NIKKOR 50mmF/1.4S スナップに最高なオールドレンズ

レビュー記事

オールドレンズと聞くと「ちょっと敷居が高そう」とか「難しそう」「付け方が分からない」などいろいろな意見があると思うのですが、どうやら半分正解で半分誤解のようです。

ちゃんと選べば手軽に使える!」という事がわかりました。

今回ご紹介するAi NIKKOR 50mm F/1.4Sというレンズは、なんと今でも現役で定価販売されているオールドレンズ。今でも販売されているって安心ですよね。30年以上人気のレンズをレビューします。

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最近のお気に入りです。

D750
D750

とりあえず良い感じに撮れる。

Ai NIKKOR 50mm F/1.4Sの紹介

今回入手したAi NIKKOR 50mm F/1.4Sは、NIKONの出している単焦点レンズです。

オールドレンズを使う際はマウントが違う場合が多くて、アダプターを使ってレンズとカメラを繋ぐケースが多いのですが、これはNIKONのFマウント対応カメラであればそのまま付けられます

というわけでD750ユーザーにもおすすめなわけです。これはお手軽で良いですよね。そんなレンズをご紹介していきます。

Ai NIKKOR 50mm F/1.4Sの特徴

焦点距離 50mm
レンズ構成 6群7枚
最短撮影距離 0.45m
絞り羽根枚数 7枚
最大絞り f/1.4
最小絞り f/16
マニュアルフォーカスのみ

2019年時点で定価55,000円です。私は中古で8000円で買いました。めちゃくちゃ安かった理由は、「後ろ玉にキズアリ」だったから。中古レンズ屋さんで購入したのですが、そのキズの影響も含めてお伝えできればと思います。

オールドレンズの取り扱い方

私もそうなのですが、最近のレンズしか使ったことがなかったので少し戸惑いがありました。

  1. カメラへのレンズ登録が必要な場合がある
  2. マニュアルフォーカスしかない
  3. 絞りはレンズをカチカチして変更する

この3点で戸惑いましたので、あくまでNikonD750にAi NIKKOR 50mm F/1.4Sを付ける場合の話ですが、ご説明しておきます。

カメラへのレンズ登録が必要な場合がある

普段カメラで撮ってるのに、スマホのカメラだとピントを外します。撮り方教えて下さい。

というわけで少し見づらいですが、画面を見てみてください。

「F/0ってなによ…」

と、最初レンズを付けたとき壊れてるんじゃないかと思って焦りました。

ご安心下さい。これはカメラがレンズを認識していないだけで、設定すればきちんと表示されるようになります

設定の仕方はカメラによるのですが、D750を例にあげてご説明すると、

  1. メニュー画面をひらく
  2. セットアップメニューをひらく
  3. レンズ情報手動設定をひらく
  4. 焦点距離と開放F値を入力する

これだけでした。今回の場合は、焦点距離は50mm、開放F値は1.4です。そうすると、きちんとF値が表示されるようになりました。

なるほど。というわけで、オールドレンズを装着してF0になった方は、多分壊れてないので安心して設定してください

マニュアルフォーカスしかない

これ、デメリットでありメリットなのですが、しばらく使っているとこれまで使っていたレンズのオートフォーカスを信用しなくなります

どういう事かというと、これまで私は基本的にオートフォーカスのレンズでオート任せにしていたのですが、「あれ、これマニュアルで合わせた方がちゃんとピントあってるのでは?」と疑う事が増えました。

もしかすると、うちのカメラが少しおかしいのかもしれませんが、どのカメラでもシチュエーションにより多少ズレる事はあるのかもしれません。マニュアルで微調整するとより良い感じに撮れる事が出てきました。

というわけで、どうやらマニュアルフォーカスのレンズの取り扱いも身につけておいて損はなさそうです。

絞りはレンズをカチカチして変更する

F値変更するのって、普通のレンズで最近のデジカメならカメラ本体のダイヤルを回して設定しますよね。

このレンズはそれができないので、レンズについているリングを手動で回して設定します。

オールドレンズを使うときっと開放で撮りたくなるので、あまり頻繁には回さないと思います。というわけで、たまーに絞ろうと思ったときに本体のダイヤルカチカチして「あれ?絞り変わらない」となったりします。

難しい事ではないのですが、一応ここの操作性が違いますよというポイントです。

中古で買ったレンズの後ろ玉の傷の話

わかりますか?けっこう派手に傷が入っています。カメラ屋さんにきくと「真っ白なものをとって変な模様とかでてなかったら多分大丈夫」とのことで、お店で試させてもらって問題なかったので購入しました。

キズ有のオールドレンズを買うときは実店舗で試させてもらうのが良いですね。普段ネットでばかり物を買っていたのですが、今更な発見でした。

そして、いろいろ撮影していて気づいたのですが、このレンズで撮ると遠くのライトが変な形に歪みます。

小樽運河の夜の風景を上から見る

左奥のライトもすべて真ん丸のガス灯なのですが、ブーメランみたいな形になっています。
実は開放でしか撮っていなかったので、これが絞ればなおるのか、レンズの特性なのか、後ろ玉のキズの影響なのか、ちょっとわかっていません。

分かる方教えて下さい!

Ai NIKKOR 50mm F/1.4Sの作例

それでは作例をご紹介します。全て開放で撮影。オールドレンズは色の出方やボケに味があると言われていますが、どうなのでしょうか。見てみて下さい。

まずは食べ物。なんだか良い感じに撮れます。

周辺減光がすごいのですが、加工ではなくレンズそのもののポテンシャルなので、わざとらしさがないです。味があるという意味がなんとなくわかります。

色の出方や写り方が、やはり現行の新しいレンズとは違います。ピント?なにそれ?みたいな感じで味のある写真を撮れます。

オールドレンズの特性というよりも開放で撮影したときの特性ですが、イルミネーションの光ボケも楕円形に。これはこれで味があるかな。

少し絞れば丸くなりそうです。でも開放にしてしまう。

提灯もよく撮れます。

色の乗り方的に、夜の雰囲気と相性が良いような気がします。

次はオールドレンズの特性というより明るいレンズの特徴ですが、奥行き感をすごく出せます。

開放で風景を撮ることで、なんでもない前景も良い感じに。これはカモにピントを合わせましたが、前と奥がしっかりとボケています。

Ai NIKKOR 50mm F/1.4Sは今最高に熱い

今(自分の中で)最高に熱いレンズ、Ai NIKKOR 50mm F/1.4Sのご紹介でした。やはりマニュアルフォーカスに面倒くささは感じるのですが、それを差し引いてもすごく良いです。

小三元の標準ズームをメインで使っていたのですが、それと比べてレンズの大きさが全然違うので町中撮影でも使いやすいですし、軽いし、普段はもうAi NIKKOR 50mm F/1.4Sを付けっぱなしにしようかなと思ってきています。

定価だと55,000円。中古だとそれなりの品質なら1万円台で購入できると思いますので、興味ある方は是非探してみて下さい。上にも書きましたが、私はキズありを8000円で入手しています。

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他の焦点距離のオールドレンズも欲しくなる。

D750
D750

これが噂のレンズ沼。ではまたー。


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