【第三回】ISO感度の意味を直感的に分かり易く説明します

D750 初心者向け講座

初心者向け直感撮影講座第三回です。今回は「ISO感度にはどういった意味があるのか」というお話。

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ちょっとなにいってるかわかんない

D750
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下まで読めばなんとなくわかるようになるよ

絞り値やSSがよくわからないという方は、まずは第一回からご覧ください。

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そういえばこの前夜景を撮ったら画質がすごくザラザラになりました

D750
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あ、それもISO感度の設定だね。説明に出てくるよ。

ターゲットは、よくわからずオートで撮影していた昔の私。(オートでも全然良いのですが)
つまり初心者のあなたにもわかりやすいよう、できるだけ理論的な部分は少なく、直感的に理解できるように説明したいと思います。

さて、それではISO感度の説明を始めますね。

カメラの設定の全体像

第一回、第二回目と同じく、まずはカメラの設定の全体像をお伝えしておいた方が良いかと思います。
一回目、二回目と全く同じですから、すでに見た方はこの項目は飛ばして頂いて構いません。

カメラを撮影する際にカチャカチャと設定する項目は大きく3つあります。

絞り値
シャッタースピード
ISO感度

D750
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どこまでいっても基本はこの3つだよ!

この3つ、お互いに深い関係にあって、どれかを変えると他の項目にも影響します。この初心者講座では、まずはこの3つを切り離してご説明して、最後にガッチャンコしたいと考えています。

D750
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じゃあISO感度の説明に入るよ

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先生お願いします!

ISO感度とは

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そもそもカメラによって設定できる幅も違うんですよね

D750
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D750では、100~12800の幅で設定できるよ。ブーストも可能!

設定を変えると、写真の何がどう変わるのか。「写真のクオリティ」の面と、「他の設定との関係」という面、2面からご説明したいと思います。

まずはクオリティ面から。

ISO感度と写真のクオリティ

ISO感度は、仕上がった写真のクオリティと関係しています。簡単に結論から説明します

ISO感度が低いほど、写真にザラつきがなく綺麗に仕上がる。
ISO感度が高いほど、写真にザラつきが出る。

tk
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夜景がザラザラしてたのはこういうことですか?

D750
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そうだね。オートで撮ってるとどうしてもそうなっちゃうことがあるよ。

ISO感度を調整する事は、増幅器を使うようなものです。

と言われてもわからないと思いますので、具体的にどういった違いが出るのか、極端な例が分かり易いので、100と12800を比べてみます。

まずはISO100の写真

つぎにISO12800の写真

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ISO感度100の方、ちょっと手ブレしてませんか?

D750
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それは置いておいて、ザラつき感を見てみて。

拡大して並べて見てみます。

左がISO100、右がISO12800の写真です。

全然綺麗さが違いますよね。

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じゃあ常にISO感度100で撮影すれば良いんじゃないですか?

D750
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そうなんだけどね。次で詳しく説明するよ。

ISO感度と他の設定との関係

クオリティの項目の冒頭で、「ISO感度を調整するのは増幅器を使うようなもの」とお伝えしました。
というのも、ISO感度を上げると「写真データの明るさ」が増幅されます。

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写真をトリミングしたら画質悪くなるようなもんですか?

D750
D750

あー感覚的には似てるかもね

そんなISO感度には、第一回と第二回で学んだ「絞り」「シャッタースピード(SS)」が関係してきます。

実は、絞れば絞るほど写る写真が暗くなります。SSでも同じような事が言えて、SSを短くすればするほど写る写真が暗くなります。

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なんとなく気づいてました

D750
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あんまり詰め込むと難しいから省いてたんだよね

例えば屋内で人物を撮影する場合。なんだか上手く撮れなかったことはありませんか?
第二回の講座でご説明しましたが、手ブレせずに撮影できる目安のSSは「1/焦点距離 秒」程度です。普通の屋内では光量が足りない事が多くて、SSが長くなりすぎる場合があります。特に人物を撮る場合は風景と違って動きますので、ブレブレの写真が量産されます。

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さっきの絵本が手ブレしてたのもそのせいですか?

D750
D750

そうなんだけど、ちゃんと撮った方が良かったよね。

ここで、「ISO感度を上げると写真が明るくなる」事を利用して調整します。
ISO感度を上げて写す写真を無理やり明るくすると、SSを短くしても適正な明るさで写真撮影ができるようになるのですね。

D750
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何かを得るには何かを犠牲にしなければならないんだよね

tk
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急にどうしたんですか

ISO感度の設定の目安

これまでの項目では、

・ISO感度を上げれば上げるほどザラつきが出る
・暗い場面でシャッタースピードを稼ぐにはISO感度を上げるべき

という事がわかりました。
では実際に使える範囲のISO感度はどのくらいなのでしょうか。

tk
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ザラザラになるの嫌なので教えて下さい

D750
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カメラによっても違って、難しいんだよね。

カメラには「高感度耐性」という指標があり、「高感度耐性が高いほどISO感度を上げてもノイズが目立ちにくい」という図式が成り立ちます。これはセンサーサイズによって変わる部分が大きく、「センサーサイズが大きいほど高感度耐性が高い」場合が多いです。

ここでいろいろなカメラを例に出すのもナンセンスですから、なんとなくの目安をお伝えします。最終的には実際にご自身のカメラで試してみるのが良いでしょう。

ISO感度の常用範囲の目安

マイクロフォーサーズ: ISO2000程度まで
APS-C :ISO3200程度まで
フルサイズ: ISO6400程度まで

あくまで私の経験と様々な文献から考えたものです。こちらを目安にいろいろと試してみて頂ければと思います。

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あくまで経験とか人伝いで聞いた情報です

D750
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人によって許容できる範囲も違うし、いろいろ試してみるのがいいね。

最後に、D750の作例を出します。D750はフルサイズ機ですから、高感度耐性が高い機種です。

ISO感度比較用:D750の作例

低いISOだと勿論綺麗ですので、2000から行きます。
こちらがISO2000の作例。

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全然気にならないですね。

次はISO3200。3200の作例があまり見つからず、少しわかりづらいです。

D750
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特にザラザラ感は目立たないね。

そしてこちらがISO6400の星景。

長秒撮影しているのでそのノイズも合わさっていますが、じゅうぶん実用範囲です。

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星は良いですね

D750
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結局、撮りたいイメージ通りの写真を諦めるくらいならISO感度あげちゃった方がいいよ

まとめ

今回は「ISO感度にはどういった意味があるのか」というお話でした。

ISO感度を上げると画質が悪くなるけれど、写真が明るくなります。絞りやSSとうまくバランスを取れるよう練習しましょう。
D750
D750

なんとなくわかった?

tk
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自分が画質を許容できるISO感度を見極めておくのが大切ですね!

自分の写したいイメージに合わせて絞りとシャッタースピードを設定して、最終的にISO感度で調整しましょう。補佐的な位置ですが、ISO感度もとても重要です。自然に設定できるようになると撮影がもっと楽しくなりますよ。

さて、次の第四回目では「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」の具体的な設定手順をご説明して、この講座は一旦終了になります。

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それでは第四回で会いましょう!

D750
D750

またね。

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