてもらえるので、自分ひとりで探すより効率的です。業界最大手なので、求人数も一番多いです。基本的にはここから探せば安心。

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派遣

アパレル販売の仕事なら、派遣もオススメです。普通に働くよりも断然給料が高いので、正直アルバイトで働くのがアホらしくなります。

私がエリアマネージャーや人事の仕事をしていた際、未経験でも関係なく採用していました。未経験でも余裕で働けます。

地域にもよりますが、時給も1,300円くらいは貰えるはずなので、アルバイトよりも断然いいですよね。

派遣企業は沢山ありますが、アパレル専門の「アパレル派遣ナビ」がおすすめ。

早速応募しても良いですし、まずは登録するだけでも、あなたの働けそうな仕事が出てくれば教えてくれます。

アパレルの派遣なんて本当にバンバン仕事きますので、非常におすすめ。ちなみに、学生でもOKな職場も沢山あります。

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アルバイト

アルバイトなら、どこにいっても仕事内容は正直そこまで変わりません。

お給料の面で基本的には派遣をお勧めしますが、「まずはバイトから初めてキャリアアップで正社員を目指したい」という方はアルバイトでもOK。(出世する気が無いなら圧倒的に派遣の方が給料が高いのでおすすめです)

あとは扶養内でゆるく働きたい方も、アルバイトの求人サイトで探すのが良いですね。

アルバイトで探すなら、大手のタウンワークの求人が多くてオススメ。

人事部で勤務していた際も、タウンワークにはよく広告を出していました。

企業側が広告を出す際、タウンワークは広告費が割とリーズナブルで求人を出しやすいという背景もあり、求人数が非常に多いです。家の近くで探したい場合なども、まずはタウンワークからがおすすめ。

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アパレル販売の仕事に関するQ&A

アパレル販売の仕事に関するQ&A

働いていた時に部下から多かった質問や、自分が感じた疑問などをまとめました。

Q.どうすれば接客が上手になりますか?

A.売ろうとしない事だと思います。あくまで悩みを解決する事が仕事で、その過程で物を買って頂きます。この本質が理解できていないと、顧客もつかないので厳しいです。

Q.どうすれば給料が上がりますか?

A.業界的に厳しいです。基本的にはキャリアアップするしかないので、上司の喜ぶ仕事を先回りして行っていくのが良いと思います。少しニュアンスは違いますが、下記の記事に出世について記載しています。参考にして下さい。

<関連記事>出世に関して

サラリーマンの出世に意味がないと言う人は多分出世した事がない件上司にめっちゃゴマすって出世するようなクソみたいな生き方するぐらいなら他の事に時間を費やした方が良いですが、普通に仕事をしていて出世する分には基本的にメリットがあります。出世は割と意味があるという話。...

Q.アパレル販売員の転職先はどんなものがありますか?

A.基本的には販売系の仕事に転職するしかない場合が多いです。私は自分で勉強して全然違う業界に行きました。最低限店長くらいまで上がっていれば割とつぶしは効きそうです。

Q.どんな事を勉強すれば良いですか?

A.どうすれば相手が嫌な気持ちにならないか、勉強すれば良いと思います。販売員はどこまでいっても「お客様の悩みを聞いて、それを解決する為に必要なものを買って頂く」のが仕事なのですが、そもそも店員に対して警戒心のあるお客様が多い時代ですので、入り口を広げる事が大切だと思います。

まとめ

アパレル販売の仕事についてでした。

個人的には接客は大嫌いだったのですが、ある意味世の中を学べたとも考えています。

あと、とりあえず店長くらいまでなら誰でもなれそうですので、ゆるく出世してマネジメント経験を付けたい人にも良いかもしれません。

では。

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北海道が好きすぎて関西→札幌移住。 企業メディアのディレクターとか、カメラマンみたいなことをしています。北海道生活で感じたことなどをいろいろとお伝えしています。